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あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
第二部前半『あの英雄は人外である』
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あの英雄は行方不明である

今日はここまで!明日また9時に投稿します!

私にはまりりんの他にも親友がいる

その人の元にいくために仕事が終わった私とまりりんは

工事が行われている場所へ向かった


そこには作業服で最近金髪から黒髪へ髪を染め直した

元不良の小原蘭(通称らんらん)がタバコを加えながら写真を撮っていた


「らんらーん!頑張ってるねー!」


「・・・・お前なぁ、仕事場には来るなって何回言えばわかるんだよ」


「あれ?らんらん一人?他の業者さんは?」


「俺は今日はここで現場を見とかねえといかねぇんだよ、用があるならさっさとしな」


「秀英さんが五年前に死んだっての聞いた?」


私の質問にらんらんは少しだけ考えてから

「そういやなんか言ってたな」と呟く

この反応的に、興味がなかったから忘れてたんだろう


「それでつばっきーに会いたくてさ、どこにいるか知らね?」


「椿なら何処にもいねえぞ。もしかしてお前知らないのか?」


「へ?」


「椿は秀英が死んだという噂が流れたのを探すために何処かに行ったっきり行方不明だそうだ。もしかしたら妹が知ってるかもしれないけどな」


つばっきーには双子の妹、白碧って子がいる

女らしからぬ名前と見た目と強さをしていたが

もう手がかりを持ってるとしたらはっちゃんしかいない

らんらんの助力も得てはっちゃんが住んでいる場所を突き止めた


「・・・・今更兄貴の先輩方がなんのようだ」


何故かご機嫌斜めなはっちゃんに

私は噂のことを問い詰めると

さらに機嫌を悪くするが、教えてくれるみたい


「兄貴なら人外が大量に住んでいると言われている島に行ってしまったぞ。一人でな」


「一人!?人外はつばっきーレベルの強さのやつもいっぱいいるんでしょ!?大丈夫なの?」


「・・・・あいつは『俺が何かあったらお前がこの地域を守ってくれ』と言ってきた。だから俺があいつの生死を確認するわけにもいかない」


その言葉で、本当ははっちゃんも探しに行きたいのが分かった

・・・・これを聞いて黙ってるわけにもいかないよね


「まりりん!私決めた!つばっきー探しに行く!!」


「はあ?本気で言ってるんですか?」


「つばっきーを探してこの人外が群がるこの時代を終わらせる!これは多分私に出来ることだから!」


「全く、簡単に言ってくれますね・・・・いいですよ、その心意気、私も買いましょう」


「まりりん大好き!」


「・・・お取り込み中悪いんだが、お前らその島にどうやって行く気だ?」


「・・・・あっ」


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