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うちの殿下が、シンデレラよろしく「街中の若い娘を集めろ」と言った

作者: 夕山晴
掲載日:2026/10/15

 

「ということで、だ。お茶会をしようと思う。街中の若い女性を集めてくれ」


 至極真面目な顔で、エリーアス王子殿下は、毎日の書類を片付けながら視線も上げずにそう言った。

 誠心誠意仕えて随分と長いが、カールは何が「ということで」なのかさっぱりとわからない。

 エリーアスの執務机の斜め向かいに置かれた自席で、一瞬手を止めたカールだったが、再び筆を動かし始めた。

 エリーアスの思いつきはよくあることで、いちいち馬鹿正直に反応すれば、たちまち面倒事に発展した。それは避けたい。


「殿下がそこまで女性に興味があるとは、存じませんでした」

「なんということだ。俺も男だ。女性に興味はあるぞ。カールも早く婚約者を決めろとうるさかったろうに」

「ええ。私たち臣下が、殿下に相応しい女性を、といくつかの家門から適齢の女性を選別させていただいておりますので、その中からお選びいただけましたらすぐにでも婚約者が決まりましょう。釣書をお渡しして随分と経ちましたから、もしかして女性には興味がないのかと心配しておりました。いやあ、殿下も立派に男性だったようで安心しております。で、どちらのご令嬢で」

「ちっ」


 大きな舌打ちに遮られ、カールは話題を変えることに失敗した。


「なんで、俺の結婚相手を、お前たちに決められねばならんのだ。馬鹿が」

「お言葉ですが、殿下は国を背負っていかれる御方。どこぞの馬の骨……んんっ、どこの家とも知れぬ女性との結婚は認められないのです。身分が低ければ反発も大きくなるでしょう。ですので、それなりの名の通った家のご令嬢でなければ」

「ちっ」


 二度めの舌打ちにカールは口を噤んだ。エリーアスの青い目がこちらを睨んでいたからだ。

 そこでようやく、仕事より優先度が高い話だと、カールは態度を改めた。


「……なぜ急に、お茶会などと仰るのです? それも理由もなく、街中の女性を集めろ、とは随分と横暴……いえ、無謀でしょう」

「俺が婚約者を募っているとでも言え。身分を問わないとも」


 どこぞのシンデレラでもあるまいし。

 と思ったが、賢明な判断により筆を置くに留めた。


「そのように若い女性を集める理由をお聞きしても? まさか本当に婚約者を探しているわけでもないのでしょう?」


 平凡な脳の動きでは到底、エリーアスの考えは読めない。

 彼の手元からはとめどなく、カリカリ、とペン先が紙の上を走る音がする。

 三秒、十秒……三十秒ほど、待っただろうか。


「……一ヶ月前のことだ。俺は身分を隠し、ひっそりと街を視察していた」


 ぽつりと語り始めたエリーアス。急だな、と思ったカールはやはり懸命な判断で口を閉ざす——。


「——は!? 一ヶ月前!? 殿下が一日中、身をくらませ、騎士隊を派遣し大捜索が行われたあの日のことですか!?」


 閉ざせず。

 我慢ならず大声を上げたカールは、耳を塞いだエリーアスの前へ移動していた。


「どこへ行かれたのかと思っておられましたが、街に遊びに行かれてたんですね? 大捜索の最中、ひょっこりと顔を出した殿下にいくら問いただしてもだんまりだったのは、怒られたくなかったからです!?」

