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あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
最終章〜100を終わらせ1を作る〜
130/400

月の余興

投稿時間がまた遅くなりそうです

九時から九時半までに投稿出来ればいいかなって思ってます

魔法に・・・・魔法を使って掻き消す?

そんなことが可能なのか?それだったら魔法使えるのが多すぎる敵側からしたらチートじゃねぇか


「なるほど・・・・貴方相手に魔法は通じないと・・・・ならば肉弾戦です!」


御厨はすぐに生徒会長の後ろを取りパンチを繰り出す

生徒会長は振り向きもせずに背中で御厨の攻撃を食らう

御厨の重い攻撃は何度も生徒会長の背中にあたり

他にも足や後頭部などにも攻撃するが

全く表情に出ていない

すると何故か御厨が苦しみ出し膝をついてしまう


「何故・・・・貴方に攻撃すれば・・・・どんどん力が奪われていくの?」


「水龍 半月。攻撃を受ければその力は吸収される」


「魔法は消して物理は吸収?まさか射撃は「光焔 三日月。射撃の弾を跳ね返す魔法があるわ」


反則級の魔法を三つも持っている生徒会長

こいつにはどんな攻撃も効かないのだ

勝てる気がしない、俺は初めて戦わずに負けを認めた


「そんな魔法なんて長くは持たないはずです!」


「なら私の魔力が尽きるか貴方の体力が尽きるか、試してみる?」


「新月に三日月に半月・・・・まさか満月も」


「満月になるにはまだ早いわ。ここで出すには・・・・ね」


「私を・・・・なめるな!」


御厨は怒りに満ち溢れ

火傷の跡がジワジワと大きくなっていく

あ、あいつあれ以上やったら死ぬぞ!?


「貴方は色を取り戻すと言ったわね・・・・なら、私が貴方の目になればいい」


「何を言っているんです!私は・・・・私は!」


「誰も共感されず、同情の色しか見えない貴方の目。宝玉ではなく秀英ならきっと治せる」


「宝玉様は偉大です!知識を手に入れれば治してくれると!」


「・・・・宝玉はこの戦いが終わればいずれ貴方達を殺す。貴方達が使っている蓮椿のゾーン『力』は本来身につけた者にしか使えない。それが使えているということは使った後の反動を遅くしているから。使った人は力の反動で死に至る」


「そ、そんな馬鹿な!?」


「ゾーンを手に入れ、そして自らの手で手に入れた椿すらまともに扱える事は困難な状況、それをゾーンすら入れない人が扱うと・・・・」


やけに詳しい生徒会長の話を聞き

俺は密かに通信機を付け、全員に聞かせてみる

それぞれ反応の声はなかったものの

考えることは一つ、一刻も早く

椿の力を使ってる奴を止めなければならない

御厨は頭を抱え「嘘だ・・・嘘だ・・・」と呟いている

御厨はまだ漆黒魔法は乱用していない

まだ何とかなるはずだ


「私は・・・・騙されていたの?私は、何を信じれば」


「今すぐに信じろとは言わない。貴方はまだやり直せる。私と一緒に来なさい。そしたら私が導いてあげる」


生徒会長の言葉に御厨は涙を出し、泣きじゃくる

やれやれ、傷を付けずに終わらせるとは甘い奴だな


「なあ生徒会長さんよ、何であんたはそんなに詳しいんだ?」


「私はただひたむきに、蓮秀英のファンなだけよ」


生徒会長は悪戯っぽい笑みを浮かべてそう言ったのだった

今までに出た花言葉を公開!(カンナの花言葉を公開するのを忘れてたのでついでです)

今回モデルになった花言葉を出します

花言葉集


茉莉 マリーゴールド 嫉妬絶望悲しみ

椿 控えめな素晴らしさ

菫 誠実

カンナ 悲劇的結末

百合 白色は純潔 威厳

杏 疑惑 乙女のはにかみ

蘭 優雅 熱烈 魅惑

撫子 器用 才能

山茶花 ひたむきさ


カンナは覚醒したのに不意打ちで倒れてしまう、ということから悲劇的結末とさせていただきました

薔薇については後々発表し

そして最終章終わりあとにはさらなる花が登場するかも?

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