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あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
第3章〜四人だけで挑んだ始まり〜
64/400

無残な銃声

ちょっと予定より早い段階に来ています

下手したら7話ほどで終わるかもw

補正はおそらく三年生の話などで埋まるとは思います

一方、御厨と坂本はというと


「私に勝とうなんざ千年早いのよ!」


素早い動作で敵を翻弄しながら

敵の発砲を他の敵でガードする御厨

先天性集中力過剰を利用し瞬時に背後を取り

気絶をさせていく坂本

御厨が暴れまわるので坂本も影を薄くしやすくなり

意外と合うコンビなのである


一通り敵を一掃すると

渋滞していた一番前の車を乗っ取り

急ぎ足で研究所に向かう

しかし爆発に巻き込まれその道が通れなくなる

前方には恐ろしい程大量の兵士たちが行き来している

あれが全て宝玉達の手下だと思うと

悪寒が走ってしまう御厨


「とりあえず秀英達と合流をしたい、御厨場所分かるか?」


「研究所抜けてどうやら宮沢家に向かってるみたい、喑は研究所にいるからもしかしたら襲撃をくらってるのかも」


「まずは自分と子供達の安全を最優先にしよう、この規模の戦争を止めることはまず無理だ」


「そ、そうね、まず家に戻って娘を助けにいくわ行きて帰りましょ!」


その言葉を交わし二人はそれぞれの分かれ道へ急ぐ

様々な場所で爆発が起こり、走りながら避けていく


「全部お見通しなのよ!」


道中、建物の陰に隠れていた兵士達を難なく倒し

全速力で走るが、途中で煙などで肺をやられ、膝から崩れながら咳き込んでしまう


「ぐっ、ゲホッゲホッ、結構きついわね・・・・早く・・・・茉莉を」


立ち上がろうとした瞬間

背中から胸元を撃ち抜かれ倒れてしまう

御厨はなんとか仰向けになり相手の方を見ようとするが

頭まで撃ち抜かれてしまう


「・・・ははっ、情けないわね・・・・後は頼んだわよ」

そのまま意識を失ってしまった




一方、坂本は色んな場所に飛び移ったりしながら

銃弾をうまくかわしていた

すると下から声が聞こえるので瓦礫をめくると

もうほぼ息をしていない息子の竜がいた


「竜!?大丈夫か!百合は!?」


「・・・・パパ?おね・・・・えちゃん・・・・は・・・・さきに・・・・にがし・・・たよ」


「くっ、今助けるからな!」


「ダメだよ、パパ・・・・僕、もう、だめなん、だ、さき、に、にげ、て」


だんだん声が途切れ途切れになり

しかし坂本は見捨てることもなく瓦礫を全部どかし

百合が逃げきれていることを信じ竜を抱き抱え走る

しかし、道中兵士たちに囲まれてしまう


「くっ・・・・ここまでか・・・・」


兵士達が全発砲をした瞬間

坂本は目を瞑りこうつぶやいた


「俺は・・・・百合と竜の父親になれただろうか」


後で分かった話だが

その後見つかった竜の死体には

瓦礫などによる傷はあったものの

銃で撃ち抜かれた傷はなかったのだった

自分が小説自体を始めてから今の今まで読んでくれた友がいるんですが(諸事情で最近は読んでくれてはいない)

その友達の感想での決まり文句は「相変わらず治安悪いな」です

まあ戦闘系が多いから仕方ないですよねw

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