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あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
第二部前半『あの英雄は人外である』
280/400

見掛け倒しだな

やっぱ白碧の強すぎる戦いは書いてて楽しいです

白碧のちょっとした本気は

相手を圧倒するのに十分の力を持っていた

白碧は常時不敵な笑みを浮かべながら

人外の攻撃を弾いていた


人外の魔法をまた弾くと

軽く人外の体をソフトタッチすると

一瞬で遠くまで突き飛ばされてしまう


「リーダーってのはそんなもんか?見掛け倒しだな」


「おのれ!人間ごときにこの僕が負けるか!」


人外はそう言うと白碧を四角いボックスのような魔法で包む

白碧は軽く壁を叩くが、びくともしない


「それは僕よりも強い魔力でなければ壊れない魔法だ!君ごときが壊せる筈がない!」


「ほう、それは面白い、じゃあしっかり目に焼き付けておけ、これが俺の最大の魔力だ!」


俺は神経を研ぎ澄まし集中力を上げていく


「はあああああああああああぁぁぁぁぁあああああ!!!!!」


俺は腹の底から一気に喉元へ突き上げるような雄叫びを上げ

体は白い魔力を帯び、髪が碧色になった

左目にはの白い炎が灯り、右目には白い稲妻が走っていた


「な、なんだその力は!僕の力を軽々しく抜いただと!?」


「残念だったな。貴様とは格が違うんだよ」


「そのような力を持った人間が何故!?一体何者なんだ!?」


「ふっ、しらねぇようなら教えてやる。俺は・・・蓮秀英の知識と蓮宝玉の力と蓮椿の誇りの血筋を受け継いだ・・・・最強の戦士」


「・・・・まさか!!?」


「蓮一族長女、純白の聖戦士!蓮・・・白碧だ!!!」


俺はその場にある瓦礫や木々達を震えるような咆哮を放ち

空間を十時に切り、最大魔力を両手に溜める


「この技が貴様に止められるかな?聖神 三連星(グランドクロス)!」


「こ、こんなもの!!この僕が・・・負けるわけ!!」


「あばよ」


俺の魔法はいともたやすく人外を消し去り

片手に残った魔法をサッと空へ捨てて

耳につけていた通信機をつける


「こちら白碧。ここら一帯は全滅させた、後は任せたぞ」


『上出来だ、休んで良いぞ』


やれやれ、撫子先輩達は少しかかりそうだな

だがわかっているのだろうか、あいつらがいなくなった途端人外が襲ってきたということは

撫子先輩が働いていたバイトの場所に、スパイがいたということに


白碧、圧倒的力で勝利!白碧ならではの名言も!いやこれは本当鳥肌もんですよ、うん


そしてまさかのスパイいる説!?これなんか前もあった気がw

次回は通信機に通じてた人が登場しますw (すごいあやふや)

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