表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
第二章〜皆男の娘に恋をする?〜
52/400

力だけでは勝てません

筋力がえぐすぎる男にあっけなく負けた俺

しかし皀さんと杏さんが応戦に来てくれた

いくら杏さん達とはいえ太刀打ちできるのか?

先に皀さんが俺を担いで木にもたれかけられるように置いてくれる

杏さんは前に持っていた4メートル長の斧を片手で持ち男とタイマンをはる

杏さんの斧は持ったことはないが重いはずだ

しかし男は速さもある斧攻撃をもろともしない

杏さんの情けのせいか、峰の部分でしか攻撃しない


「たしかにお前筋力いいな。だがそれだけだ」


片手斧による攻撃には隙がある

男はその隙をついて重そうなパンチを杏さんにヒット

杏さんはすごく痛そうにするがすぐに攻撃をしようとする

しかしその斧は掴まれそのまま杏さんを蹴り飛ばす

杏さんは後ろの木にぶつかり血を吐き出してしまう


「今福先輩!つ、次は私の番!」


皀さんは杏さんを気にしつつも

包丁を持ち性格反転。持ち前の俊足で男を翻弄する

男は早い動作に慣れてないのか時折キョロキョロする


「あんたの血を頂くよ!」


皀さんは妥協を知らない

男の背後を取ると思いっきり包丁を刺す

しかし、その包丁は深く刺さるわけでもなく

先っぽしか刺さらなかった

皀さんは決して腕っ節が弱いわけじゃない(というか俺より強い)

その筋力でも刺さらないってことは

筋肉が固すぎるのか?恐ろしいな・・・・

男はすぐに皀さんを肘打ちで吹っ飛ばした


「スピードが速かろうと俺の筋肉相手には無力。残念だったな。さて一人の女が落とした斧で倒してやるよ」


男はそう言って地面に落ちている杏さんの斧を拾い上げようとする

俺はどうにかして立とうとするがダメージが大きすぎてすぐに膝をつく


「この斧、片手斧にしちゃ長いな・・・・くっ、重い!両手でやっとだぞ!?」


男は落ちてた斧を両手で拾うなり

独り言を呟いて斧を置く

あの人が両手でやっと持てる?あれ?もしかして


「当然です。何故ならそれは元々両手斧なのだから」


男が置いた斧をいつのまにかいた杏さんが拾い上げる

斧は軽々と持ち上がり斧を片手で持つ杏さん

両手斧?って両手で扱う用の斧だよな。通りで長いわけだ・・・・


「我を本気にさせるのはあなたが久しぶりですよ」


「お前まだ上あるのか?ほう、それは楽しみだ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