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あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
第二章〜皆男の娘に恋をする?〜
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出来が違うんだよ

グロ注意です

「通さぬなら力ずくで通るまで!お前たちやっておしまい!」


司令官はそう命令すると兵士達が一気に迫ってくる

俺は鼻で笑った後、右手の人差し指と中指と親指で空気をつまむ様にし

横一線状にスーッと十センチ程スライスする

すると兵士達全員が首元を抑え苦しみ出し

空中へと上がっていく


「ぐあぁあ!」「な、なんだぁ!」「苦しいぃ!」「司令官お助けぇ!」


「な、なんだ!?何が起きた!?」


「俺がなんの策もなしにここに来るわけねぇだろバーカ」


俺は馬鹿にしたように蔑んでからつまんでたものを握りつぶす

すると兵士達の首は切り取られ何十人もの兵士の頭が

俺と司令官の足元に転がっていく

さすがの司令官も悲鳴をあげ立ちすくむ


「きゃあああああ!私の部下達が!」


「悪りぃ悪りぃ。簡単に人を殺すなって莇にも六道にも清水にも言われたんだけどな」


「い、一体どういうカラクリ!?まさか私にももう!?」


「あぁ、もうお前の首にも絡めてあるぜ。俺専用の武器スレッドによってな」


「専用武器?そんな情報は聞いてないぞ!」


「あたりめぇだろ?お前ら戦争側に知られちゃ困るだろーが」


「だ、だが、いつそんなことをする余裕があった!仲間達も分かっていなかったではないか!」


「あー、そりゃそうだ。この糸は確か2ヶ月前に張った罠だ。俺はこの学園中のどこかしらに学生達にはかからない程の罠を仕掛けてある」


俺は未来が見えるわけじゃない

だがこの学園が襲われるのは時間の問題

だから入学してからずっと糸で罠を張って回ってたんだ

その罠に兵士たち全員見事に引っかかったわけだ

撫子の場合は罠によって微かに聞こえる音のお陰で良く立ち回ってくれる

だから実質六道達もそれぞれ体中に俺の罠、糸が絡まっている

この学園中の人間達の命はほとんど俺が握っている

俺がその気になればこの中の人間全て殺す事など造作もない

・・・・まっ、それは流石にしないけどな


「お前には聞きたいことが山ほどある。一緒に来てもらおうか」


「ひっ!い、命だけはお助けを!付いていきます!」


司令官がそう言うのを確認してから俺は後ろを振り向く

すると一つの糸が急激に動いたので俺はため息をついてその糸を引っ張る

後ろでギューと縛られるような音が聞こえる

やはり、司令官は俺の背後を取ろうとしてたのか


「がっ!な、何故!」


「けっ、雑魚が。お前とは出来が違うんだよ。もういい。くたばれ」


俺はそう吐き捨ててから糸を思いっきり引っ張る

後ろから大量の血がかかるが防弾服一枚脱げば問題ない

舌打ちしながらライターを出しタバコを吸い始める

やっぱ人殺した後のタバコは格別だな

そんなこと思ってると穴から二人の大男が吹っ飛んでそこから杏が出てきた


「あれ!?蘭さん!来てたんですね!ってなんですがこの生首の数!」


「あー悪りぃ悪りぃ。またやっちまった」


「もうーダメだって言ったじゃないですか!」


「・・・・しょうがねぇだろ。俺はこいつら全員許す訳にはいかねぇ。あいつの為にも全員ぶっ殺す」


「え?もしかして蘭さん、あの時のことまだ・・・・」


「その話はまた後だ。とりあえずあいつらと合流するぞ」


「え?あ、はい!」

2章終盤に差し掛かりました

前に言ったかもしれませんが本当は三章で終わらせるつもりでしたが下手したら4章までいく可能性あります

色んな人のメインとかを書くとなると三章じゃ収まらない気がしてwよろしくお願いします

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