□の戦士
投稿遅れてすみません
休日は早起き全然出来なくて・・・・w
俺達が別荘に辿り着くと、そこは地獄絵図だった
別荘のあちこちは燃え盛り色んな人達が逃げ惑っている
戦争という規模ではない、この別荘だけを狙っているようにしか見えない
きっとどこかに莇さん達やこの争いの起点がいるはずだ
俺達がまた爆発した場所に行こうとすると
上から誰か降ってきて俺達を妨害した
なんだこの人・・・・女?
「六道椿・・・・と蓮白碧ですね?あなた達を今ここで排除します」
「邪魔しないで!こんなことしても意味ないよ!」
「無駄だ椿。こいつらに説得なんか効いてたらとっくに俺がしている。こいつは任せろ。お前は他の奴らの安全を確保しろ」
「え?でもそれだと・・・・」
「いいから行け!」
白碧の言葉に押されるように俺は走り出す
あまり叫ぶとこちらの場所が分かってしまう
俺はなるべく近くにいる銃を持った兵達を縛り上げて行くと
途中、坂本さんと道明寺先輩がいた
「六道さん!無事だったのね」
「坂本さん!これは一体・・・?」
「急に来た奴らが六道椿を出せって言って・・・・学園長が断ったらこんなことに・・・・」
「つばっきー目当てで来たっぽいからあまり目立った行動禁止ね。ここは私達がやるから大丈夫だよ」
意外とまともな事を言って道明寺先輩達は銃を持ってどこかに行く
くっ・・・・皆ごめん、俺のせいで・・・・
今は悔やんでる場合じゃない
どうにかして止めないと・・・・
あれは・・・・杏さんが大砲持ってる人たちに襲われている!?
駆けつけようとしたが銃撃が色んなとこから来てそれどころじゃない
「フォッフォッフォッ、儂らに逆らうからいけないんじゃよ!死ねぇ!」
狙撃兵の隊長だろうか、爺ちゃんがそう言いながら大砲を撃っていく
杏さんは流れる動作で避けながら近づく
土木工事の最中だったのだろうか、3メートルはある木材を持っていた
まさかあれだけで戦うのか!?くそ!近づけない!
「一つ貴方達に申し上げましょう。我に大砲など効きませんよ」
「なんじゃと?撃て!撃てぇ!」
色んな人達が大砲を撃ち、それを木材で全て防いでいく
どんどん爆発は大きくなり黒い煙で覆われて杏さんが見えなくなっても大砲を撃ち続けた
くそ!杏さんが!どうすればいいんだ!
「フォッフォッフォッ!雑魚は雑魚じゃのう!」
隊長がそんな事を言った瞬間煙から5メートル以上ある斧が出てきて
隊長以外の兵達を全員薙ぎ払う
煙も晴れたその場所には左腕に□の模様をつけ、片手で斧を持っている杏さんがいた
「言ったでしょう?我に大砲など効かないと」
「お、お前!その模様は!」
隊長が後ろに後ずさるのを見て俺は走り出し
勢いに任せてドロップキックをする
隊長がよろけ木にぶつかり仰向けになると
木の上にいた皀さんが飛んできて
ナイフで思いっきり足を刺した
その後隊長を縛り上げ動けないようにする
「あはは!いい連携だったよ椿!もっと刺していい?」
「だめだよ皀さん、それは我慢して」
「すみません二人とも。任せる形になってしまって」
「いえいえ!杏さんが無事で良かったです!」
「先を急ぎましょう。莇さんと小原さんがあっちで戦ってるはずです!」




