協力してよ
すっかり忘れてましたがこの作品が投稿されて一年が経ちました！！！！！
いやまじでここまで長引くとは思わなくて自分でもびっくり
まだ作者歴3年ですがその一年を費やしたことになります
この一年ずっと追い続けてくれた人はいるんでしょうか・・・・？
とにかく！ここまで続けられたのは皆様のおかげです！1周年記念とかやってみたいですが最近土日出勤普通にして暇ないのでどうか我慢してください
それでは1周年となって最初の話は百合編です！
椿が白碧を倒した頃、百合は真琴とまたあっていた
「京塚さん・・・・あの戦いから急にいなくなったけど、何してたの？」
「いやぁ〜皆いい感じに暴れてるからずっと隠れてた」
「ずるい・・・・ここに来たってことは私を倒しに来たの？」
「いや？交渉してみようかなって」
交渉？と私が聞く前に京塚さんの後ろから矢が飛んできて
京塚さんは振り向きもせずそれを片手でそれを掴む
矢を放ったのは羽沢さんだ
「協力してよ坂本さん、あれすごく鬱陶しくてさ」
「あれって酷いな真琴ちゃん、そういう戦いなんだから仕方ないでしょ？」
「きょ、協力って、私たち敵同士だよ？」
「ルールに協力禁止なんて書いてないし、あの生徒会長なんか嫌いだからね。それに君には欲しい戦力じゃない？」
確かに私達はとにかく戦力が欲しい
願ってもない申し出だが、裏があったらどうしよう
しかし、そんな考えも与えぬまま羽沢さんが攻撃を仕掛けてくる
仕方ない、裏切られたらその時に考えよう
私は京塚さんにアイコンタクトをすると
少しだけ嬉しそうに笑ってグッと合図をする
私達は二手に分かれて羽沢さんを挟み撃ちする
羽沢さんは避けもせずその攻撃をまともに喰らってしまう
私達は休む暇も与えず永遠と射撃魔法を連発して
中心にいる羽沢さんは爆発で見えなくなる
「それじゃあ行くよ坂本さん！」
「へっ？ちょ、ちょっと待って！」
京塚さんの合図になんとかついていき
煙の中から羽沢さんを見つけ出し二人で拳の乱打を叩き込み
二人で空まで蹴り飛ばし、空中でまた光焔魔法での挟み撃ちに成功する
意外と息が合って自分でもびっくりだ
でも、これほど攻撃を与えたら流石に気絶したはず
煙が晴れた場所にはかなりボロボロの羽沢さんが立っていた
「あはは、二人とも容赦ないなぁ」
羽沢さんはまだ笑顔でそんなことを言うと
聖神魔法を発動して身を包ませると
ボロボロだった服や体が元通りになったのだ
私がびっくりしていると京塚さんはため息をつく
「僕が鬱陶しいって言った理由分かった？攻撃してもしてもこんな風に回復してくるんだよ」
そんな相手どうすれば・・・・と言いかけたが
あれ？こうすれば簡単じゃない？という考えが頭の中で通り過ぎる
私は京塚さんにコソコソと作戦を伝えると
少し驚いた顔をしてから、任せてと呟く
私はミスディレクションを利用して姿を消す
羽沢さんは探すようにキョロキョロするが京塚さんが邪魔をする
「君の相手は僕だよ」
京塚さんは両手の5本指からレーザービームを出し羽沢さんを追尾していく
羽沢さんはすぐに聖神魔法で弾き返そうとするが
後ろから私が光焔魔法を当て、隙が出来た時にレーザービームも全て羽沢さんを貫く
羽沢さんはすぐに魔法を展開して回復しようとする
その隙を待ってた！
私はすぐに集中力を上げて近づくと
後ろから捕まえて動けないようにする
「な、何をしてるの！？」
「京塚さん！早く！」
「はいはい、こうすればいいんでしょ！光焔 閃光！」
京塚さんの魔法は私もろとも吹き飛ばし
そのまま二人で場外に行ってしまう
そう、回復されてしまうならその前におとしてしまえばいい戦法だ
私は観客席から京塚さんを見ると
京塚さんは口パクで「椿君のことは任せてよ」と言っていた気がする
百合！まさかの蒲公英と共に落ちる！
後書きで「まさかの」が多すぎる気がしますが
百合が敵と一緒に落ちるというのは最初から考えてたことだし百合らしいなって感じです
さて、真琴が裏切ったことで椿に協力？
後残されたのは向日葵と山茶花！
向日葵はまた撫子に勝負を挑む？
下手したら学園祭は後十話で終わるかもしれません
おまけ的なのを含めたら二十話くらい？
今月中には終わる予定になるかもです、それまでよろしくお願いします！
