魔法と学園
異世界に飛ばされた俺たちは、魔法学校の教師に出会い、魔法学校に向かいながら話を聞くことにした。
「私はレイル・ハーバス。よろしくねぇ」
「俺はカイウ・ヤエヤマだ。よろしく」
「僕はライキ・カシワギだよ」
こちらの世界では名前と姓の順番が逆だったので、それに習ってみた。
「ところでレイル。あんたは信用できるのか?」
「もちろん。生徒の頼みだったら何でも」
「入学する前に聞きたいんだが、寮はあるのか?」
「あるよ。ほとんどの生徒が寮に入っているよ」
「入学金とかは?」
「必要なし。学食も格安だよ」
ほう、これはなかなかいい条件だな。入学するとして、俺たちの事ばらして魔法のことを聞いておくか?とアイコンタクトをしたところ、同意が得られた。
「それなら入学しよう。ところで、俺たちはこの世界の人間じゃないんだよ」
「やっぱり、ね。いきなり現れるなんておかしいと思ったの」
「だから魔法のことも知らない。教えてくれないか?」
「いいわよ、まずは基本からね、魔法は属性を持つ、7種類と治癒魔法があるわ。属性魔法は火・水・風・地・雷・光・闇に分けられるの。闇と光は使える人は少ないけどね」
「属性って何でも使えるのか?」
「何でも使えるってわけではないわ。魔法は『中心属性』と呼ばれるものがあって、その人によって違うの。使える魔法はその中心属性に左右されるわ。」
「基本的なことはわかった」
「さて、着いたわよ。まずは職員室ね」
レイルについていき、広めの部屋に出た。どうやらここが職員室のようだ。
ここで気になったんだが字は読めるのか?
「じゃあこれに名前を書いて」
手に取った紙は見たこともない文字が書いてあったが、なぜかそれを読むことができた。
「はい、書いたぞ」
「それじゃ寮に―――あ!」
「どうしたの」
「実は寮なんだけど、女子二人と同じ部屋なの」
「そういうことは早く言ってほしい」
「じゃあ私も挨拶するわ」
レイルについて行き、部屋の前で待ってるように指示を受けた。
「はいるわよ」
「どうぞ」
「先生、どうしたんですか?」
「実はこの部屋に新しい人が来るようになってねぇ」
「そうなんだ、別に良いわよ」
「それじゃ、入ってきてぇ」
部屋に入ると、背が高く大人っぽい雰囲気なひとと、内気で優しそうな人がいた。
「持ち帰らせて」
頼貴を見るなり、大人っぽい雰囲気の人が言ってきた。確かに頼貴は幼い顔立ちで可愛い、と表せる。
もう一人は俺を見て頬を赤らめていた。
「それじゃあ、魔法について教えてあげて。よくわからないらしいの。それと、二人ともDクラスよ」
バタンッ!
「私はレミイ・コルドーよ。あなたたちと同じDクラスよ。よろしくね」
と大人っぽい雰囲気の人。
「私はユキ・アーマスです。おなじくDクラスです」
こちらは内気な人。
「俺はカイウ・ヤエヤマだ」
「僕はライキ・カシワギだよ。よろしく」
「それで、魔法のことって何が知りたいの?」
「まったく知らないけど、中心魔法については知っているよ」
「ふうん。それじゃ魔力を測ってみないとね」
「私『魔計石』ありますよ」
「それって?」
「魔力と中心属性が分かる石です」
へえ、便利な物があるんだな。
「それじゃあ、この上に手を載せてください」
「よし、俺が先にやろう」
魔計石の上に手を置いてみる。すると、数字が現れた。
「506747!すごいわね」
「普通はどれぐらいなんだ」
「よくて500程度よ。それに色が点滅しているわ。色が出たらリセットしないと消えないはずなんだけど」
「じゃあ僕も」
続いて頼貴も手を置いてみる。
「507892!こっちも点滅しているわ」
「実際に使ってみたいんだけどいい場所ないかな」
「外に行きましょう。いい場所知ってますよ」
外に出て、魔法を試してみることになった。ワクワクする。