あなたなら楽しめそう
アンケートの結果が出ました!
協力してくれた方ありがとうございます!
結果的に多かったのは二人ということになりました
三年生が出る所は決まってるのでお楽しみに!
興ざめ、そんな言葉を言われ少し頭が真っ白になった
おそらくこの女の子の脳内には沢山の強者のデータが沢山あるだろう
きっと彼女は俺よりも強くプログラムされている
しかし自分も、父ですらなれず母が求めたゾーンに入れる
きっと彼女はすごく期待していたんだろう
「お前の期待通りじゃなくて悪かったな・・・・」
「早くなってよゾーンってやつ」
「入れないんだ・・・・あんたと同じロボットに言われたんだよ。あの時と同じ以上の怒りでなければ可能性はないって」
元々ゾーンは誰でも入れるらしい
だがゾーンは一度入ると二度目は凄く難しくなるし
自分でコントロールしたり入ったりすることはまず無理らしい
だからあの時よりもさらに怒りを持たないといけない
坂本さんが苦しんでいるのを見てあの時ぐらい怒りはあるが
やはり入れない・・・・このままだと負けてしまう
「ふーん。じゃああなたに興味ないわ」
殺される。その覚悟を決めた瞬間
横からの狙撃が女の子の腕にあたり
その弾みで俺は地面に背中から落ちてしまう
俺は咳き込みながらも狙撃の方向を見ると
珍しく身長の倍はある狙撃銃を持った清水先輩がいた
耳から口元まで通信機のようなものがある
「葵ちゃんビンゴだよ。こっちは任せて」
「あなただーれ?邪魔しないでよ」
「清水守。その子達凄く重要だから殺すのやめてくれないかな」
「無理。殺すって決めたもん。邪魔するならあなたも殺す」
女の子はそう言ってかなりのスピードで清水先輩の背後を取る
先輩は振り向きもせず側転して踵で女の子の顎にヒットする
先輩はすぐに回し蹴りを試みるがその足は掴まれる
女の子は手から針を出し足に刺そうとする
先輩すぐに片方の足で女の子の腹部を蹴りなんとか抜け出す
「あはは♪あなた面白い♪あなたなら楽しめそう♡」
「変なこと抜かしてないでかかってきなさい!」
先輩は何度か拳で女の子の体を乱打するが
女の子は微動だにせず最後には体の一部から針が飛び出し先輩に刺さってしまう
先輩は手を抑え苦しみ出す
「清水先輩!!!」
「私がロボじゃなきゃ互角だったかもね♪」
「ふふ・・・・そうかもね」
ロボはそう言って腰にしまってた拳銃を構え
座り込んでいる清水先輩のおでこに構える
俺はなんとか立ち上がろうとするが肩から銃が飛び出しこちらに向けている
くそ・・・・動けば俺も撃たれるってのか・・・・
「楽しかったよ清水守♪」
「ええ、私も楽しかったわ・・・・凄く」
その言葉と同時にロボは銃を発砲した
その瞬間、何が起きたのか分からなかった
先輩が座り込んでいた場所には誰もいず
ロボの後ろにはロボの片腕を捥いで持っていた先輩がいた
「・・・・どういうことだ。お前は麻痺で動けない。しかも今の速さは」
「これはあまりやりたくなかったんだけど。私達は時間がないの。楽しかったからすぐに終わらせるわ」
清水先輩はそう言って振り向く
俺はその時感じた。あの時と同じ
先輩は、ゾーンに入っていたのだ
「ありえない!ゾーンに入れるのは蓮椿だけのはずだ!」
「んー椿ちゃんのゾーンに入ったのをみて試してたのよね。入れちゃった♪」
清水先輩は舌をちょっと出してウインクすると
また恐ろしい程の速さでロボのもう一つの腕をとる
ロボは苦しみ出し、膝をつく
「ありえない、ありえない!何故そこまでの力が!」
「さようなら、ロボットさん」
清水先輩が一発殴るのと
ロボの体全体から沢山の針が飛んできたのはほぼ同時だった
ロボの頭は破壊されロボの体は倒れる
先輩も体中に針が刺さっており倒れてしまう
俺は慌てて先輩と坂本さんを抱える
「えへへ、油断しちゃった」
「しっかりしてください!すぐに帰って応急処置しましょう!」
「うん、そうする」
今回の話はじつは道明寺先輩と清水先輩のどちらかで凄く悩んだ末
効率的に清水先輩の方が手っ取り早い気がして清水先輩にしました
次回は杏さんとカンナ編です!




