半端な熱はいらない
生徒会長は皆さんが思うキャラクター図に五倍ほどカッコ良さが増してると思っといてくださいw
王子系とかじゃなくただただかっこいいって感じです
この子にロックでも歌わせたら誰もが憧れそうなそんな人です
『舞の場合』
ドゴン!バキッ!ボカン!ギギッ!ドカン!
後ろで様々な恐ろしい程の音が聞こえながらも私は最速で逃げていた
子供が言う『遊び』のレベルは尋常じゃなかった
兄らしき子供がシューズ入れぐらいの小さな袋を持ったかと思うと
弟らしき子供をその袋の中に入れそれを振り回して追いかけてくるのだ
にもかかわらず後ろを振り向くと壁や床は
武器と化した袋がぶつかった跡がいっぱいあった
普通の人間がこんなことできるわけが無い
あの双子もロボということになる
ロボットに私の麻痺は効かない
正直あの馬鹿力と頑丈さは勝てる気がしない
負け知らずで傲慢になっていた私の気持ちはすでに恐怖に変わっていた
「待ってよー!お姉ちゃんー!遊んでよー!」
「ねぇお兄ちゃん、そろそろ変わって?」
「えー?しょうがないなー」
兄弟が入れ替わってる間に私は物陰に隠れ息をひそめる
するとその道を誰がが通り、双子の前に現れる
なんだあいつ?死ぬ気かよ!
「だーれ?お姉さん、お姉さんは遊んでくれるの?」
「・・・・構わないわ」
「ありがとう!」
無表情の女は私を見るがすぐに子供に目線を戻し
子供が振り回す袋を全て避ける
すると避けながらも私に話しかけてきた
「あなたは前に学園を襲った一人よね、六道椿はどこ?」
「・・・・は?喋ってていいのかよ、お前死ぬぞ?」
「私がこの子を相手してるのはあなたに情報を聞くためだから。早くして」
「六道椿はしらないよ。さっきまで一緒だけど急に消えたんだ」
「私達と一緒ね。なるほど、それならあなたと行動した方が効率良さそうね。私は王山茶花。覚えておいて」
山茶花と名乗った女は私に微笑を浮かべると
ずっと振り回してた子供の腕を掴む
子供は離れようと暴れるが全然離れない
「離して!やめてよお姉さん!」
「もう貴方に用は無くなったわ。お遊びは終了」
「まだ遊びたい!辞めるんだったら本気でやるよ!」
袋の中から子供が飛び出し、山茶花の腹部に激突する
一瞬のよろめきが発生し双子は二人で一気に攻撃を叩き込む
介入したくても双子の攻撃がロボの私の目でも追いつけない程の速さだった
その子供の攻撃は止むことなくどんどん増すばかり
おいおい、あいつ大丈夫なのかよ!
すると急に子供二人がばたりと倒れた
何が起こったのか全然分からず二人の意識を確認するが
ただ気絶してるだけだった・・・・でも一体あの状況でどうやって?
「さて、早めに皆に合流しましょう、私についてきて」
まるで何事も無かったかのように歩き出す山茶花
私は置いてかれないようについていきながら
彼女の体質を測ってみる
・・・・測定不能?ゾーン解放してた椿でも測定出来たのに
なんなんだ・・・・こいつ?しかもあの攻防で傷一つついていない
「お前、一体何者なの?」
「私?さっき話したでしょう?私は王山茶花。海堂付属専門学校で生徒会長をしてる者よ」
「すごい・・・・ねえねえ!私を弟子にしてよ!」
「・・・・構わないけど、私の修行は厳しいわよ。半端な熱はいらない。覚悟はできてる?」
「もちろん!」
舞
163センチ 褐色の肌に卵色のおかっぱ 年齢16歳
支援タイプ(麻痺する針を扱うのを得意とする)
宝玉の手によって作られた本物のメカ
麻痺や気絶級の毒を体中に仕込んでおり
椿、百合、守を追い込むほどの実力者
人間の感性などは持ち合わせておらず
気に入らない人は片っ端から殺していた
無駄に好戦的で痛がるのを見て喜ぶドS
戦い以外ではあまり馴れ合いはしない孤独タイプ




