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これからの

作者: タマネギ
掲載日:2023/05/19

それからのことは、

あまり思い出せない。

年が開けて春が過ぎて、

初夏となっても。


ここで手を振ったと、

そのことしか思い出せない。

他にも風景はあったのに。

今日は特にそう。


会議が続いていたけど

終わって、ほっとして、

椅子で目を閉じて、

その時に背中が見えた。


なぜそうなるんだろう。

自分でも不思議なほど

一つの場面を離せずに

しばらく生きている。


そのまま、眠りそうで、

帰ることにした。

帰ってから眠れば、

背中も見えなくなる。


それでいい、それで。

そうしよう、そうしよう。

時の流れの中に、向こうに、

遠ざかるのでしょう。


外に出てみたら雨降り。

傘を取りに戻って、

また外に出て、

駅まで差して歩いた。


半袖ポロシャツが

ちょうどよくなった。

ちょうどいいと感じる、

それは大事に思う。


何を思うにしても、

とんな場面を

離せずにいるにしても、

ちょうどよく。


思い過ぎては辛い。

離しすぎては侘しい、

そう感じる自分は、

悲しい、寂しいのか。


傘はありがたいなぁ。

濡れないで行ける。

気持ちも濡れたくない。

泣かないで行きたい。

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