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あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
第二章〜皆男の娘に恋をする?〜
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純粋な不良

今年最後の話は小原先輩で締めます!

今年もありがとうございました!

次の日、俺は小原先輩が言った集合場所に着いた

あの人は起こりっぽいので20分前には来たのだがすでに先輩は来ていた

結構オシャレで可愛い衣装だったので

一瞬ほんとうに小原先輩なのか疑ってしまった

でもやっぱりタバコは吸ってるんだ・・・・


「小原先輩、もう来てたんですね」


「あ?30分前に来るのは当たり前だろ。さっさと行くぞ」


緊張しているのか、俺に目を合わさずさっさと行ってしまう

いくら先輩とはいえ女性だ

俺は逸れないために先輩の手を掴む


「逸れちゃ困りますので、手を繋ぎません?ダメですかね」


「は、はあ!?ダメに決まってるだろーが!離しやがれ!」


「やっぱりダメですか・・・・(シュン)」


「っ!分かった!分かったからそんな顔すんな!」


結局先輩はすんなり折れてしまい俺たちは手を繋ぎながら街をめぐる

やっぱりこのデートの前に清水先輩から対応の仕方を聞いてて正解だった

男の俺がこんなやり方は正直プライドに引っかかるが

まあ、ここは男を捨てよう・・・・うん

小原先輩が最初に来たのは巷で有名な洋服屋だった


「俺はファッションに興味はねぇが、お前はさらにひでぇファッションしてるから選んでやる」


「わざわざありがとうございます・・・・女物はあまり嬉しくないですが」


「男物の話だよ。お前今日も女装してるし、たまにはいいだろ」


俺の有無を聞かず、先輩は明らかに高そうな

カッコいい洋服を何着か取っていく

俺はその一つの値札を見ると

どれも俺の今持ってる所持金を超えてしまう

え?なんでそんなに金ないのって?

いや、男は金に疎いからって京塚さんに管理されてるんだよね・・・・

俺の毎日の所持金5000円は本当にきつい

そんなこと考えてると品定めしてた先輩が帰ってくる


「ほれ、これ着てみろ。カツラは外せよ」


先輩は興味ないといいながらも服は結構オシャレなものだった

俺はカツラを外し、その服を試着すると

改めて自分男なんだなと思った半分

こんな自覚する人多分俺だけだなと思った半分

俺は早速試着室から出て先輩に見せると

先輩は一瞬頰を赤くしたがすぐに戻った


「お前、女装も似合うがちゃんとした男なんだな」


「自分でもそう思いました。ほんと不思議ですよね」


「それはそんまま着てけ。俺がもう払っといたから」


「え!?この服ってめっちゃ高くないですか!?」


「あ?気にすんな。大したことねぇから」


先輩はそう言って先に店を出てしまう

俺はそれに着いていくと急に先輩はこちらに振り向く


「おめぇはこっから6日その服で行ってこい」


「え、あ、ありがとうございます。あれ、先輩もう帰るんですか?」


「俺は元々あいつらと戦う気なんざねえさ。巻き込むのも大概にしてくれよな」


「でも清水先輩が、小原先輩はもしかしたら二年の中で一番好意を持ってるかもって」


「あいつはホラ吹きやすいからな。気にすんな」


先輩は俺の方を一度も見ずに去ろうとしている

おかしい、先輩は絶対嘘をついている

俺は引き止めようとすると「来るな!」と大声で叫ぶ

俺がびっくりして立ち止まると先輩は涙目でこう言った


「これ以上・・・・私を苦しめないでよ・・・・バカ」


「先輩・・・・」


「私は・・・・俺はお前とはどうなろうと付き合うことは出来ねぇ」


「え、そんなどうして!?そんなの分からないじゃないですか!」


「・・・・それは杏が教えてくれるさ。あいつも俺と一緒だからな」


こうして、小原先輩はその場を去ったのだった

次回は年明け最初ということで特別編を用意したいと思います。お楽しみに!

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