我には似合いませんよ!
メイド喫茶ということでハートが多いです
想像してたら凄く笑えてきました、皆さんもプロフィールで二年生組の見た目を再確認してから読めば想像しやすいかもしれませんw
二年生のクラスを回っていると入り口でメイドの格好をしている道明寺先輩と遭遇した
意外と似合ってるしかわいい
「よっすーつばっきーに百合っち〜お二人ともアツアツですなぁ〜」
「道明寺先輩、何ですかその格好・・・」
「うちのクラスメイド喫茶やってんだ。良かったら来なよ。珍しくらんらんも着てるから」
小原先輩も着てる!?
重大すぎるニュースを聞き思わず俺たちは先輩のクラスに行く
メイド喫茶とは思えない音が厨房から聞こえる
覗いてみるとメイドの格好をした小原先輩が
フライパンから頭上を越えるほどの火を吹かせて料理をしてる姿があった
もはやその姿は中華料理店の店長である
「らんらーん、つばっきー達が来たよ〜」
「あん?客だろ?さっさと注文しろ。俺だって忙しいんだよ」
「ちょっとらんらーんメイド用語使ってよー」
「んなもん知るか」
「でもお二人とも似合ってますよ」
俺の言葉に小原先輩は魚を包丁でザクッ!と刺す
照れてるのか怒ってるのか分からない顔で小原先輩は俺を睨む
睨んでる時点で怒ってるのだろうが顔は赤いのでおそらく照れている
道明寺先輩も言われると思ってなかったのか一瞬だけ表情が変わった気がする
道明寺先輩は話題を変えようとしてるのか強制的に俺たちを席に座らせて逃げるように厨房に行く
俺なんか不味いことでも言ったかな?と思ってると
メイド姿の清水先輩がチョコチョコと足音を立ててから来た
「おかえりなさいませご主人様♡お嬢様♡ご注文はお決まりでしょうか?」
「清水・・・・先輩・・・・・?」
「あ、お冷がまだでしたね!たーっぷりと愛を注いぎますね♡」
「本当にどうしちゃったの清水先輩ぃぃぃぃいーーー!」
「気にしたら負けだ椿」
「あ、小原先輩!この人本当にどうしちゃったの!?」
「なんか成りきってるらしいから放っておいてやれ。それよりまだ着替えてから出てこない暗部がいるんだ。ちょっと呼んできてくれねぇか?」
小原先輩に頼まれ俺たちは更衣室に行くと
何故かバニーガールの格好をした杏さんがいた
あまりにも肌露出が多く杏さんは今にも穴掘って入りたそうにしている
「つ、椿さん・・・・あまり見ないで下さいぃぃ」
「いや、えっと、似合ってますよ?」
「いやいやいや我には似合いませんよ!」
「椿さん、目線がエロいよ」
「いや別に変な目線で見てないから百合さん!」
変な目線で見てないとはいえ目のやり場にすごく困る
百合さんがそろそろ怒りそうなので
無理やり今福先輩をクラスに引っ張り出す
「お、様になってるじゃねぇか」
「エロ可愛いじゃんあんちゃん!」
「うぅっ二人ともやめてくださいぃぃ」
「せっかくだしつばっきーにメイド用語使ってみれば?」
「バニーガールなのに!?!?」
「え、あ、はい!えっと・・・・おかえりなさいませ、ご主人様♡」
あまりの破壊力に俺は失神しそうになって
百合さんのゲンコツで本当に失神してしまった
日常回もそろそろ終幕!そして始まる学園祭最後のイベント!
だれがどうやって勝ち残るのか?乞うご期待!




