ep.55 ゲルビイツ財団②
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警備員30名を倒し後階段を使い最上階へ向かう潜入した家畜団メンバーたち。監視カメラが階段にもセットされている。じきに新たな警備員たちがくるだろう。案の定、下の階からかなりの数の警備員が追いかけてきた。
浮狩「先に上がって。ボクが足止めをするから。」
数路「よろしくお願いします。気をつけてください。」
浮狩「塩対応ありがとうございます。塩だけに。」
階段を駆け上がってくる警備員たち。
浮狩「ソルトレインッ!」
浮狩の全身から塩が吹き出し雨のように警備員たちに降り注ぐ。警備員は塩が眼に入り眼をあけてられなくなり全員その場でもがき苦しむ。
警備員「なんなんだこんな塩にやられるとは!?」
浮狩「塩対応ありがとうございます。」
浮狩は警備員たちの足止めに成功した。この警備員たちの背中にも世界警察軍と英語表記で書かれている。世界統一政府創設が始まり世界は変えられていってしまう。浮狩はしょっぱい気持ちになった。
浮狩「"塩だけに。」
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数路と押岡は最上階に到達。財団CEOと入り口に表記している部屋をみつけ、すぐさま入る。
"バンッ"
「イラッシャイマセ。」
机からようこそと言わんばかりの表情を浮かべる男。
ゲルビイツ財団 CEO ゲルビイツ本人。
数路「ゲルビイツ!」
ゲルビイツ「アナタガタダネ、ワレワレヲツケネラウ、ピッグトワ、ダパンプカラレンラクガアリマシタヨ。ブラックハットノビルヲコワシタンデスヨネ。」
数路「ここで殲滅する。」
思念伝達機で家畜団拠点に連絡をいれる。
中上"ゲルビイツの余裕を感じるが気をつけてくれ"
数路"了解"
数路「ブレインクラッシャーズ!」
"スパンッ"
ゲルビイツは手で弾き飛ばした。
押岡もスキル発動。
"思考は停止〜"
が、ゲルビイツには効かない。
ゲルビイツ「タイシタコトアリマセンネ。ワタシガワタシノタメニワタシジシンガジンタイジッケンヲシテカンセイサセタチカラ、ヨクゴランクダサイ。」
ゲルビイツは腕が伸び更に胴体より無数の腕が生え始めた。
押岡「バケモン....」
ゲルビイツの腕が押岡をグルグル巻きにする。そして無数の手には注射器。
"プスッ"
押岡「ひゃああああああああああああああああっ」
押岡は注射器を刺されてしまった。そしてゲルビイツの親指が注射器を押す。ぐったり倒れた押岡。
数路「ヒデくんっ大丈夫かあっ!」
ゲルビイツ「モウテヲクレ。オメエモウッタロカアアアアッ!ゲハハッ」
ゲルビイツの話し方は荒くなり風貌ふくめバケモノとしか言いようがない。
数路「ちきしょう!ブレインクラッシャーズも効かない。バケモノ状態のゲルビイツを異界の地ベルージに転移させてもヌールさんたちに迷惑がかかる。」
絶対絶命な状態。
ゲルビイツ「カンネンシナ。オメエラワジッケンサンプルニナルンダカラナ。ゲハハッ。」
ゲルビイツの首は伸び両腕無数に生えゴムのように伸びている。完全にバケモノである。
「ブレインクラッシャーズ!」
数路は最大限のブレインクラッシャーズを打ち込む。しかし効かない。
次の瞬間、ゲルビイツは数路の体を腕でグルグル巻きにする。そして注射器が数路を狙う。
"プスッ"
数路は注射を打たれ意識がなくなった。
応援に駆けつけた浮狩が部屋に入ってきた。すぐさまスキルを詠唱。
"塩に巣奴!"
浮狩の詠唱"塩'に巣奴"が発射されゲルビイツに直撃。
浮狩「よくも大事な同志をやってくれたなあ!許さん。許さん。"塩"だけにっ!」
ゲルビイツ「ヤバイッ、ヤメロッ!シオニワヨワイノジャ!」
ゲルビイツは自身に投与した遺伝子組み換えにより塩に弱いミミズやナメクジなどの遺伝子も配合していたからだった。
浮狩「ソルトレイイイイイイイイイイイン!」
大量の塩がゲルビイツに降り注ぐ。
"グワワワワワワワワワワワワワッ"
"シュゥゥゥ........"
塩に埋もれたゲルビイツの体が溶け出す。最後はゲルビイツが着ていた衣服だけが残る。周囲は異臭で充満。
浮狩は数路と押岡の様子を駆け寄りみる。すぐに思念伝達機で家畜団拠点へ連絡。
浮狩"至急、救出を頼む!"
中上"了解、すぐ救出に向かう"
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暫くして家畜団5名が救出に来た。
オークに変貌した木乃上が数路と押岡2人を担ぎあげる。
木乃上「逆にオークになったから全然重さを感じない。軽いわ。」
家畜団はゲルビイツ財団から脱出。最後は中上がビルを"支離滅裂"で溶かして消した。
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拠点に戻る家畜団。
中上「浮狩さんの"塩"なくして今回の作戦は成功しなかったですね。感謝ですよ。」
浮狩「"塩対応"ありがとうございます。塩だけに。」
数路と押岡はまだ意識は戻らない。
座間口「2人とも大丈夫でしょうか?」
浮狩「ゲルビイツに何か注射されたからそれが心配だね。」
中上「解毒の薬草があるんで一応水差しで口に入れておきました。」
木乃上「もしかしたらオイラみてえにオークになっちまうんだか。グハハハッ。」
フラグを立ててしまった木乃上であった。
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