「うむ。ようやくわかったか。馬鹿が」


 端正な顔を歪ませることなく、頷いた。

 こうして見れば、非の打ちどころがない王子殿下に見えるのだが、セリフと顔が合っていないから困るのだ。


「馬鹿馬鹿言わないでくださいよ。はあ、それで? その日がどうしたんです」

「うむ、運命の出会いがあったのだ」


 なるほどなるほど、シンデレラかよ。

 脳内の二度目のツッコミに呆れ返りつつ、続きをうながした。賢明な判断のために話は最後まで聞かなければ、とカールは自身を律する。


「怒るなよ? あの日の俺は、誰にも見つからないように城を出ようと慌てていてな、お金を持っていなかった。いや、持ってはいたが金貨だった」

「……金貨は街では使いにくいですね」

「そうだ。だが、身分を隠している手前、城に請求してくれとも言いにくい」

「……はあ、そうですね」

「怒るなよ。それでだ、そんな時に限って、俺は喉が渇いて渇いて我慢できなくなってしまったのだ」

「馬鹿!」


 おおっと、いけない。

 そっと口を押さえてみたが、間に合わなかったようだ。ぎろりと睨んでくる青い瞳に息を殺して堪える。

 しばらく耐え忍ぶとエリーアスが小さく息を吐き、神妙な顔で昔話を再開した。


「街のみなが往来する噴水広場、干からびそうになって座り込む俺の前に、運命の彼女は現れたのだ。そう、お茶を手にした彼女の姿は女神のようだった」

「……よほど喉が渇いておられたんでしょうね」

「うむ。そうなのだ。それを察してお茶を差し出してくれた彼女は女神のように心優しく、心美しく、清く人を思い遣れる淑女」

「……なるほど」


 嫌味も通じないほどに盲目、と心のメモに書き残す。


「それでその彼女を探したい、とそういうことですか?」

「うむ。よくわかったな、さすが俺の右腕と言われるだけのことはある」

「もったいないお言葉です」


 しずしずと頭を下げたが、話の流れ的に考えれば、誰であろうと思い至るはずだ。


「というわけで、だ。お茶会——もとい、お茶競技会を開催するよう手配してくれ」

「お茶……競技会……?」


 聞き慣れない単語に何度か瞬くと、エリーアスはどこか誇らしげな顔をした。


「ああ。実は、あまりに喉が渇きすぎていて、彼女の顔をよく覚えていない。水分不足で目が霞んでいたのかもしれん。しかし、彼女のお茶であれば、俺は完璧に見分けることが可能だと断言できる」

「嘘でしょ」

「嘘なものか。たかが右腕が失礼すぎるぞ。とまあ、それでだ。王室主催のイベントとして、お茶競技会を実施、俺の婚約者候補探しも兼ねているとして街中の女性に参加してもらい、俺がお茶の美味しさを判定することにする。街も活気づき、俺の運命の女神探しにもなり、まさに一石二鳥。早速取り掛かってくれ」


 エリーアスの思いつきほど厄介なものはない。

 嘘でしょ、という結構大きめの呟きですら、もはや誰の耳にも届かないのである。



 ◆



 なんだかんだでお茶競技会は開催日を迎えた。

 陛下の許可取り、場所の手配にチラシ作り。加えて、若い女性への声かけまで。バタバタとした通常業務外業務もようやく終わりが見えてきた。

 カールはほっと胸を撫で下ろしながら、集まった女性たちの姿を陰から見守る。

 お茶を淹れる彼女たちは、王子に見初められようと精一杯のお洒落をしているようだ。


 無事にお茶競技会という人生初イベントを開催できた自分の仕事に抜かりはないが、ただ一つ心配事がある。


「本当に、エリーアス殿下はお茶の味がわかるのか……?」


 心配である。


 全員が淹れ終わった頃、登場したエリーアスの前に、たくさんのお茶入りカップが並べられていく。

 それぞれのカップには番号が振られ、誰が淹れたものなのか紐付けてある。

 エリーアスは一つ一つカップを持ち上げ、香りを確かめ、一口含んでは、次のカップへと繰り返した。

 一口ずつとはいえ、あれだけ飲めば腹もたぷたぷだろうな、とカールが思い始めた時、エリーアスの青い瞳がかっと輝いた。


「これだ!」


 番号を見ると、三十八と書いてある。

 ふむ、とカールは手元の名簿を確認する。もちろんエリーアスはこの名簿の中身を知らない。


「ええと、三十八……三十八……」


 指でなぞりながら探し当てた三十八番。そこに書かれた名前は、ベティーナ・アンデルス。

 カールの妹である。


「な……! な……!? はあ!?」


 腰を抜かしそうになったが、必死に耐えた。

 若い女性たちの前で腰から崩れ落ちる醜態など晒したくない。カールはいつの日かやってくるであろう幸せな家庭を夢見ているのだ。


 少し離れた位置から、キラキラした青い瞳の圧を感じる。カールに向かって、エリーアスが答え合わせを要求していた。


 しかし、妹ベティーナがエリーアスの女神などと到底信じられるものではない。

 味なんかわかってないんじゃないのかこの王子。適当抜かしたんじゃないかな、この王子。


 カールはありったけの声を張り上げて、進行役を務めた。


「これで、第一回戦は終了となります! しかし一度では運命かどうか判断するには少々弱いでしょう! そこであと四回! 第五回戦終了後に結果発表とさせていただきます! 皆様、どうぞよろしくお願いいたします!」


 不服そうに眉を顰めたエリーアスを、「運命であれば全て当てられますよ、問題ございません。全て同じ女性が淹れたお茶を選ばれたなら、まさに運命。おや、まさか自信がおありでない?」と宥め、すぐさま二回戦の準備を執り行った。


