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あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
第二部前半『あの英雄は人外である』
287/400

知ってるはずだろ?

主人公が途中で完全に動けなくなって、しかも今回の騒動は自分の後輩であり先輩でもある人で、それを一番の上司が責任を取って戦うという


なんともまあすごい話です(語彙力なしw)

視界がはっきりと見える

怒っているはずなのに何処か冷静になれる

この力は・・・・・ふっ、ようやくか・・・・


「な、なんだ?その力は・・・・?」


「知ってるはずだろ?特別な怒りや急激な信頼によって出来る伝説の領域・・・・ゾーンだ!!!」


私は菊に向かって空間を蹴ると

衝撃波が巻き起こり菊は吹き飛ばされてしまう

そのまま跳躍して頭を地面の方にしてゆっくりと三回転し

近くにあった壁に思いっきり蹴りつける


しかし壁は崩れてその先のマンションやビルを5軒ほど突き抜け途中のビルに埋まる

間髪を容れず逆さまのまま空中で左手を銃のように人差し指と親指を立てると

人差し指に黄色の15センチほどの球状の魔法を発動して発砲する


親指で照準を合わせた甲斐あって菊に命中

その場にあった住宅街一帯を吹き飛ばしてしまう

しかし恐ろしい形相と速さで戻ってきて

鋭く長い爪で引っ掻いてくる

天翼族は空中での速さは人間の比較にならないと知沙から聞いたことがある


たとえゾーンに入った今でも速すぎる攻撃は見えもしない

だが・・・・そんなことはどうだっていいんだよ


「あたいの部下を殺した罪は・・・・死ぬだけじゃ済まねえぞ」


菊のひっかき攻撃を左腕で防ぎ怯んだ瞬間にかかとで回し蹴りをし

左足だけで菊の腹を何十回も踏みまくり

右足を太陽に掲げ、太陽の光が私の足に付着し金槌の形になる

あまりの眩しさに菊は全く目が開けられていない


「太陽の光をそのまま・・・!?何故ただの一般人がこれほどまでの力を!?」


「生憎あの学校には通わなかったものの長年特訓してきたんでね・・・これでもくらいな!奥義!太陽(サンシャイン)(イグニッション)!」


私はそのまま菊の体をボレーキックで地面に蹴落とす

地面に落ち、大爆発を起こす

初めて試みた技だったがなんとか成功したみたいだ

煙が晴れると片方の翼が半分焼けてボロボロな菊が

右腕だけで少しずつ這いずり始める


「まだだ・・・・私はまだ死ねない・・・・弟の為に・・・・貴方達を殺す!・・・・その為には・・・・人間・・・を・・・・捨ててやる!」


菊は全身から漆黒魔法のような闇の魔力で覆い始める

私は悔やんだ。菊がこんな風になるまで気付けなかったことを


「お前がそうなったのはあたいにも責任がある・・・・今楽にしてやるからな」


「コロシテヤル・・・・!コロシテヤルーーーー!!!!」


両腕は茶色い羽毛、両足も鳥のような爪が鋭くなり

片目は赤く光り、頰には血管が浮かび上がっていて

胸の真ん中には碧の宝石みたいなものが埋まっている


「コウナッタラダレモトメラレナイゾ!チマツリニアゲテヤル!!」


「もう・・・・もういいんだ・・・・菊・・・・すぐに終わらせるからな」

新登場!!!奥義!!?

楓さんは謎しか残してくれないんでしょうかw

奥義に関しては出すか出さないか迷ってたんですが新しい要素欲しいなと思いこういう形で登場しました


何故楓がゾーンに入れたのか。そしてゾーンに入った時に『ようやく』と言ったのか

そして完全な人外になってしまった菊もといゲッケイジュを止めることは出来るのか!?


いろいろ回収しなくちゃいけなくてまあ大変です。次回もお楽しみに

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