ep.29 核から始まる第三次世界大戦計画(後編)
東京上空
新宿駅上空付近から何かが高速で地上に向かっていく。高速だがスローモーションのように感じるように地上へと近づく。
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオォォォォン
次の瞬間新宿を中心に都心全体を爆風により人やビルや家屋全てが吹き消されていく............
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東京、名古屋、大阪、福岡は北朝鮮からの同時核攻撃により甚大なる被害を受けた。日本のMHKの臨時ニュースでは北朝鮮軍から発射されたと報道されている。
そのニュースをアメリカCMMのTVニュースも全世界に向け報道。"核攻撃による全世界が甚大なる被害を受けた模様です。更なる核攻撃に備え皆さんシェルター又は地下施設に避難してください。"
爆心地からかなり離れ被害を免れた民衆たちはパニック状態に陥っていた。
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これが人間牧場(全世界通貨発行元)の各牧場(各国)へ指示して行われた自作自演、所謂"やらせ"の第三次世界大戦計画だとは気づけない大多数の民衆たち。
ロシアや中国、東側のメディア国営放送や中国は西側の悪業と報道され、西側であるアメリカやイギリスの国営放送局は東側の悪業と報道している。
これらは人間牧場(全世界通貨発行元)の分断統治支配という手法である。
第一次世界大戦から今回の第三次世界大戦計画まで全て人間牧場(全世界通貨発行元)が各牧場(国々)の中枢を操作して行われてきたのだ。
各牧場(各国)の国内も与野党政治で分断統治支配による芝居が行われてきた。
それと同時に長きに渡る愚民化政策と洗脳により大多数は国やメディアをまず疑うことすらできない。
自らぶら下がりに向かう"家畜"状態。
"気づけぬ者"はいつまでも"家畜"を選択する。
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核爆発の影響で揺れがまだ続く黒い霧の中。
残すところ牛田数路たちと対峙する敵は表の顔は日本国内最大与党 自由自在党 顧問 裏の顔は人間牧場日本支部"牧師"火葬次郎のみである。
ここまで数路たち路上街宣デモスタンディング参加者は約1900名が惨殺された。火葬側の"ハンター"(SP)約100名は数路たちが全て倒した。
先程の揺れの余韻がまだ残っている。
中上「もしかして今の激しい揺れは黒い霧の外で何かあったのか?」
火葬に問う中上。
火葬「やはり牧場主様の計画は始まったようだのう。東京も核攻撃を受けたということだ。それも牧場主様が表向き推進する"世界統一政府協会"が目指す表向きの世界政府樹立の為よ。第三次世界大戦計画だからしかたがない。実質は"世界人間牧場"だけどなへっへへへ。」
中上「よく笑っていられるもんだな。イカれている。」
浮狩「人の命をなんだと思っているんだ!」
数路「会社の同僚とか知り合いとか友人とか家族、罪のない者を殺したのか!このクソがああ!」
怒りに震える数路。
路上街宣デモスタンディングのメンバーたちも怒りに震える。
火葬「我々に容易く騙され洗脳され餌をやればそれに喰らいつくだけの"豚(民衆)"の命などどうでもよい。"豚(民衆)"の自業自得。抗ってこないんだからねえ。全ては牧場主様の計画によって"豚"は利用され最後は屠殺される運命よ。」
中上「お前もな。使い捨ての売国奴。」
火葬「何が売国奴じゃ。明治からすでに"国"ではなく牧場主様(全世界通貨発行元)の日本と名付けられた単なる人間牧場じゃよ。ヘッヘへへ。」
中上は怒りを抑え精神を集中させる。
火葬「それでは皆屠殺しようかの。万が一、わしが討ち取られたらその時にゃ牧場主様、嫁つがせた娘のことはよろしくお願いします。」
眼を閉じ手を合わせる火葬。死の覚悟か。
"セーリングソウル ヴェオリアード"
火葬の全身からでた巨大な炎が中上たちの方へ発射された。
中上は手のひらを火葬に向けた。
"支離滅裂"
巨大な迫り来る炎を押し消しながら火葬の方へ"支離滅裂"が向かっていく。
火葬の胸元へ到達。
"滅却"
中上が詠唱。
"ドカアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ"
火葬の体が大爆発。
数路「やったああああ!」
数路たちは歓喜する。
中上のスキル"得たいの知れない嫌悪感"はこれまで以上に遥かに研ぎ澄まされていた。初めて爆破させるというスキルが使えた中上。
そして黒い霧が徐々に徐々に、消えていく。
黒い霧は完全に消えた。
そこに広がる広大な荒地に数路たちは呆然とした.....
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