ep.63 報われない世、それが人間牧場
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此処は人間牧場。民衆が決して報われない世である。民衆は運が悪い、努力が足りない、仕方がない、と最後は諦めを思考するようにメディアやシステム社会などで調教されている。民衆が独自に何を始めようがメディアは民衆を取り扱うことはない。
起業し売り上げを上げようが民衆上がりの企業には決してスポットをあてない。
民衆あがりがいくら音楽芸術スポーツ学問に長けていようがスポットをあてさせない。あったとしてもローカルな範疇のみ。決して民衆の夢など叶うことない。システム社会の歯車に組み込まれていくだけ。
人間牧場(通貨発行元)は全世界全ての分野に血縁血脈を配置し民衆を欺く。それが此の世界、人間牧場(通貨発行元)のやらせの世界システム。人間牧場(通貨発行元)傘下のメディアがスポットをあてるのは血縁血脈のみである。人間牧場(通貨発行元)のアクターは苗字を変えている為、民衆は血縁血脈とは気づくことはない。
簡単な表現をすれば此の世界、国々、メディアは家族で大衆演劇を行なって民衆を洗脳している舞台のようなものである。そんな事とはつゆ知らず、音楽を生き甲斐にしてきた男たちが大勢いる。
家畜団メンバーの中にもいた。
【頭突彰(づつき•あきら)】51才男性
スキル"得体の知れないリズム感"
【盆皮亨(ぼんかわ•とおる)】53才 男性
スキル"得体の知れないカッティング感"
此の2人である。
彼らは昔、バンドを組み音楽活動をしていた。メディアに映るロックスターに憧れて。彼らと一緒にバンドを組んでいたヴォーカルがいた。それがこの世界のやらせに気づかされた"あいつ"である。
ある時を境に"あいつ"はライブ中のMCて政治的な発言をするようになる。
"もうじき帝国化にされる"、"国政治メディア芸能スポーツ経済全てが一体式のやらせだ"、"騙されな!"
もちろんライブを観ていた客はドン引き。頭突と盆皮は少し困り果てていた。
そして"あいつ"は人間牧場(通貨発行元)の支配までMCで語り出した。曲の歌詞も即興で変えそれらを曲の中で伝え始めてしまう。
しかし2人はこれまでの既成概念を捨て去ることは難しかった。共感することもできない。
"あいつ"は2人に告げた。
「自己満足の為の音楽はマスターベーションだ。もうロックなどやる気になれない。すまん脱退する。」
2人はヴォーカルだった"あいつ"のポジションに別のヴォーカルを加入させロックバンドを継続し活動続けた。
時を経て、2人はバンドライブに向かう為千葉稲毛駅を下車。
ライブハウスに向かう道中、路上でギターを鳴らし叫んでいるのが聴こえた。2人は近寄ってみた。
"通貨発行詐欺をなぜみんな黙っているんだあ!♪"
"あいつ"だ。
2人は心に風穴が開いた。
盆皮「結局、俺らは"あいつ"に比べたらカスよ。」
頭突「そうかもな。うちらはロックというマスターベーションしているだけ。"あいつ"が本当の唯一無二のロックかもな。」
2人は気まずく"あいつ"に声をかけられなかったライブハウスに向かって歩きだす。背後から"あいつ"の叫ぶ声が響く。2人はそれ以来、"あいつ"と会うことはなかった。
それから7年の月日が経ち新宿駅西口駅前広場での牛田数路と中川亮二の路上街宣デモスタンディングの前を頭突と盆皮が通りかかる。
"あいつ"を思い出す2人。
2人はデモスタンディングに参加した。そして家畜団メンバーとなり現在に至る。
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ノスチャイル城 敷地内東側。
盆皮と頭突はコンビネーションで特殊部隊ブラックハットベレー傭兵たちと戦っていた。盆皮はギターを首から下げカッティングでコードを刻み"得体の知れないカッティング感"を掻き鳴らす。
頭突きは"得体の知れないリズム感"で同じく首から下げたドラムスネアを叩きながら盆皮の技に振動を加えるコンビネーション。世界警察軍、特殊部隊ブラックハットベレー傭兵団を次々に倒していく。
盆皮と頭突は思念伝達機で会話をする。
盆皮"あいつが生きてれゃあいつの叫びが本当の武器になるのによ"
頭突"だな。"
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