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あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
第3章〜四人だけで挑んだ始まり〜
80/400

華麗な花火を咲かせましょう

今回は蒼目線です

御厨先輩の戦いシーンを披露です!

少し時は戻り、撫子が対戦してる中

御厨茉莉と蒼がいるところは

バイオリンの音色が流れるばかりで戦う様子はなかった

御厨も紅茶を飲むばかりでさっきの戦いが嘘のようだった


「お、おい!君たちはどうなっているんだ!何故何もしない!」


「お構いなく蒼さん、あの方は私と戦うことに恐怖を感じている」


「そんなことはない、君こそ恐怖を抱いているのではないかい?」


「愚問ですね、私に敵う的など存在しません。試してみますか?」


御厨がそういった瞬間

大量の砂煙が舞い視界を悪くする

その間に男は御厨の背後に回り拳銃を頭に向けている

しかし御厨は何事もなかったかのようにまだ紅茶を飲んでいる


「どうした?もう撃ってもいいのかい?」


「問題ありません。貴方はその銃を撃てない。それは決まっていることなのです」


「こざかしい、命乞いすれば助けてやったものを」


「さあ、この部屋に華麗な花火を咲かせましょう」


御厨が喋るのと男が弾を放つのは同時だった

御厨は頭を撃ち抜かれ、男の体に血がべっとりとつく

さすがに目を瞑るほどのグロさだった


「ハハハハハ、ただの口にでまかせだったか!さて、次は君だよ」


男がゆっくりと近づいてくるが

何故か異変を感じた自分は男と距離を取る

男はすぐに距離を詰めようとするが

急に体を抱くようにして苦しみながら倒れ出した


「がああああ!熱い!なんだこれは!焼けるようだ!」


実際には何も起きていないのに

男は延々と苦しみ続ける

その理由はただ一つ、御厨は正確には撃たれてなどいない

砂嵐の間に御厨は姿を消し

よく似た人形相手に男は今までの行動をしていたのだ

さすがにあの男も人形相手にあんな風にしないだろう

私の推測通り、男は逆に御厨に夢に近いものを見せられていた

この夢幻牢獄を逆に武器として利用したのだ


「お、おのれ!どこだ!許さないぞ!」


さっきまでの威勢はどこにいったのか

無理やりゾーンを解放しいつのまにか真ん中に立っていた御厨に乱暴に突っ込む

乱暴に突っ込むとはいえ攻撃の速さは恐ろしい程なのだが

さすがは海堂付属専門学校の三年生

全ての攻撃を避けている

すると避ける必要性を感じなかったのか

とうとう御厨は片手だけで男の攻撃を防ぎ始めた


「キレるとあまりいい色ではありませんね・・・・残念です」


御厨は最後にそう言って拳を固め空中を殴る

その風圧がなんと衝撃波になり男は思いっきり吹き飛ばされる

すると御厨は手のひらに力を込め

一ミリ程度の光を出し、それを倒れている男の場所へ放り込む

すると核爆弾も比較にならないほどの爆発が起こり

男は気絶してしまった・・・・な、なんという強さだ

まだゾーンを解放しなくともここまで強いとは


「おや、道明寺さんと小原さんと今福さんが同じ場所にいるようです、そちらに向かいましょう」


「待て、ここは夢幻牢獄だ、ひょっとしたらまた変な場所に放り込まれるんじゃないのか?」


「問題ありません、ここのシステムはすでに熟知済みです。任せてください」

最後に御厨先輩が出した光のようなものは

一体どうやって出したのかなどは後ほど分かります


さて、魔法を扱う人物も出てくる中

椿は何でも屋と名乗る女と共にある場所に向かっていた?

次回もお楽しみに!

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