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あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
特別章総合編〜味方が敵に!?学園祭で生き残れ!
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私も初めて特訓というものをしてみたんだ

撫子VS椿!まさかの展開で自分でもびっくりw

道明寺先輩とは戦ったこともなければ

戦った場面を一切見ていない

だから俺は実質彼女の力をまともに知らない

知っているのは共感覚を持っていること

なにか薬を吐き出すことで体を削るほどの力を使えるということぐらいだ


「そういえばつばっきーと戦うの初めてだよね」


「そうですね、なので通常時と本気と分けて欲しいんですが」


「フッフッフ、良かろう。私も初めて特訓というものをしてみたんだ。あんたの本気も見せてみてよ!」


道明寺先輩は軽くジャンプしてから一気に突っかかる

俺は難なく防いでから何度か攻撃するが

攻撃する前で既に避けの体制に入られていて

すぐにカウンターを食らってしまう

流石共感覚だ、拳を握るだけでもどういう攻撃が来るのかあらかじめ分かるのか

この人には見掛け倒しの罠や頭脳戦はほとんど効かない

だが純粋な力とスピードが上回れば圧倒出来るはずだ

俺はゾーン『仲間』を解放して片手だけで攻撃してみる

俺の片手はもはや刀のような手さばきで道明寺先輩が避けるたびに当たる髪の毛が少しだけ切れていく

最近気づいたが、棍棒を振り回すという戦い方の次に

自分の手を手刀にして双剣のように戦う方法が向いていることに気づいた

武器がない時はこうやって戦えばいい

道明寺先輩はバックステップを踏むと

ツインテールの髪を解いてポニーテールの髪にする


「殺戮モード使ってもいいけど、今回はつばっきーに新しいモードを見せてあげる」


道明寺先輩はそう言って粉状の薬を一気飲みして

大きい深呼吸をすると瞳がピンク色から白色へと変わった

な、なんだ?なにが変わったんだ?


「いつもの殺戮モードが『動』とすれば、私のこの貞操モードは『静』ってところかな」


道明寺先輩はそう言った瞬間目の前から消える

俺は何が何だか分からず驚いていると

既に背後にいるのを感じギリギリ攻撃を避ける

ま、まじか、瞬間移動の類ではない

自分の足の速さだけで俺の背後を取ったということか

いやそれ全く静じゃねぇだろ!


「どうした?まさか見えなかったとか言わないよね?」


「流石です道明寺先輩、俺も全力で行きますよ!」


俺はゾーン『力』を解放して道明寺先輩に突撃するが

また一瞬で背後につかれ攻撃される

俺は立ち止まり道明寺先輩の色々な場所からの攻撃を何とか弾いていく


「あんたじゃ私のスピードにはついてこれないよ!」


道明寺先輩の攻撃を掴み何とか一発膝蹴りをするが

まるで鉄のように体が硬くすぐにカウンターを食らってしまう


「私のこの貞操モードは薬によって上がった魔力で防御力と俊敏力が特化されたモード。殺戮モードみたいに威力は高くないし、普通の時みたいに共感覚が使えるわけもないけど、体力を温存できる上つばっきーのゾーンくらいなら同等の力も使えるって訳」


「ははっ、参ったなぁ。全然勝てそうにないや」


「ふふん、凄いでしょ〜♪」


「やっぱり道明寺先輩を最初に誘ったのは正解でした、是非その力を役立ててください」


「おう!勿論だぜ!」


俺たちはお互いに今の力を解除してから握手を交わす

え?蒼の時と扱いが違う?

いや、まぁそこは許してくれ

さてと次は・・・・御厨先輩と百合さんは実力ほとんど知ってるし


「龍!次はお前の番だ!」


「・・・・俺か。わかった」

新たな力貞操モード!

まさかのゾーン『力』の椿以上の実力?

総合力は次回に公開します!


さて、次回は龍君初の戦いです!お楽しみに!

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