見つけたぁぁぁぁぁあ!!!!
十時に投稿するの忘れたぁぁぁぁぁあ!!(デジャブ)
「は、犯人?私撫子ちゃんに何かした!?」
「私と友達二人でこの島に来たのに嵐に巻き込まれたの!絶対あんたのせいでしょ!」
「ふえぇぇぇ!?ごめんなさい!そんなつもりじゃなかったの!」
その言葉を聞き、どうやら悪意があって
狙って嵐を起こしたわけではないようだから
仕方なく許すことにした
ムギちゃんは少し涙目でイジイジと
両手の人差し指を合わせてボソボソと言い訳を言っている
この子ずっと思ってたけど、いちいち仕草可愛いな
「そういえばさ、ムギちゃん以外に仲間はいないの?」
「他の人魚なら、人間の言葉で言う『村』があるよ!せっかくだし紹介する!」
ムギちゃんの背中に乗り、また5分くらい泳いでいると
サンゴの家が大量に並んでいる村を見つけた
その中で水面まであるんじゃないかってほどデカい城のような物があり
私達はそれに入ると、人魚の長が玉座に座っていた
「珍しいわね、カラスムギがここに来るなんて」
「聞いて聞いてママ!外で人間見つけたの!」
「こら、ここでは族長と呼びなさいカラスムギ」
「あ、ごめんなさい」
ママと呼ばれた族長さんは
私を見てお辞儀をしてから微笑む
すっっっごい美人だなこの人
ムギちゃんの親で族長なんだ
「カラスムギがお世話になりました、母であり魚人族の族長セイレと申します」
「あ、えと、撫子です。お世話になったのはこっちなので、頭を上げてください」
「そーだよマ・・・族長!この子が悪鬼族に襲われてたのを助けたんだから!」
「あら、カラスムギにしてはよくやったじゃない。それで人間が何故このような場所に?」
魚人族の族長なら話がわかるかもしれない
私は今までの経緯を話した
族長さんは私の話を親身に受けてから
水晶玉のようなものを出し集中しはじめる
「ママはね、占いみたいなのが出来てこれから先の事が少し分かるんだよ」
前のめりで嬉しそうに説明してくれるムギちゃんを片手間に
族長は「これは・・・」と呟く
「貴方の言う英雄の話は私にも届いていました、しかしこの島にそのようなものが来ているとは聞いていませんね」
「そうなんですか・・・・やっぱり探さないとダメなのかなぁ」
「しかし、貴方には二人仲間を引き連れていたはずです。その二人は?」
「あームギちゃんのせいで逸れちゃったんだよね、それも調べられる?」
「カラスムギ・・・・貴方って子は・・・・分かりました、人探しは少し時間がかかるのでしばらくお待ち下さい」
族長が集中している間、私は近くの椅子に腰をかけ
窓から外を見渡す
水の中だからクラゲとかいっぱいいるなぁ
と思っていたら途中で人間が楽しそうに泳いでいるのが見えた
・ ・ ・
「ちーちゃん見つけたぁぁぁぁぁあ!!!!」
十一時に予約投稿しておきます・・・・今度はTwitterで宣伝するの忘れそうw