 予定になかった動きとはいえ、エリーアスの無茶振りに慣れた王城の使用人たち。スムーズに準備を終えて——そして無事、二回戦、三回戦と終了した。


 結果は全て、ベティーナ・アンデルス。


「え、なんで?」


 疲労と混乱で、カールは頭痛を覚えた。

 よろけた拍子に壁に寄りかかる。冷たい壁が気持ちよく、すっと頭が冴えた気がした。


「……そもそもベティーナは、殿下にお茶を渡したことがあるのか?」


 どうして思いつかなかったのか。

 カールは浮かんだその疑問を解決するべく、参加者が集まる控え室へと向かう。その足取りは軽い。

 こっそりと呼びつけたベティーナの顔は、見てわかるほどに青褪めていた。


「え……あの王子殿下怖い。何で私のお茶がわかるの……こわ……」

「選ばれて嬉しいとかじゃないんだ、何で出場したんだよ。ベティーナ」

「お兄様が言ったんじゃないの。適齢の女性は全員出場してほしいって、チラシまで手渡してきたくせに。上司の言うことは絶対だから兄を助けると思って、って言ってたの忘れたとは言わせないわよ」


 優雅さの欠片もなさそうなお茶競技会に参加してくれる女性がいるかどうかわからなかったから、少しでも参加人数を増やしたかったのだ。

 当日を迎えた今、その杞憂は不要だったとわかったのだが。


「そ、そうだったな。助かった……じゃなくて。一ヶ月くらい前に、街の噴水広場で男にお茶を渡したりしたか? そんな出来事に覚えはあるか?」


 一縷の望みを賭けた問いは、ベティーナの満面の笑みで勝負がついた。


「ああ! 今にも干からびそうな顔で座り込んでいた人がいたから、お茶を渡したわ、そういえば! なんだかどうしても見ていられなくて」


 カールの足はふらついた。

 エリーアス殿下の女神は、この生意気で大雑把で、顔は整っているけれど可愛げはない、このベティーナだったと言うのか?


「……殿下は、目もおかしかったのか……」

「さっきから何言ってるの。もう、お兄様の上司っていうのが、あの王子殿下なんでしょう? 何で私のお茶を当ててくるのよ、怖いんだけど」


 ぞわりとした腕をさするベティーナだが、カールの目は半分死んでいた。


「いやあ、もう、運命なんだと思うよ……そのベティーナがお茶を渡した男っていうのが、干からびかけてたエリーアス第三王子殿下。で、そのお茶を渡してくれた女性を探すために行われたのが、このお茶競技会なんだ。そのお茶が出てくれば完璧に当てられると殿下が仰って、だな……本当に当ててきてる」

「ええ!? どれだけ参加者が集まってると思ってんのよ、茶葉だって別に変わった物を使ってるわけじゃないのに。分量だって時間だってなんとなくで」

「俺も驚いてるよ。なんとなくで王子殿下にお茶を淹れるお前にも」


 味がわかっていないのでは、という懸念はすでに払拭されていた。

 三回連続で、同じ人間が淹れたお茶を選べないだろう、普通。


 カールはベティーナに全てを託すことにした。


「ベティーナ。お前は殿下に見初められたいのか? それとも関わりたくないのか?」


 見初められたいのであれば簡単だ。このままエリーアスの前に姿を現せばいい。

 だが、その希望がないのなら——どうにか彼の目を逸らさねばならない。


「そりゃあ王子様に見初められるっていうのは乙女みんなの一度は見た夢じゃない? 興味はある……いえ、あったけれど、私のお茶がわかるって怖すぎて反応に困るわ」

「じゃあ、棄権するか?」


 もう一つの案を提示すると、ベティーナは考える素振りをした後、首を傾げた。

 その姿だけ見れば、可愛らしく見えなくもない。


「そもそも、私が王子殿下の婚約者っていうのはありなの? お兄様としては」

「俺としてはナシだが、殿下がそうしたいと願うなら、右腕としては逆らえない。家柄としてはギリギリ問題ないと思うし、エリーアス殿下は第三王子だからな。王太子ではないから、お前が王妃になるというわけでもない。……ギリギリ許容範囲」

「嫌な男よね、お兄様って。問題ないって言ってくれたらいいのに。だから女の子に嫌がられるのよ」


 舌を出したベティーナは、カールにどやされる前に、強かに本題に戻った。


「……本当に運命なのかしら。じゃあ私が他の人の茶葉を使って淹れても、わかるってこと?」


 ベティーナの疑問も尤もである。カールはベティーナに対する怒りを忘れ、腹を括った。

 幸いというべきか、残り二戦残っている。


「ああ、確かに。じゃあ、誰かと茶葉を取り替えてもらえ。もうすでに三度も言い当てられている茶葉だ。王子殿下に気に入られるチャンスとばかり、喜んで替えてくれる女性もいるだろうし」


