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転生したらやることなくなってたので自由気ままにチートライフ  作者: 朱染 雷音
〜序章〜 転生とチート
2/13

2. プロローグ -2-

成長率増加を、成長値増加に修正しました。

うーん、知りたくなかった。

って、 

「あれ?ポイントさっきと違くない?

 なんかよくわかんない何かが残りポイント230とか言ってなかった?」

 

「その説明が次だな。

 まずはなんで今のポイントまで減ったかっつーとだな、

 理由は2つだ。

 

 1つ目は、この世界に居るだけでポイントを消費する。

 この世界にお前さんを維持しているだけでも力を使ってんだよ。

 でも俺の力を使うとお前の願いとか叶えられなくなるから、

 お前のポイントを消費してるってー訳だな。

 

 ちなみにこの世界の1分で1ポイント消費だ」


「ふぁっ!?消費でかくねっ?コレまでのやり取りとかもったいなさ過ぎるだろ・・・」


「それはお前が暴走するからだろ。

 俺は知らん」


ですよねー。


「2つ目は、あれだな・・・

 まぁ、俺の力はお前さんへの能力付与だったり、

 願いを叶えたりで使わなきゃならないから、

 基本的に俺の力は普段使えない。

 ここまでは理解してくれるか」


「うんまぁ、そこまではわかったけど・・・

 そんな前置きがあるってことは結構理不尽な理由だったりするわけ?」


「あー、うん。

 実は今のこの会話だけでポイントが1消費されてる」




「・・・えぇー・・・・・」

え、なにそれバカなのしぬの


「え、どーゆーことなの」


「まぁ要するにお前の疑問に対する受け答えで、

 システムが『願いを叶えた』って判断しちゃうんだわー」

 テヘペロッ☆


あ、かわいい。



いやそーじゃなくて。

「え、は?コレまでの会話全部そうなの!?

 ひどすぎない!???」


「いやまぁ、全部って訳じゃないけど、

 お前さんのそーゆー疑問に対する受け答えに関しては減ってるな。

 ちなみにあと218ポイントな」


「な、なんだってー!?

