□の紋章同士の戦い
百合回です!
聖神魔法を感じる・・・・もしかして今のは椿さんの魔法?
良かった・・・・椿さん、意識を戻したんだね
私も私の仕事をしなきゃ
「戦い中によそ見するなんて、余裕ですね坂本さん」
「まさか、これでも切羽詰まってます」
杏さんの怪力は何とか避けられるものの
スピードが前より速くなっている
私が集中力を上げて時を止めないととてもじゃないけど勝てない
私はバク転してから遠距離から射撃に似た魔法を撃ちまくる
杏さんは素手で魔法を弾く
しかし、途中杏さんの手前で止まったり曲がったりする魔法を発動させ
徐々に魔法が当たり始める
しかし杏さんは思いっきり両手を振りかぶると突風が巻き起こり
魔法が全て弾かれる
「流石にやりますね・・・・我もとっておきを隠してる暇もなさそうです」
「とっておき・・・?」
「はい、小原さんから教えてもらった、紋章を持った兵士のみが使える紋章開放です!」
どこからともなく降ってきた斧を取った杏さんは
その斧を左腕に当てると服からでも見えるほど□の紋章が光りだし
杏さんがどんどん大きくなっていく
・・・・どんどん大きくなっていく???ええ!?
私が驚いてる間に杏さんは3メートル長ほどの巨人と化した
「これが我のとっておき!巨人化です!」
「う、嘘でしょ!?そんなこと出来るんですか!?」
「こうなった我は誰に求められませんよ!」
杏さんはそう言って私に大きすぎるパンチを繰り出す
私は怖気付いて尻餅をついてしまうと
間に誰かが防御壁を張ってくれる
「大丈夫か百合さん?」
「つ、椿さん!」
椿さんはゾーン『仲間』を解放して防御壁を強くするが
杏さんの怪力にすぐ割れてしまい
椿さんは私を背負ってなんとか避けると
私達二人の前に壁を作るように他の四人が駆けつけてくれた
「巨人化・・・・また厄介な力ですね」
「ほひゃ〜ありゃでっかいね〜」
「これは全員でかからねば早々に倒せる相手ではないぞ」
「みたいだな、どうする椿?」
御厨先輩、道明寺先輩、蒼さん、龍君がそれぞれ喋った後
椿さんは私を降ろして笑みをこぼす
「さっさと片付けるぞ。これはちょっとやばそうだ」
「椿さん?どうして笑ってるの?」
「なんだか嬉しいんだよ。総力戦みたいな感じでな」
なんと巨大化!?杏の圧倒的すぎる力の前にして六人がかりでも押され始める!?
そんな時、撫子は何故かヒーローものっぽくしよう!と言い出し?
次回、さっさとお縄におつきなさい!
ここまでで二年生が出すぎな気がしますが気にしないw




