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あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
特別章総合編〜味方が敵に!?学園祭で生き残れ!
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あの時の決着を

俺と白碧はお互いにゾーン『仲間』を発動し身構える

俺も白碧も何故か笑みを浮かべていて

お互いの攻撃が混ざるたび、楽しく感じてきた

あの時からそろそろ一年が経つのか

こいつとの出会いは最悪だったが

兄として、妹の見本とならなきゃいけないよな

今まで頼りなかった兄だけど、少しはやれるってことを教えてやらなくちゃ


「やはり兄妹同士、考えてることは一緒のようだな」


「やっぱ白碧も思うか?今じゃお前との戦いは楽しさしか感じないぜ」


「一時は先を越されたが、俺だってお前にはないものが出来るんだぜ?・・・・逢、力を貸してくれ」


白碧は何かを呟き、紋章に手をかざす

そして咆哮と共に体は白い魔力を帯び、髪が碧色になった

左目にはゾーン『仲間』の白い炎が灯り、右目には白い稲妻が走っていた

なるほど、ゾーン『仲間』の最終形態に入る為に紋章解放の力を借りたのか

もしかしたら俺も紋章解放を利用すれば新しい力が手に入るかもしれない

くそ、あいつ最後に何呟いたんだ?きっとそれが答えなんだろうが


「さて、あの時の決着をつけようぜ」


「・・・・いいだろう、俺もフルパワーで行くぞ」


俺はゾーン『力』に変換してから全開放する

禍々しい紫色のオーラを纏い

右目は紫色の炎を宿し、左目からは紫色の稲妻が飛び散り

長髪は紫色に変わっていた


「その力は使いすぎると溺れると聞いたが?」


「問題ないさ、その覚悟じゃないとお前は倒せない」


「言うじゃねぇか、面白くなってきたぜ!」


俺と白碧の拳がぶつかると地面は割れ

周りの瓦礫が浮いてくる

俺はすぐに回し蹴りをしようとすると

その足を掴まれ、アッパーをかまそうとするのを

それを掴み、左膝で腹を蹴るが白碧はすぐに頭突きをして俺を突き飛ばす


「いい攻撃だ・・・・だがお前じゃ俺には勝てねぇよ」


「そうかな?あんたはもう俺には勝てないと思うぜ」


俺は手を手刀のようにして剣の魔力を出すと

魔力で作られた鎌をだし白碧を切り刻む


「地に落ちろ!漆黒 暗黒物質(ダークマター)!」


「落ちるわけにはいかない!聖神 三連星!」


俺と白碧の魔法がぶつかり合いジリジリと俺の魔力が競り勝っていく

勝てる!そう確信した瞬間、背後から三つの魔法が一気に俺にぶつかる

流石の俺も反応できず、ゾーン『力』も解除される

顔を上げると清水先輩、お父様、学園長が立っていた

白碧との決着はお預け?なんと白碧チーム勢揃い!?

白碧が何故このチームを組んだかも謎が解ける?(分かりやすいので多分皆わかってますね)

またもや総合戦!しかし果たして椿以外の五人は白碧達四人に敵うのか?

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