 既に56ポイントも使ってんじゃんアホじゃろ!」


「ま、その大体はお前さんが暴走してたせいだけどな」


「むぅ」

確かに。



「ってわけで、そろそろ祝福に入りたいんだけど」


「おぉ、ついにか!お願いします!」


「じゃあまず、能力の祝福からにしよーか。

 ってその前に、説明しなきゃわかんないよな。

 じゃあまず、全ての能力にはレア度があって、

 レア度は1~5まである。


 んで、アビリティには2種類あって、

 スキルとアビリティに分けられる。

 ここまではいいか?」


「大丈夫だ。問題ない!」


「そっか。

 んじゃ次だ。


 例えば、剣術ってのはスキルで、レベルが存在する。

 逆にアビリティってのは、○○耐性とかだな。

 こっちは所持者のステータスで変動したりする。

 無効系アビリティはまた例外だけどな。


 んで、ポイントと交換する時の注意点がある」


「ふむ、なんでっしゃろ」


「まず簡単なスキルのほうな。

 付与する時にレア度×スキルレベル分のポイントを消費する。

 コレだけだ」

確かに簡単。 


「めんどくせーのがアビリティのほうなんだが、


 ってゆーのも、例えば耐性系のアビリティだと、状態異常系耐性があるんだが、

 全部の状態異常耐性を取得すると、状態異常全耐性ってアビリティに統括されちゃうんだよな。


 このアビリティ自体はレア度5なんだけどな、

 もしこの状態異常全体性ってアビリティをポイントと交換しようとすると、

 このアビリティを覚えるのに必要なアビリティ分のポイントを全部消費することになるんだわ。

 消費ポイントがアビリティで結構変わってくるからめんどくせーんだ」



「あー、なるほど。

 確かにわかる話だな。

 ちなみに状態異常全無効ってスキルの消費ポイントってどのくらい?」


「あー、全耐性が18で全無効が30だな」


「やっぱり結構するなぁ・・・」

うーん、状態異常は命にかかわるからなぁ。

できればとっときたいんだけど・・・

耐性でもいいのかなぁそういえばステータスで変動するって言ってたな。


弱いうちは気をつけないといけないけど強くなれば・・・強くか・・・

早く強くなるにはやっぱり成長ブースト系が欲しい。

うーん、あとは最悪病気にならないようにできればいいか。

よし。


「とりあえず魔獣が居るなら従魔術とか魔物使いとかそこらへんあったら下さい!!」


「え・・・っと、耐性とかの話じゃなかったのかよ。

 まぁいいや、えーっと魔物使いの職業で従魔術は覚えられるから、

 魔物使いの職業適正与えるぞ。それでいいか?」


「あー、ちょっと待って、職業に関して詳しく教えてくれない?」



「む、そうか。職業な。

 まず最初のお前の職業は転生者だ。これは変えられん。


 職業自体は神殿で設定できる。

 複数の職業を設定可能で限界はないが、

 その分取得経験値が各職種に等配分されるし、

 2つめ以降の職業のステータス補正は反映されないから副業するやつはほとんど居ないな。

 

 あとは、個人個人で適正職業があるから、なりたくてもなれない職業はある。

 また、一定の条件を満たすことで就くことができる職業もあるぞ。

 ちなみに転生者の職業スキルは、前世の記憶保持と異世界言語把握だ。

 ま、テンプレだな。

 大体こんなかんじか?」


「なるほど。ちなみに俺の適正職業は?」


「わからん」


「え?」


「わからん」


「なんで?」


「お前さんの転生する器が決まってないからだ」


「あー、そういう?

 ちなみに魔物使い適正のある転生先にしてって願いはできるの?」


「できるぞ」


「なるほど。ちょっと考えるからまってくれない?」


「はいよ」



ふむ。まず俺のやりたいこと。

一つずつあげてくか。

まずはハーレム。

だって男の子だものー。

外せないよねー。


・・・おやぁ?ちょっと待てよ、転生先決まってないんだよな?

ってことは我が息子が無いパターンもあるってこと・・・?おぉう、まじか。

前世の記憶あるんだし、おにゃのこになるのは避けねば!!

いやー気付いてよかった。爆死するとこだったわ。


あとは魔物使いでスライム最強伝説とか鉄板な。

そしてロマンは聖剣とか魔剣とか成長する武具とかか。

病を患っていた経歴のある俺からすれば垂涎ものっすわ。


とりあえず、転生先の条件としてだな。

1、人間の男。女は危険が危なすぎるわ。あと、ドワーフとか、背が低いのやだし。

2、ある程度裕福な家。貴族とか。

3、もちろん魔物使い適正のある者。

4、魔法の才能。やっぱり一度は使ってみたいよねー。

5、即死無効。即死だけ気にしとけば一瞬で死ぬことはない。はず・・・だよね?

6、鑑定。・・・鉄板だよな。

7、精霊。 いたら嬉しいよね。


あとは、成長スキル関係とか健康面のスキルとか

聞いてみないとかな。



よし。

「えっと、転生先の条件なんだけど、

 人間の男で、ある程度裕福な家柄のところがいいな。

 転生してすぐ死にたくないし」


「おう、了解だ」


『クロスの願いを受理しました。残りポイントは203ポイントです』

 

おっと、早く決めなきゃやばいなー


「じゃあ次、魔物使いの適正と、魔法の適正が欲しい。」


「やっぱ魔法を欲しがるか。

 職業に魔法使い系統の適正を着けたほうがポイント的には安いし、普通は職業に就かなきゃ覚えられないからな。


 変に思われたくなきゃそっちにしてた方がいいが、どうする?

