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あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
第3章〜四人だけで挑んだ始まり〜
82/400

共同戦線

明日は高校生が100の集大成を0に変える日ですね

自分も卒業かぁ、って思っちゃいますw



ちなみに、今回の話自分的に結構名シーンのような気がします、それではどうぞ

お父様に力を示すとはおそらくゾーンのことだろう

しかし四人で、となるとゾーンだけではなく

俺たちのチームプレイも見たいのかもしれない

まずは突撃兵として俺と白碧が一気に突撃する

二人の攻撃を軽くお父様はあしらい、避けていく

その間に蒼が後ろに回り、回し蹴りをするが

それも避け、俺たちに回し蹴りが当たる

舞は避けることも推定して指から弾を放つが

しゃがみながらそれを避け俺たち三人に足払いをする


「いいねぇ、運動にはちょうどいい」


「くそ!舐めるな!」


蒼はこけそうなのを手で床をつきそのまま逆立ちしてからかかと落としをする

しかしお父様はそれすらも予測し蒼の足を掴み

蒼ごと振り回して俺と白碧を薙ぎ払う

これでは舞も容易に弾が放てない!


「どうした!お前らの力はそんなもんじゃねえはずだ!」


お父様はそう言って俺に乱打戦を仕掛けてくる

くっ!さすが全てを研究し尽くしたお父様!

その実力は伊達じゃない!このままだとお父様ががっかりしてしまう!

やはりやるしかない!俺は少し精神統一しゾーンに入る

俺がやらなきゃ誰がやるんだ!やってやる!


「いいねぇ、それがお前のゾーンか」


「本気で行きますよ!お父様!」


前に京塚さんから聞いた話だが

ゾーンに入ってない人から見た俺の行動は

目でも追いつけないほどの力と速さらしい

視野も広くなり人間の感性を最大まで引き出せるのだが

俺がお父様にストレートパンチを喰らわせようとするが

俺の溝に思いっきり膝蹴りをかまし

肘打ちで頰を殴り、最後に背中に蹴りを入れ俺は飛ばされてしまう


「くたばるのはお前の方だ椿」


ば、バカな・・・・ゾーンを強制的に解除された!?

この感覚・・・・昔と一緒だ、ゾーンに入れない

やっぱり俺には・・・・お父様に勝つことなんて出来ないんだ

全てを研究し、対処法を知っているお父様だからこその戦い方だ


「情けない顔をするな椿!」


俺が咳き込みながら俯いてると

白碧がそう叫んで俺の前に守るように立つ

ははっ、情けない、妹に守られているとは


「そうだよ蓮椿!あんた一人でも私一人でもどうこう出来ないんだから、こういう時こそ人間は協力するもんじゃないの?」


白碧に加えて舞も俺の前に立ち無理やり俺を立たせる

そして蒼がゆっくりと俺のとこへきて

俺の頰を思いっきりぶん殴る


「・・・・少しは目を覚ましたか?」


「うっ・・・・皆」


「時に椿、君は私に抜け出したら仲間になれと言ったが、今でもそのつもりか?」


「・・・・当たり前だろ蒼?俺は嘘はつかない」


「その言葉、しかと受け取ったぞ」


蒼はそう言って俺の背中を叩き俺の前に立つ

白碧も鼻で笑いながら前に立ち

舞も今までにない笑顔で俺の前に立つ


「さあ、行こうぜ兄貴」


「あなたのお父さんに一泡吹かせてやろ!」


「これからは君の仲間だ。存分に頼り、肩を並べ共に戦うぞ!椿!」


「皆・・・・ありがとう。俺、やれる!!!」

(そう)

170センチ 紫の髪 年齢 16歳

体術タイプ(豪快な足技を得意とする)


中学程度の頃捨てられたのを宝玉に拾われた未熟児

元々頭も身体能力も低く未熟だったが

宝玉の手により狂気と化した

一人称が私で少し傲慢だが何事も丁寧な性格

まだ悪事は続けるつもりだったが

椿と共闘することになり気持ちに変化が訪れる?

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