四天王
いつのまにかこの小説も10万文字いきました
最初はここまで書くつもりなかったんですけどね・・・・w
まだ続くのでこれからもよろしくお願いします!
そういえば自分毎回いいところや台詞で話を終わらせるのはいいんですが
毎回書き始めをどうするかで10分くらい無駄にしてしまいます
ゾーンの強制解放、前に清水先輩がしていたことに似ていた
本来ゾーンは簡単に入ることなんか出来ず
体に負担がかかる場合入ることすら出来ない
だけど短時間なら入ることが可能な場合もあるって言っていた
学園長の実力は見たことないけど相当強いはずだ
私は志堂の隙をついてなるべく遠くに身を隠す
正直まだ腕部分が焼けるような痛みだが
学園長を置いて逃げるわけにもいかない
「君が裏切って二年が経ち、ようやく我々は四天王の空きを埋めることが出来る。感謝するよ」
「誰の話だか知らんが誰が来ても同じことだ!」
学園長の攻撃をすべて避けてしまう志堂
四天王の空き、彼はそんなこと言っていたが
前に椿さんからスパイの話を聞いたが
それと何か関係があるのだろうか
私は試しに片手で拳銃を持って構える
男は確実に背中を向けているので狙い定めて発砲する
しかし志堂は見切ったようにそれを避ける
「やれやれ、往生際の悪い。さっさと終わらせてしまおう」
志堂はそう言ってまるで瞬間移動でもしたかのように
学園長の背中を取り、横に剣を一振りする
背中は一筋の傷跡が出来、学園長は倒れてしまう
「どうする?まだ戦うつもりかい?」
「貴方は・・・・一体・・・・」
「私かい?私の名は志堂、宝玉様率いる四天王の1人だ。覚えておきたまえ」
「ちょ、どこ行くの!待ちなさい!」
「まだ戦うつもりかい?君達の勝率はゼロに等しい」
「だからって通すわけには行かない!私だけでもー」
私の言葉は最後まで続かなかった
すでに志堂は私の目の前にいて
剣を私の腹部に刺していた
私は血を吐きその場に倒れこむ
「あまり人を守ろうとしない方がいいぞ。身を滅ぼすだけだ」
「がっ・・・・」
「心配しなくても君達はすぐに思い知ることになる。私達が全てを統べる頂点ということを」
志堂の言葉がどんどん小さくなる
あぁ、私ここで死ぬんだ
ごめんなさい、椿さん、皆さん
私、皆の役に立てなかったよ
『一方その頃、菫はというと』
数の多い兵士達を相手にしながら
莇は考える、何故戦力が欠けたこの時に敵が襲ってきたのかを
考えてる間に辺りは全滅させるが
ローブのような服を着てる女の子と目が合う
制服じゃない時点で敵なはずだが
怯えてるようにも見えるので女の子に近づく
「貴方どうしてここにいるの?ここは危ないですわ」
「こ、来ないでくださーーーーい!」
近づく莇に女の子は杖のようなものを掲げ先端が光りだす
「光焔不死鳥!」
咄嗟のこと反応できなかった莇は
杖から出る火の鳥のようなものに
避けることすら出来ずまともに食らってしまう
服はほぼ燃え、ギリギリ両腕クロスガードした腕は火傷してしまう
女の子も咄嗟だったので死ぬ程の力ではなかったようだった
「あっつ・・・・いきなり何をしますの!?」
「わわわ、どどどどうしよう〜!」
「宝玉の仲間なら容赦しませんわ!」
「宝玉様を悪く言わないでください!悪く言うなら私も貴方を倒します!」
結構な兵士を素手で倒してるあたり莇さん強いな〜とも思ったんですが一応四女帝抜くと二、三年をも超える優秀者なので当たり前かとも思いました
この話書くと皆の扱いの感覚が抜けそうで怖いです




