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あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
第3章〜四人だけで挑んだ始まり〜
83/400

ゾーンのその先へ

卒業式やらなんやらで書くのがすごく遅れましたw


皆さん投稿していない二日間何故か夜10時にアクセス数が80超えるんですけどどういうことですか?w

まあ投稿していなくても読んでくれる人がいるというのはありがたいですね

前にバイオリンを弾いていた青年は

俺のゾーンを見て『君はまだその地点か』と言った

お父様も、『それがお前のゾーンか』と言っていた

この二人の台詞だけだと、ゾーンにはまだ何かあるんじゃないかと踏んだ

俺はまだ魔法とやらが出せない以上

ぶっつけ本番でやるしかないが何かきっかけがないと・・・・

しかし、もうゾーンには入れないし

きっと入ってもすぐに強制的に解除される

どうすれば・・・・


「白碧と椿は先ほどと同じように突撃兵として働いてもらう、舞、君もそれに加われ。私は後方で援護する」


「なんで?四人で突撃すればよくない?」


「私達の攻撃パターンはすでによまれている。パターンを変えながら弱点を探るしかない!それには君の観察眼が必要だ」


「ロボットの私の出番なんだね!任せて!」


蒼と舞の作戦会議を聞きながら俺は考える

俺が考えてるのに気がついたのか白碧がちょんちょんと肩をつつく


「どうした?ゾーン解除されたのがそんなに悔しいか?」


「それもあるんだけど、お父様とかバイオリン持ってた男が言うにはゾーンはまだその先があるはずなんだ。どうやったら出来るんだろうって」


「・・・・ゾーンは特別な怒りや急激な信頼によって出来る。最初は仲間を傷つけられたことによる怒り、使いこなしたきっかけは百合を仲間として信頼させることだった」


そこまで聞いてるとふと思う

清水先輩はどうやってゾーンに入れたのだろう

確かなんとなくとか悠長なことを言っていた

それに俺のゾーンでは痛みは感じる

本来ならゾーンの状態なら苦痛など絶対に感じない


「今回も、あの一年四人が関わってるかもしれない。何か思い出せないか?」


最初は京塚さんを守るという約束を守れなかった

次に坂本さんの信頼感を得るため他四人で協力しチームワークができた

ということは皀さんと莇さんに対する事ということか?

思い出せ・・・・俺とあの二人の会話を・・・・


『裏さんとの人格の入れ替えとか一緒に戦い方を共有出来ないかとか色々あると思うの』


急に俺の脳裏に皀さんの言葉が出てきた

そういや皀さんは裏さんと仲良く出来たのか

なんで今頃こんな台詞を思い出すんだ?

・・・・戦い方の共有・・・・?


「白碧ってさ、ゾーン入れなかったよね」


「当たり前だろ、そんな簡単に入れたら苦労しねぇ」


「・・・・ちょっと俺にあわせてくんねぇかな?」


「どういうことだ?すでに一緒に戦ってるだろ?」


「ちょっと違うな、俺の動きと一緒のことをするんだ」


「・・・・なるほどな、任せるぜ兄貴」


「双子なんだからすぐに出来るさ。俺たちならな」


俺たちが話し終わり

ずっと腕組んで待ってくれていたお父様の前に立つ


「・・・・終わったか?今度は楽しませてくれよ」


「はい、お父様。これが俺たちの答えだ!」

復習、ゾーン解放とは?

体と心が完全に一体化していて、自然に体が動いているような感じ

単に調子がいい、とても集中している、というだけでなく

「心と体が完全に調和した無我の境地だった」

「体が勝手に動き、苦痛を感じなかった」など

その人間にとって「何か特別なことが起こった」と感じさせる

特別な怒りや急激な信頼によって出来る

二つが備わると完全に取得出来る

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