嘲笑うマリオネット
筆が・・・・筆が進まないんじゃ
ネタ切れではないので皆様にはご迷惑をおかけします
バカにしてる様な笑い声が聞こえる
くそ!俺はこいつになすすべもなく負けるのか?
「珍しい、この状況でまだ感情が黄色だとは」
「けっ、てめえの幻に惑わされるほど弱くはねぇよ!」
「諦めが悪いだけのようですね、死にたいならそうしてあげましょう」
そういうと御厨は一瞬で俺の目の前にきて
肘によるみぞおちをかます
かなり痛く、俺は腹を抱えて座り込む
「さようなら、相棒さん」
真上で光の魔力を感じる
これはおそらくあの光焔火星!
その魔法を待っていたんだよ!
「戦術の明鏡止水の名は伊達じゃねぇよ!」
魔法が放たれた瞬間
今まで張っていた罠糸を一気にその魔法に向ける
魔法は御厨の手元で爆発し俺自体も吹っ飛ばされる
な、なんとかなったか?あれで無事な訳がないが
煙が晴れると左腕の袖が破け、腕全体の火傷の跡が見える
魔法にしては範囲が広すぎる、もしかして戦争の時の火傷か?
「お前頰にも付いてるのにどれだけ火傷を負ってんだよ」
「・・・・私の火傷は体のほとんどを覆っています。貴方を侮っていましたね、私も全力でいかせて頂きます」
御厨はそう言って人形を操り襲ってくる
俺は片っ端から殴っていくがグシャと気持ち悪い音がするので嫌になってくる
その隙を狙われ光焔火星を放ってくる
俺は何とか回避したがその回避した方向に
御厨が待ち構え、俺の腹に手を添えるともう一度魔法を放ち爆破させる
俺は吹っ飛ばされ何とか持ち堪えたが
正直服の中に鎧が無けりゃ死んでたな
ちっ、鎧がダメになっちまった
「考え事をしていると危ないですよ」
気づけば周りは光の玉ばかり
全て光焔火星なのだろうか
さっきので罠は全部使っちまった
へへっ、万事休すだな
俺が覚悟を決めた時、急に魔法が消え始めた
俺も御厨も何が起きたか分からず辺りを見渡すと
そこにはいつのまにか生徒会長が立っていた
「山茶花・・・・いつからいたの?」
「今来たばかりよ。苦戦してるようね小原蘭」
「うるせえ、助けなんていらねえよ」
「助けたつもりはないわ。私は私の目的を果たすだけよ」
ストイックな返事をした後生徒会長は近づいてくる
御厨は隙だらけの生徒会長に人形を使って襲いかかるが
人形がまるで拒否してるかのようにポトリと落ちていく
御厨は負けずに今度は光焔火星を放つが
生徒会長の前で何かに阻まれたかのように消え去った
「な、なにしたの?魔法が消えるなんてありえない!」
「私はただ魔法に魔法を重ねてるだけよ。これが私の魔法、風式 新月」
山茶花の魔法発覚?魔法を消すことができる魔法!?
果たして山茶花の実力とは?
次回もお楽しみに!




