ep.46 家畜団、"異界の地"デパルタメントへ④
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浮狩「ヌール長、ボクは浮狩と申します。なぜ我々だけが能力者なんでしょう?」
ヌール「文献には"新人類"を地上牢獄に閉じ込めたあと"新人類"同士で殺し合いになったと記載されている。推測なんだがほぼ一度絶滅したんではないかと思う。しかし生き残る"新人類"もいただろう。その隔世遺伝はまだ地上牢獄に残っていたのではないだろうか。それが貴殿たちなのかもしれない。」
ミール「"得体の知れない力"と文献に書かれていますが家畜団の方々も"得たいの知れない"という言葉を使っているのも何か因果のような気がします。」
数路「あの時は無意識に"得体の知れない"と浮かび上がってきました。」
守田「俺っちもよっ。書道中に"なぜこんなことをやっているのか?"って無意識に感じた瞬間、全身から墨汁が吹き出したよ。そん時、ハッと"得体の知れない"と無意識に呟いたんだ。」
ヌール「やはり隔世遺伝かもしれない。しかしそれは気づける者だけが能力者になるのだろう。ただ家畜団皆さんたちのように全てが道徳心を持っているわけではない。軟禁している大池のように悪態を晒す能力者もいる。」
数路「大池はこちらの方に危害を加えてませんか?彼は見えない斬撃というスキルを持っています。」
ヌール「大丈夫です。思念伝達機を装着させていますから殺意あればすぐ察知できますから。」
数路「安心しました。」
中上「ヌール長、こちらに転移した被害を与えている者たちは責任持って処理します。出動させてください。」
ヌール「彼らは武器を所持している。私らの警備兵はレーザー銃や空圧弾で戦っている。これを使ってください。」
ヌールは家畜団にレーザー銃12丁を差し出した。
数路「ありがとう。ニール長。」
家畜団はデパルタメントへ転移させた軍の殲滅に向かった。
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