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あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
一章〜あの女子校には男の娘がいる〜
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怒りの鉄槌

ゾーン。簡単に言うと体と心が完全に一体化していて、自然に体が動いているような感じだ

単に調子がいい、とても集中している、というだけでなく

「心と体が完全に調和した無我の境地だった」

「体が勝手に動き、苦痛を感じなかった」など

選手にとって「何か特別なことが起こった」と感じさせるらしい


しかしこのゾーンは今の人間には誰一人入ることは出来なかった

後に白碧から聞いた話だと父上もゾーンに入ることは出来なかったらしい

父上は研究に研究を重ね、特別な怒りや急激な信頼によって出来ることを理解した

だが父上にはその感情は備わってなく

その可能性は俺が秘めていたらしい

父上が研究してただけある。今は誰にも負ける気がしない!


「くっ!図に乗るなよ!ガキどもが!」


男はそう言いながら俺を何度も殴ってくる

痛さなんて感じない。この程度なら勝てる


俺は思いっきり溝にパンチする

結構深く入った感覚はあり男は凄く苦しみだした

俺はそれでも妥協することなく頰を思いっきり殴る

男は地面に何回も転がってからなんとか立ち上がろうとする

男が顔を上げた時には俺は既に拳銃を構えて立っていた


「どこから・・・・そんな力が出る?くそう・・・・!」


「終わりだな」


「待て!分かった!軍を引こう!お前のことは見逃してやる!」


急に命乞いをしてくる男に更にブチっと頭の中の何かが切れる


「クソッタレがぁぁぁ!てめえは絶対に許さねぇ!地獄で後悔してろ!」


俺の怒りのパンチは思いっきり頰に当たり

近くの木まで吹っ飛んでしまい、男は気絶してしまう

俺はその瞬間に力が抜けて膝をついてしまう

一気に体の筋肉が悲鳴をあげるのが分かる

すると白碧が近づき肩を貸してくれる

京塚さんも莇さんと皀さんの肩を借りている


「ごめん白碧」


「謝ることはねぇさ椿。よくやってくれた」


「ありがと椿君。役に立てなかったね」


「そんなことはないよ。それより君のけがを治さなきゃ」


その後、全員病院行きになりそれぞれ手当をしてもらった

俺たちが倒したやつらは組織のほんの一部らしく

その一部全員は警察へと連行された

京塚さんも致命傷とまでは行かず無事全員が帰還した

白碧の場合は灰塵とかに説教されてたのは言うまでもなし


そして何日か経った後、俺は北雪高校にいた

何話かほど北雪高校メインになります

それで第1章終了です

第2章はラブコメがメイン?ぜひお楽しみにー!


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