表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
最終章〜100を終わらせ1を作る〜
123/400

夢現(ゆめうつつ)な二人

椿が気絶した頃、莇菫と皀カンナは忠実と鉢合わせていた

既に色んな兵士と戦ってきたけど皆呪われたみたいな顔つきばっかり

だけど忠実さんは自我を持っていた


「どうしてあなたは自我を持っていますの?」


「わ、私は元々の魔力が強くてゾーン『力』を借りなくても大丈夫だろう、ということになったんデス」


「・・・・で、どうするおつもりですの?」


「私は・・・・変わっていく仲間達を放ってはおけません。デスが命の恩人の宝玉様を裏切るわけにもいきません。だから私を倒していってください。もちろん全力デス!」


「そうですか・・・・それなら私も全力でいきますわ!」


忠実さんは容赦なく火の鳥のような魔法を連発する

私とカンナは避けながらアイコンタクトし

カンナはナイフを持って人格を変えると

忠実さんの魔法をスピードで誘導する

その間に私は背後を取るがいち早く感づかれてしまい

前も食らった水の魔法で囲まれてしまうが

カンナにすぐに助けられる


「ったく何してんだよ菫!」


「ごめんカンナ!やっぱり一筋縄ではいかないよ!」


「分かってる、連携プレイで何とかするよ!」


私達はなんとかスピードで翻弄するが

忠実さんはスピードもあるらしく、私達のスピードは完全に読まれていた

やっぱりこの子は力ではなくスピード型か!


「その程度で私は倒せません!水龍 竜撃!」


忠実さんは魔法を唱えると地面から大量の

水の龍が飛び出して私達を襲う

私はバク転などしながらなんとか避けるが

追尾性らしくUターンして私達にまた襲いかかる

忠実さんはさらに火の鳥を発動してから竜巻を呼び寄せ

この付近はもう大嵐になっていた

私はとうとう魔法が避けられず、まともにくらい地面に叩きつけられる


「くっそ!まともに近づけねぇ!」


「カンナ!無理しないで!うぅっ」


私はすぐに立ち上がってまた避け始めるが

この子、いくら元々魔力があったからって使い過ぎじゃありません!?

こんなに大嵐なら敵も味方も私達のことがバレたはず

増援を待つ?でもこんなの四女帝でもなければ勝てるわけない

そんなこと考えてたらカンナが私の後ろに背中合わせにする


「菫、あんたあいつの動き一瞬でも止められない?」


「え?あの子はまだ子供だから出来るとは思いますが」


「それなら十分!」


カンナはそう言って木の上までジャンプする

どうやら隙を突いて一発でたおすつもりらしい

なんとかするしかありません!


『ここからナレーションがカンナに変わります』


カンナ・・・・聞こえるか?この決着をつけるにはあんたが必要だ

な、何を言ってるの!?わ、私じゃ無理だよぅ

何言ってんだ!あたいより倍の強さの癖にまだ戦いたくないのかよ!

だ、だって私は人を殺したくない!

殺さなくていいんだよ!この戦争は全てを終わらせるためなんだ!

殺さなくて・・・・いいの?

あたい達はもう昔の私達じゃない、今は皆のために戦うんだ!大丈夫、あたいはあんたとずっと一緒だよ

・・・・分かったやってみるよ

ああ、それでこそあたいの姉貴だ・・・・・


『視点を菫に戻ります』

木の上に乗った途端微動だにしなくなったカンナが気がかりだが

私は逃げながら小さい花火レベルの爆弾を置き

どんどん近づいていく

忠実さんは気付かず予測通り火の鳥魔法を発動

爆弾は熱に反応し一気に爆発する

忠実さんにダメージは与えられなかったが

隙を見せるには十分だった

カンナは木の上から重力に任せながら落ち

忠実さんの上に思いっきり乗っかる

すると地面が思いっきりめり込むではないか

こ、この威力は・・・・


「私はもう逃げません!」


「き、急に力が上がった?何をしたんデスか?」


昔、両親を殺した時に発覚した事が一つある

母はお腹の中に子供を孕んでいたのだ

必死で母の部屋を探るとメモ帳に殴り書きでボツの名前があり

その一つにカンナという名前に丸がつけられていた

生まれてくるはずだったカンナという妹に対しての罪償いとして自分のもう一つの名前とした

最初は包丁を持つとただ体が急に動いていただけだったが

次第にどっちが本物の自分はどちらなのか分からなくなり

もう一つの人格に変わっていったという


「何をした、じゃないよ、ただ戻っただけだもん。ね?覇王花(ラフレシア)

ついにカンナの謎が発覚!?

覇王花としての戦いを魅せる!

ちなまに覇王花の花言葉は夢現

夢も現実の区別がつかない、ということからカンナと覇王花にピッタリだと思いました

カンナの花言葉は次回に明かすつもりです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