表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
特別章総合編〜味方が敵に!?学園祭で生き残れ!
251/400

終焉と始まり

ついに最終話!!!

一年間以上お付き合い本当にありがとうございました!!!

学園祭が終わり、数日が経った頃

一人の男と一人の女がゆっくりと歩いているのが見える

一人は白いタオルを腕に巻き

一人は扇をパタパタと仰いでいる

二人の前には一人の帽子をかぶった男が不敵な笑みを浮かべ立っていた


「やあ、君達なら来ると思っていたよ。だけど不思議だ。何故二人だけで来てしまったのか」


「今回の一件は無かったことにする。それが俺の新しい使命だからだ」


「貴方は正羅と湯婆を利用した罪で死刑にするわ。もちろん拒否権はないわよ」


「怖い人達だ。だが惜しい、君たちは人外の力に手も足も出ないのだから」


帽子の男は指をパチンと鳴らすと

空から、地面から、大量の人外達が姿を表す

空を飛べる翼を持つもの、毒を持つゾンビの力を持つもの、海を泳げるヒラや尾鰭がついてるもの


様々な姿に変貌した人外達の総合力は

あの椿をも超えるものばかりなのだ

へへっ、面白え

まさかあの伝説のゾーンが入れる俺ら人間には

勝てないと言わせてるようなものじゃねえか


「今更怖気ついたの?秀英」


「怖気ついてるんじゃねぇ、面白いんだ。まだ俺の知らない強い世界があることに。そして俺達人間にもいつかこいつらを超えられる力を秘めていることに」


「全く、研究者のサガだとでも言うの?私達、今ここで死んだも同然よ」


「俺達は死なない、俺達の名前が世界に知らされる限り、存在ごと死ぬことはありえない。俺たちのこの戦いは必ず未来の救いの綱となる」


俺はゆっくり歩みながら集中力を上げていく

しかし後ろから肩を掴まれ後ろに戻される

俺は振り返るとそこには天空、海

そして、喑が立っていた


「お前ら二人して水臭いな。俺らも混ぜろよ、仲間だろ?」


「全く、あんた達は私がいないと始まらないじゃない、置いてくなんて酷いわ」


「お、お前ら・・・・」


「私達三人はどんなことがあっても貴方に命をかける。そう約束したじゃありませんか、ご主人様」


「・・・・いい仲間を持ったわね、秀英」


「・・・ったく、お前らは本当に大馬鹿やろうだ。覚悟は出来てんだろうな!」


「「「「まかせろ!」」」」


俺はゾーンを全開放して身構える

俺のやってきたことは正しかった

ありがとな・・・・皆・・・・そして頼んだぞ、戦士達よ!


「行くぞぉぉぉぉおおお!!!!」












数時間後、巻き起こる砂の中で二人の女性が歩いている

出前のような箱を持っていた女性は

異変に気づき、地面に落ちていたものを拾い上げた


「何してんだ?早くしないと遅れちゃうぞ菊」


「あ、はい、待ってください楓部長!」


菊と呼ばれた女性は拾ったものを

ポケットに入れもう一人の女性を追いかける

ポケットからすぐに落ちてしまったものは

やがて風に吹き飛ばされていく

それは、赤くて汗染みたタオルだったらしい


to be continued....

最終話が主人公ではない、しかも全てにおいて意味深だった回なのでどうなるか見ものです

最後に名前だけ出てきた女性二人は一体何者なのか?そこらへんも続編にてお楽しみください!


さて、続編について新たな情報、と言いますか

続編のタイトル、それは『あの英雄は人外である』に決定致しました!

タイトルだけで意味深を醸し出す私は罪な男ですw

まだあらすじを作り終わってないので投稿日は頑張って明後日になるかもですね


ここまでご愛読、ありがとうございました!

この一年間色々ありすぎてもうビックリです・・・・

ネタがある限りやめないので皆さん、また続編でお会いしましょう!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