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あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
最終章〜100を終わらせ1を作る〜
98/400

想定外の選ばれし兵士

少し遅れましたが魔法の説明も兼ねた話です!

次回は椿目線です

「百合さんーー!!大変ですわ〜〜!」


自分の機械化した腕の力を確かめるため

ダンベルを上下に動かしていると

後ろから肩を掴んで思いっきり揺らしてくる

一体何が大変なのか、まさか敵襲?

敵襲ならこんなこと莇さんがするわけがない

そんなこと思ってると左腕の火傷跡を見せてくる

莇さんは戦争で炎のような魔法を防御した際火傷したらしいのだが

何故かその左腕に☆マークが付いていた


「これって私にもついてるやつじゃない、どうしたのそれ?」


「いつのまにかついていたんですの!これどうすればよろしいのですか!?」


私はとりあえず莇さんを煽ててから

私達のパートナーを選んでくれたという生徒会長の元へ行く

生徒会長は莇さんの火傷をじっくり見てから冷静に分析しだした


「貴方のその火傷の理由は四天王忠実と呼ばれる人から、だったわね?」


「はい、そうですが・・・・」


「・・・なるほど、思考の改善をした方が良さそうね。貴方も選ばれし兵士になったのは事実。貴方に似合う兵士も探しておくわ」


生徒会長はそれだけ言って何処かに行ってしまう

私は仕方なくあたふた動揺してる莇さんを落ち着かせてから特訓室に戻る

すると分厚い本を読んでいた今福先輩がいた


「あ、百合さん!お疲れ様です!」


「ここで何してたんですか?」


「秀英さんからもらった魔法の使い方の本です。良ければ読みますか?」


今福先輩から渡された本の内容は

凄くびっしりと書いてあり何が何だか分からなかった

そういえば魔法ってそもそもゾーンに入ってないといけないんじゃなかったの?


「それは秀英さんが悪用されないように放った嘘らしいのです。実際には普通な人でも一つなら取得、使いこなすことが可能らしいですよ」


悪用されないよう、とは言ったものの

結局宝玉達に悪用され今や戦争では必要になってくる

私を殺そうとしたあの志堂も魔法を使えるようだった

私にもあんな力があれば・・・・


「百合さんは魔法と共に他にも鍛えるものがあります」


「鍛えるもの?それはなんですか?」


「先天性集中力過剰です」



「ねぇ、どういうことさ秀英、聞いてないけど?」


「椿が宝玉につくのは想定外だが、あいつなりに何かしようとしてんだろ?怖い顔すんじゃねぇよ真琴」


「本当に椿君は戻ってくるの?」


「俺の息子だ。心配ねえさ・・・・ほらな」


秀英はそう言ってパソコンのエンターキーを押す

すると一つメッセージが送られてきた

そこには『お父様へ』と書かれた椿からのものだった

魔法とは?

自身に秘められた力を開放することで成功出来るという至難の技

しかし条件はゾーンに入ってる時のみと嘘をつきあまり取得しようとする人はいなかった

そして魔法を使うと体力の消耗が激しい

光焔(こうえん)』、『水龍』、『風式』の三つに分かれ

通常のひとは一人一つしか扱うことは出来ない

ちなみにゾーン『力』を扱えると『漆黒』の魔法を使うことが可能

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