 そうして、反則に近い裏技を行使して、第四戦と第五戦に臨んだ。

 結果、エリーアスが選んだお茶は、全て、ベティーナ・アンデルス。


「どうなってんだ。怖すぎる」


 頭を抱えたカールである。思わず、結果発表前に休憩を、と再び進行を変更してしまった。

 そのカールの横で、ベティーナは目を輝かせている。


「え、もう逆にすごい! 本当に運命なんじゃ……!? 王子様に見初められる物語みたいなことってあるのね!?」


 椅子に座り律儀に待機するエリーアスを見て、うっとりと目を細める姿は、まるで乙女のよう。


「……どうなってんだ。怖いって言ってなかったか。こわすきる」

「いやね、お兄様。乙女の恋心は簡単に移ろうものなのよ。よくよく考えてみればやっぱり玉の輿。エリーアス殿下のお顔はもう完璧でしょ。しかも私が助けたあの男性が殿下で、殿下も私のことをよく見てくださってる。お茶を言い当てるほどに」


 ふふ、とベティーナは頬を赤らめた。


「しかも茶葉を言い当ててるわけじゃないのよ。取り替えたもの。こんなに大勢の中から、私を見つけてくれてるってこと。これってやっぱり運命じゃない?」

「いや、うん、まあ、お前がいいならいいんだが」


 ベティーナの気持ちも聞いたので、結果発表を始めることにした。

 五回連続の的中率。

 参加者の人数も多かったため、会場中に激震が走る。

 念のため、みんなの目の前でベティーナのお茶を当てるエキシビションもやった。エリーアスだけが淹れた人間を知らなかったが、これまた的中。カップの数を五つに減らしたからか、もはや香りだけで言い当てていた。

 元の進行にはなかった動きだが、おかげでこれは本物だと理解されたようだった。喚いたり泣いたりする女性もいたが、おおむね受け入れられただろう。


「まあ、理解せざるを得ないというか……」


 競技会中に受けた恐怖を、全員が知ればいい。


 そんな心の中をうまく隠しつつ、カールの視線の先は、壇上のエリーアスへ向かった。その隣にはお淑やかに微笑むベティーナがいる。


 壇上のエリーアスは城を抜け出したことや捜索隊を出させたことは綺麗に端折って、運命の出会いを語っていた。

 ベティーナも上手く合わせて、まさかあの方が王子様だったなんて、と驚いている。まるで初めて聞きましたと言わんばかりの表情は、時に隠し事も必要な王子妃にも、案外向いているかもしれない。




 こんな後にも先にもないだろうお茶会の後。

 ベティーナは、めでたくエリーアス第三王子殿下の婚約者となった。


 カールの仕事がどうなったかと言えば、面倒な上司が二倍になったようなものだ。

 ベティーナとの時間を作りたいとエリーアスが仕事のスピードを上げるよう要求したかと思えば、エリーアスとの時間を豊かにしたいとベティーナは彼の好みを教えるようせがんでくる。

 間に挟むな、仕事を増やすなと言いたいところだが、面倒事は増えるもので。


 エリーアスの婚約者としてベティーナが受けることになった能力値診断で、さらなる悲劇が訪れる。

 ベティーナの聖力が規格外の数値を叩き出したのだ。


 ここで建国史を紹介すると、初代の建国王は聖女とともにその身に宿る聖力で悪魔族を制したと言われている。愛し合う二人はその後子を成し、この国を築いたらしい。

 この話を知らない国民はおらず、誰しもが聖女再来、ついては初代王の再来に歓喜した。


「出来過ぎだな……」


 つまり、カールは聖女の兄に昇格している。王子殿下の右腕にして、聖女の兄。

 増えるばかりの面倒事に、遠い目をしたカールである。

 窓の外を向いてはいるが、目には何も映っていない。


「……俺が、聖女の兄か……」


 仕事に忙殺されすっかりと忘れていたが、そういえば、王族と聖女は互いの聖力に惹かれ合う、という設定があったような。

 カールは朧げながら、前世の記憶を辿る。

 右腕としてエリーアスの側近に起用されてからというもの随分と元のストーリーとはかけ離れてしまったが、どうやらまだ設定は生きているらしい。

 もしや、いやおそらく、ベティーナのお茶に、聖力が含まれていたな?


 しかし、幸せそうな二人を見れば、この情報は不要だろう。


 カールは、できる右腕らしく、静かに口を閉ざした。

 まさしく、賢明な判断だったと思う。



お読みいただきありがとうございます!

苦労人カール。今後も頭痛に悩まされることでしょう。

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― 新着の感想 ―
面白かったです。 苦労人カールの視点なのがとても好きです。 でもその妹さんの心変わりのところが一番好きですw (Xから来ました。お誕生日おめでとう御座います!)
カールの苦労人ぶりが面白かったです。 結ばれた二人にはきちんとタネがありましたが、カール最後の判断に“粋”を感じました。
とても面白かったです! カール、これからも振り回されそうですね。
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