 ちなみに、魔法をそのまま全部付与しようとしたら、40ポイントかかるが、

 職業適性なら15ポイントだな。」


「えっ、そんなに違うの!?じゃあ職業適性のほうで十分です!!」


「はいよ。

 魔物使い適正と魔法職適正な」


『クロスの願いを受理しました。残りポイントは183ポイントです』



「よっしどんどんいこう。

 次は、とりあえず即死無効アビリティと、鑑定スキルが欲しいです!」


『クロスの願いを受理しました。残りポイントは174ポイントです』


「精霊とかいたらそれ関連のなんかない?」


「なんかって・・・

 精霊は確かにいるが、やつらは俺と同じ女神に近い存在だ。


 各地で信仰の対象みたいなもんになってるから、

 精霊をどうにかできるスキルとかは無い。


 お前さんが直接会って、加護をもらえるようにするしかないな。

 ここではどうにもできんよ」


「あー、まじかー・・・残念すぎる。

 でもま、居るのわかったし、会えるようにがんばろっと!

 ってことで次か。


 えっと、そうだな、こう、成長に影響するようなスキルなんかないかな?

 経験値アップとか」


「あー、そーだなー経験値増加ってやつがあるな。

 あとはー、成長値増加とか、成長促進とか、影響するんじゃないか?(多分)

 ちなみにどれも5ポイント消費だ。」



「おおっ!あるのか!それ全部ください!

 あ、あと、レベルマックスで!

 あ、今までのもスキルレベルマックスがいいなぁ」


「おい、その三つと鑑定対象になるから95ポイントも消費するがいいのか?

 ちなみにな、レベルマックスで取得するのはお勧めしないぞ。」


「え、なんで?」


「そうさな、身の丈に会わない力を得た末路って言ったらわかるだろ。

 あえて表現するなら、転生して力を制御し切れなかったら頭がパーン!

 だな。

 もし扱えたとしても、そのスキルのノウハウ的な、所謂プレイヤースキルってやつが育たねーから、

 レベル上げるのはおすすめしねぇな。

 それでもいいならやってやるが」


ヒェッ・・・

「あ、あたまがパーン! ですか・・・

 レベルマックスやめときます・・・」ガクブル

こ、こえー。

また調子乗ったわー。

プレイヤースキルも確かに欲しいし。


女神様ありがとーございます。


「まぁそーなるよな。わかった。

 その3つのスキル付与だな」


『クロスの願いを受理しました。残りポイントは152ポイントです』


「えっと、次は健康で居られるようなスキルが欲しいかな。」



「健康? うーんそうだなー

 お、病気耐性とかあるな。

 ん、健康体ってゆーのもあるぞ。

 何々、健康な体になる。 だってよ。

 

 あ、完全健康体ってのもあるぞ。

 消費ポイントは25だってよ。

 これいいんじゃね?」


「なんだそりゃ、とりあえず完全健康体をもらうとして。

 そのポイント消費ってことは総合アビだよな。

 どんな内訳なんだよ。」




「お、俺も気になってたとこだ。

 ちょっとまちな。まずは祝福っと」


『クロスの願いを受理しました。残りポイントは121ポイントです』


「よしっと

 で、何の統合アビかか・・・えーと何々?

 体調不良無効

 病気無効

 全状た・・・え?」



「ん?どうしたんだ?」

 

「あ、いやーちょっとまずいもん見ちまったわー

 これやべーわー」


「いやいや、俺にも教えろよ」



「仕方ないか。

 えっとな、聞いて驚け。

 なんと、全状態異常無効

 が統合されてやがるんだよ。

 あとは、睡眠超回復,食事活性と・・・え?」


「なんかもう既に突っ込みどころ満載なんだが、

 顔赤くしてどうしたんだよ、あと何が統合されてんの?」

聞きたいことはほかにも超あるが、とりあえず最後まで効果を聞きたい。


「せ、性活超回復・・・」


「ん???? 生活??どーゆーことだってばよ????」


「せ、性交すると、相手と自分のMPが全回復する・・・らしい・・・」



「・・・ふぁっ!?」

どどどどどどどど、どどどーゆーことだってばよ!!!???





_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/


転生までまた行かなかった・・・

プロローグも終わんなかったし・・・


次回こそこそ転生させたい!


残りポイント116


まだまだ残ってる・・・



 




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