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あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
一章〜あの女子校には男の娘がいる〜
34/400

女装オンパレード

黒江 紅覇(こうは) 15歳 誕生日1月5日

身長165 髪 黒 坊主に近い髪型

砲術タイプ(主に拳銃を持った戦いを得意とする)


将来の夢は世界の大泥棒と自称する男

お調子者で女に弱い所やおっちょこちょいな面もあるが

高い知能と技術を持ち、狙った獲物は必ず倒す

しかし目を離したら何処かへ消えてしまう

クソ真面目な灰塵と戦い好きな蓮の間を取り繕う唯一の人物

『芯は通す男の中の男』をモットーにしているらしい


灰塵(かいじん) 葵蓮(あれん) 15歳 誕生日9月31日

身長 168 髪 白 メガネかけてる

戦術タイプ(予知をして先回る攻撃を得意とする)


親は有名な学者ということで頭がかなりいい男

数学が大好きのようで関連の質問すると三時間は止まらない

自前の頭で相手の弱点を見抜ける優等生

くそ真面目なので冗談がたまに通じない

一応白碧と黒江を抜いて成績一位

戦いだったとはいえ菫に恐怖を与えたのを今でも悔やんでいる

「てめぇふざけんな!離しやがれ!」


「まーまー♪そーんなお堅いこと言わず〜♪」


黒江はそう言って強引に宮沢さんと白碧を更衣室に押し込む

俺が女子が苦手ってことで二人が女装をすることになったが

本当に大丈夫だろうか・・・・そのまま窓蹴破って逃げないだろうな

と思ってると案外早く宮沢さんが出て来てくれた


「黒江様がご希望された服を着ましたが合ってますか?」


宮沢さんはどこから持ってきたか分からないメイド服を着ていた

俺も灰塵も飲んでたお茶を吹き出す

いや、だって、俺にそんな趣味はないが

可愛い・・・・本当に男・・・・なのか・・・・?


「うんうんバッチグーよ逢ちゃん♪」


「椿様もこれで女子慣れるでしょうか?」


「え?あ、うん。慣れるかも〜あははは(棒」


そんな会話をしてるとようやく白碧が顔だけ出してきた

珍しく赤面しているがあれは多分

怒り半分混じってるな


「黒江テメェ本当にふざけんじゃねーぞ・・・・・!」


「そーんな怒んないでよはっちゃん♪」


「あとで捻り潰してやるからな!」


白碧はそう言って出てきてくれる

その格好はフリフリのワンピースで

今度は俺と灰塵と黒江も茶を吹き出してしまう

いや、失礼だが少し似合ってない

だが十分に可愛いのは事実である


「悪い白碧君。すまないことに少し笑ってしまった・・・・くくっ」


「謝るんだったら笑い堪えんのやめろ灰塵!」


「あっはははは!傑作だぜ白碧〜!」


「黒江は少しわきまえろー!」


「白碧様流石です。似合ってるパーセンテージ40%です」


「それ普通に貶してんだろ逢!」


男同士(?)の会話を見て、本来なら俺もここにいたんだなと思った

俺たち海堂の一年よりかは強くて負けた相手なのに

ここまで楽しいのはなんだか複雑だ

結局この作戦は失敗ということになり

ようやく制服に着替えた二人を連れて

北雪高校のトレーニングルームに移行した


「では気を取り直して魔法の特訓をしよう。まずはゾーンになれるか?」


灰塵はそう質問してくるので

前の感覚を思い出してみる・・・・が

一向にあの感覚にならない


「そりゃそうだ。あの時お前は怒りに身を任せてたんだからな」


「今の椿様ではゾーンに入ることは不可能と思われます」

これで第一章は終了となります

次回から第二章になりますが椿はほとんど出てこないと思ってくださいw

椿が北雪にいる間の海堂付属の様子といった感じです

二章は少なめでお送りしますのでお楽しみに!

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