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あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
特別章総合編〜味方が敵に!?学園祭で生き残れ!
218/400

情けねぇ

秀英回!ボリューム沢山です!

次回予告では情けねぇ親と言いましたが少し変えて『情けねぇ』とさせていただきます

俺と宝玉の拳は何度も重なる

その度に周りに衝撃波が放たれ

周りの瓦礫などはすべて吹き飛ばされる

俺は連続で手から魔法を放つが宝玉は腕をクロスして防御する

煙で前が見えなくなるが構わず突進して宝玉を突き飛ばす

そして拳に魔力を帯びらせると宝玉の腹に打ち込む


「撃ち抜け!光焔 貫突!」


俺が唱えると魔法は宝玉の腹を貫き

宝玉の背中から魔法が飛び出てくる

宝玉は何度か地面に打ち付けられてから転がり倒れる

しかしすぐに立ち上がると一瞬で大きい漆黒魔法を発動させる


「これでもくらいなさい!漆黒 (エンド)!」


俺もすかさず光焔 太陽を発動させ

魔法に打ち込むが漆黒魔法は俺の魔法ごと弾き出す

なっ!?くそったれ!

俺は魔法を素手で止めるが、ジリジリと押される

俺はゾーンを解放してなんとか押し返そうとする


「このやろーー!!!!うぉぉぉぉぉぉあああああああ!!」


「やはり私には勝てないようね。よく頑張った方だと思うわ」


宝玉はさらに魔力を増大させ魔法は大きくなり

俺ごと巻き込む

くそ・・・・俺はまだ・・・勝てないのか・・・・

白碧・・・・後は・・・・頼んだ・・・・


『秀英はたまに一人で抱え込みすぎよ。もっと私達を頼りなさい』


『お前だから俺たちはついてきた。孤独に生きていたつもりだろうが、俺を孤独から救ったのはお前だぞ?』


『お父様は何故そこまでして強くなろうとするんです?お父様は誰にも負けない正義という強さを持ってると思いますよ』


『親父は負けない為に強くなる、そう決めてからずっと研究してきた・・・・少しくらいは休めよ』


『ご主人様のお陰で救われた人は沢山いる・・・・貴方の優しさは世界を救える。私はそんな貴方に託したいと思えたんです・・・・



ご主人様・・・・・・・・・貴方は、幸せでしたか?』



「バカヤローーーーーーー!!!!!!」



俺の怒りと悲しみが混ざった雄叫びは学園中に響き渡った

その雄叫びは俺を囲んだ魔法をも弾き飛ばす

両目から滲み出た微かな涙は空へ上がり

全てが吹っ切れた俺の片目からは白い炎が灯る


「情けねぇ・・・・俺は何のために研究してきた!己の為?違う!この腑抜けた世界を救う為?それも違う!守るべきものの為に研究してきた、その結果がこれか?俺はただ息子達に託すだけの不甲斐ない人間なのか!?守りきれなかった喑の為にも!ついてきてくれた仲間の為にも!俺がここで貴様を倒す!」



「何を自問自答してるのか知らないけどそんなもの私に通じるわけないでしょ!さっさとくたばりなさい!」


「くたばるのは俺じゃねぇ!くたばるのは貴様だ!!!」


宝玉の魔法が発動される前に俺は一瞬で後ろまで回り込む

後ろでは何度も殴られたような音がして宝玉は殴り飛ばされる

一瞬で十発も攻撃が出来たのだ

これがゾーン『仲間』・・・・これなら!

俺はゾーン『仲間』を一気に解放する


「ゾーン『仲間』を解放したのか!?おのれ!」


宝玉は拡散された何百発もの魔法を放つが

俺は宝玉に近づきながら左右にステップしたり側転したりして避けながら

片手に魔法を溜め始める

宝玉は両手に魔力を溜め空間を引き裂くようにすると

引っ掻き跡のような魔法が大量に俺を襲う

それも俺は本能のままに避け間近まで接近する


「終わりよ!漆黒 宇宙(コズミック)!!」


「じゃあな宝玉。そして・・・・・サンキュー。聖神 ラグナロク!」


宝玉の両手から発動する

宇宙とも見えるその気功波型魔法を

俺は片手から出した魔法をぶつける

俺の魔法は宝玉の魔法を引き裂き

そのまま俺は突進して目の前まで来て腹に魔法をぶちこむ

魔法はそのまま宝玉と共に場外まで落とした


「親父!大丈夫か!?」


「ちょっとやりすぎちまったな」


「無理しすぎだぞ・・・・というか、途中から誰の話してたんだ?」


「・・・・俺に慕ってくれた仲間の話さ」

名シーン再びNO.3『俺がここで貴様を倒す!』

秀英のちょっとした過去もちらついて

ゾーン『仲間』の解放の仕方がまあカッコいい

本来の解放の仕方って感じがしますよね、白碧は自分の限界を越えようとし、逢が自分のために自滅したと思い込んで入れたので

まあどっちも凄かったんですけどね

皆さんは『』の中の会話は誰が誰だか分かりましたでしょうか?分かりやすいとは思います


さて、次回はようやく蒲公英回にしようかなと思ってます、また次回!

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