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あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
第3章〜四人だけで挑んだ始まり〜
86/400

手薄になった学園

第3章だけ結構長めです


ちなみに皆さんはスパイが誰か分かりますか?

蘭「おい!どういうことだ!なんで俺達の学園が襲われてるんだよ!」


小原先輩がキレ気味でお父様の胸ぐらを掴む


秀英「知るかそんなこと!宝玉には俺が生きてることは知られていないはずだ!」


杏「・・・・スパイ・・・・きっとスパイがいて戦力が抜けたのがバレたんですよ!」


山茶花「落ち着いて皆。私達が抜けようが学園の生徒は誇り高き兵士。皆がきっとなんとかしてくれるわ」


俺はそのモニターを見ながら

頭の中にずっとこびりついていた言葉がよぎる


椿「・・・・行かなきゃ」


杏「椿さん!?どこに行くんですか!?」


蒼「私が追いかけよう、君達は一刻も早く学園に戻れ」


その後、お父様含む全員はすぐに牢獄を出て学園へと向かった

一方その頃、学園の様子は・・・・


『ここからナレーションは百合に変わります、「」の前の名前はつけないのでご了承ください』


急な出来事だった

私は一人で椿さ・・・・六道さんを心配して外回りをしていると

ミサイルが飛んできて一瞬で学園は火の海になった

どうして?戦力が欠けている事はバレてないはずなのに!

それに、あの直撃した場所は・・・・学園長室!?

たまたま近い場所にいた私はすぐに学園長室に駆け込む

消火器でそこら辺を消化しながら学園長を探す

まだミサイルがこないとは限らない、はやくしなきゃ!

瓦礫を退かして中に入ると燃えてはいるものの

そこまで崩れてはいなくて結構ボロボロな学園長が見つかった


「大丈夫ですか!学園長!」


「・・・・坂本百合か・・・・案ずるな、死に至る程ではない。ちょっと遅かったらやばかったがな」


「あまり喋らないで下さい、今すぐ逃げましょう!」


「すまない・・・・」


私は学園長に肩を貸しながらなんとか外まで出ることに成功する

外に出ると莇さんが待ってくれていた


「百合さん!学園長救出されたんですね!お見事ですわ!」


「莇さん、戦況は?」


「二年生が少人数というせいかかなり不利な状況ですわ。数で押し切ってる感じがしますので私達でも問題なく渡り合えますわ!百合さんは学園長を安全な場所に移し次第帰ってきてください」


「わかった、任せる」


この敷地内じゃすぐに見つかっちゃう

莇さんに教えてもらった場所まで急ぎ足で向かう

しかし道中黒い服で統一された男が立ちふさがる


「あなたは・・・・まさか敵?」


「私が君たちを相手しよう。すぐに終わるさ」


「学園長、少し待っててください」


「待て!貴様に勝てる相手ではない!」


「大丈夫です、時間稼ぎにしかならなくても、私は私にやるべきことをやるだけ!」

次回は坂本さん回です

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