失われた記憶
龍と恵美の戦いです!
一応三話構成になりました
蒼が紅覇を倒した頃
龍は恵美と会っていた
「貴方・・・・見ない顔ね。名前は?」
「・・・・本名は覚えていないが、仮の名前で龍という名前がある」
「あら、記憶喪失?名前がうちの息子と同じなのね。偶然かしら?・・・・でも貴方、妙に息子に似てるわね」
「あんたの息子なんて知らん。さっさと始めよう」
「せっかちね。嫌いじゃないわ」
龍は目にも留まらぬ早撃ちを何発か撃つが
バリアを張られ防がれる
なるほどこれがバリアか
少々厄介だが少し位打撃を強くすれば勝てるだろう
そんな悠長なことを考えていると
相手はバリアを解除し俺と同じく早撃ちをしてきた
俺と相手との早撃ち接戦が繰り返される中
ほとんどが俺の頰や腕をかすっていく
早撃ちのせいで制度が霞んでいる
これは当てられた方が先に負ける
そう思わせるかのような接戦だった
しかし相手はバリアを展開し俺の攻撃を防いでいく
その隙に俺は近づき手に持った爆弾をバリアに当ててみる
ギリギリ俺には当たらなかったがかなりの爆発をしたはずだ
余裕の笑みを浮かべてと1ミリも破れていないバリアを目の当たりにした
これはかなりきついぞ。そう思った俺は
あっさりと両手を挙げて降参のポーズをした
「降参だお前に勝てる気がしない」
「あっさりと負けを認めるの?情けないわね」
「勝てないと思う勝負に挑むつもりはない」
相手は俺が本当に降参したと思ったのか
バリアを解除しゆっくりと俺に近づいていく
降参しても落ちなければ負けにはならないはずだ
俺は相手が近づいていくのを待ちながら
相手の目を見て麻痺を見計らう
ばっちりと相手と目があって相手は完全に体が麻痺してしまう
「あなた・・・・麻痺なんて使えるの!?」
「だてに戦を経験してないもんでね、あんたには悪いが俺の勝ちだ」
「なるほどまんまと騙されたのね・・・・ならこっちも本気を出してあげる」
相手はそう言って魔法のようなものを
麻痺された手から出し俺にゆっくりと向かわせる
なんだかわからないがとりあえず早撃ちすると
その魔法はポフっと情けない音を出して爆発した
しかしその爆発からキラキラしたものが入ってきて俺に襲いかかる
体によるダメージは無いもののいきなり頭が痛くなってきた
なんだ…これは…何かがエンカウントされていく
「眠りなさい」
相手のその言葉を聞きながら俺は膝をつき
あっさりと眠りに落ちた
そして俺は…昔の夢を見た…全く記憶にない…戦争の夢を
次回は龍の過去回!
すでに作り終わってるんですが
まさかの過去回だけで一話使い切ってしまったので
今日は9時半にも投稿したいと思います




