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此処は人間牧場  作者: UK4
第三章此の世は地上牢獄
42/87

ep.42 転移実験

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家畜団は中国軍艦を使い日本海経由で函館に到着。ロシア軍の手薄なエリアと中国兵から尋問により聴き出した。ロシア軍の拠点は札幌市。アメリカ日本連合軍はロシアによる北海道•東北進行に対して何ら対抗策なく完全に占領されている状態。










北海道全体にロシア軍50万人の兵が駐屯している。日本人民衆は強制的に北海道、東北地方から追い出されている。










数路は中国軍との戦いによりかなり体力を消耗した為、完全なるデスピアードを使えるまで体力回復が必要な状態。










しかし家畜団は人間牧場(全世界通貨発行元)をいち早く殲滅しなければならない。なぜなら人間牧場(全世界通貨発行元)は第三次世界大戦計画後は世界政府樹立を企てているからだ。










ここは木乃上俊朗きのうえとしろうのスキル"得体の知れない粉物"の"粉々"を最大限に使わなければならない。










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家畜団は作戦会議を行っている。











中上「ロシア軍北海道占拠拠点殲滅作戦だが、今回は木乃上さんの"粉々"で壊滅させたい。」











木乃上「人を粉々をするのは気が引ける。分別してモノだけ粉々にできればいいんだが、それもまだ習得できていない。」










中上「確かに気持ちはわかります。かずみち君が体力的に厳しいから木乃上さん頼みだったが、やはり人を殺めることは罪悪感はつきまとう。ボクも残酷にはなれないしね。作戦を変更しよう。」










数路「僕、体力的には大丈夫ですよ。前回のデスピアードのあとレベルアップした感じがしますし。どこに移転させているかは不安ですが殺していないから罪悪感はないですし、レベルアップしたデスピアードを試してみたいですから。僕やりますよ。」









中上「ありがとう、かずみち君。どちらにせよ皆疲れているし2日休養して作戦決行にしよう。」









中上は連戦続きでメンバーを休ませないといけないと感じた。









中上「具体的な作戦決行は3日後。2日間休みたい人は休む。自由行動としましょう。」









数路「木乃上さん、明日、僕とスキル上達の為の稽古しましょうよ。みんなもよかったら。」








中上「ボクも付き合うよ。」








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翌日数路たちはスキルアップする為に各自訓練をした。








木乃上は視界に映るモノ全てを粉々にしてしまうスキルの詠唱技"粉々"を特定した物体に対して粉々にできるようひたすら訓練。








目の前に木の枝を置き、それだけを粉々にすることだけを繰り返した。









数路は詠唱技デスピアードでモノを特定の場所へ転移できるように訓練。しかしかなり難しい。今現在数道のデスピアードの転移先は不明。場所を念じて転移させればかなりの応用ができるではと考える数路。










機器に長けている浮狩、郷間に協力してもらい発信機を転移させ行き先を確認することにした。










"デスピアード"










"パッ"










発信機は消えた。転移場所を特定する郷間。










郷間「なんかおかしいな。」










浮狩「ですなあ。」










数路「どうしたんですか?」









浮狩「発信機はレーダー上、南極の中央に転移されているんだがそこに発信機がないんだよ。発信機のカメラ映像には砂浜に周りは草木生い茂る場所が写っている。」









数路は映像をみる。










数路「そこに行ってみたいですね。」









浮狩は閃いた。










郷間「やめたほうがいいんじゃないかな。」










数路「行けるとは?」









浮狩「自分自身にデスピアードを打つんだよ。でも戻って来れないかもしれないからやめといた方がいい。」









数路「試してみたい。」










好奇心に駆られる数路。









数路は手のひらを自分自身に向けた。










浮狩「やめなって!」










しかし数路は詠唱してしまう。










"デスピアード"









"パッ"










数路はその場から消えてしまった。浮狩と郷間は慌てる。









浮狩「みんな〜っ!来てくれ〜っ!」










家畜団のメンバーたちが集まってくる。










中上「どうしたんですか?」










浮狩「かず君が自分自身にデスピアードを放ちきえてしまった!」









"ええええええええええっ!?"









驚く家畜団一同。








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転移して砂浜に佇む数路。





"ここが転移先か。"





海の向こうに巨大な氷の壁が見える。陸側にドーム上の建物ならんでいる。木々も生い茂っている。見たこともない文字の看板。携帯電話の写真機能で撮影する。





"どこなんだ、僕たちの住む世界と全く違う感じがする"





空にはドーム状の飛行機が飛び交っている。






足元を見ると浮狩さんの発信機があった。戻れるかわからないが数路は詠唱






「デスピアード」






パッ





次の瞬間、家畜団の元へ転移した。数路がいきなり現れ驚く家畜団メンバーたち。





浮狩「よかったあ。戻ってきて。」





数路は家畜団メンバーに携帯で撮影したこの世界ではありえないドーム状の飛行機や建物や海にそびえ立つ氷の壁など写真を見せた。






家畜団メンバーは言葉を失った。






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数路は自身が転移したことが気がついたことがある。兵士と武器を一緒に転移させたら転生先の住民たちが襲われるかもしれない。兵士だけなら転移させても武器はこちらで破壊処分しなければならい。又、兵士が転移先で集団強盗や住人を殺める可能性がある。今まで100万人以上転移させてしまっている。転移させることは逆によくないのではと感じた。




その旨を数路は家畜団メンバーに伝えた。





中上「かずみち君自身が転移先に行けたことである程度は解釈できたよ。転移させることはやはりよくない。」





浮狩「かず君のスキル技"ブレインクラッシャーズ"は自問自答を促し自ら洗脳から覚めると話していたよね。」





数路「全員が全員、自問自答できるかは難しいと以前わかったんです。」





中上「そうだね。以前話したとおり"気づけぬ者"は自問自答などできないことがわかったしね。だが"ブレインクラッシャーズ"をやらない手はない。」





浮狩「いっそ転移先をみんなで詳しく調べに行くのはどうだろう。ひとまずこちらの人間牧場のつくる戦争は放置して。」






中上「向こうに何かヒントがあるかもしれませんし。こちらも100万人も転移させた責任もありますからね。皆さんでトラックごと転移して行きますか?」





守田「人間牧場倒す手がかりがあるかもしれん。」






数路たち家畜団は異界の地へ転移することにした。




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