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あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
最終章〜100を終わらせ1を作る〜
136/400

援護なしの譲れない戦い

最近ゲームを買って五時間くらいプレイしたおかげで何故か戦いシーンがすんなり書けました

最初の3行を書くのに二十分かかるのは相変わらずですがw

撫子は倒れ、気絶はしていないものの全く動けない状態になってしまった

こうなったら意地でも俺たちでどうにかするしかない

スレッドの罠も見破られ、銃も跳ね返される今、頼れるのは自分の拳だ

向日葵もそれは分かっているみたいで愛用の銃を地面に置く

気にくわないがこいつと協力するしかない


「うあああああああああ゛あ゛あ゛!」


湯婆の暴走はどんどん膨れ上がり

オーラが増強されエネルギー弾があちこちに飛び回る

やばい!他の兵士にも被害が出る!


「お前の相手は俺だ!」


俺は一発湯婆にパンチを繰り出し

なんとかターゲットをこっちに向ける

意外と物理攻撃は効くみたいだな・・・・

そんなこと考えてると向日葵が一直線に突っ込んで湯婆に乱打しまくる

あいつまた考えもなしに!・・・・ったくしょうがねぇな!


「力が膨れ上がりすぎて戦術がなってないわよ♪」


「戦術がなってない?こざかしいわ!」


向日葵の挑発にまんまと乗った湯婆は

向日葵の足を踏み動けなくなった所に魔法を放とうとする

俺はその隙を狙い思いっきり頭突きする


「熱くなりすぎだよ!」


「あ、ずるい蘭!そこ私の出番〜!」


「このぉ!!!」


湯婆の薙ぎ払いを俺たちはなんとか避けてから

俺はスレッドを使い湯婆を一瞬で縛る

それを向日葵が渾身の蹴りで俺ごと蹴り飛ばす

湯婆はようやく息切れし、膝をつく


「避けられたはずなのになんで避けなかったのよ蘭!」


「うるせえ・・・・さっさと決めてこい」


「蘭・・・・♪ええ、任せて頂戴♪」


向日葵は膝をついたままの湯婆の前に立ち

拳銃を足に向ける


「あら?顔もあげられないのかしら?」


向日葵は拳銃をリロードし、発砲しようとする

やっとこれで終わる・・・・そう思った瞬間

闇のオーラがまた増幅してるのを感じた


「私は・・・・私はここで終わるわけにはいかない」


湯婆は立ち上がりスレッドの糸を力で解く


「逃げろ向日葵!!!」


湯婆の闇のオーラはどんどん膨れ上がる

向日葵は俺のとこまで戻るとなんとかそのオーラを止めようと手で抑える

俺も立ち上がり被害が増幅しないよう抑える

しかし二人の力が叶うわけもなくどんどん押されていく


「クソ!もっと力上げろ向日葵!」

「これがもう限界よ!」


ダメだ・・・・押される!


「二人ともへばっちゃって〜情けないな〜」


急に押される力が弱まったかと思えば

俺と向日葵の間に撫子が立っており一緒に抑えていた


「お、おまえ大丈夫なのかよ」


「大丈夫大丈夫、それよりらんらん、これからの作戦ある?」


「あるっちゃあるが・・・・おまえら二人が協力しねぇと出来ないぞ」


「撫子がいいなら私はいいけど・・・・いつも私を毛嫌いしてたわよね?大丈夫?」


「意地っ張りはもうやめにするよ、少しの間力貸してよひっちゃん」


「ひっちゃん!いい呼び名だわ♪私頑張っちゃう!」


「どうでもいいこと言ってねぇで跳ね返すぞ!」


「「「うおおぉぉぉぉぉおぉ!」」」


三人で跳ね返した力はオーラを何とか跳ね返す

湯婆はなにか吹っ切れた顔をしてこちらを見ている

さてと・・・・最終ラウンドだ!

何故さっさと決めてこい、という蘭の言葉に向日葵が喜んだかと言うと

ナレーションを見る限り蘭はまともに協力はせずに指揮だけをしていたが信頼はあまりしてこなかった

今回トドメが刺さる状態プラス向日葵の攻撃を避けられたのにも関わらず向日葵に委ねたということは絶対的信頼で自分を犠牲にしても倒そうとしたということですね

・・・・胸熱すぎません?僕だけ?

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