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あの女子校には男の娘がいる  作者: あんこ
最終章〜100を終わらせ1を作る〜
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裏切りの裏切り

投稿遅れてすみません!なんとかペースを早めるため頑張ります!

「目的・・・・聞いちゃったんだ・・・・ごめんね・・・・巻き込んじゃって」


「・・・・へ?あ、貴方まさか正羅さん!?」


「うん・・・・・私がこの戦争のすべての発端です」


「え、あ、いや、生きてる・・・・んですか?」


「私は確かに・・・・死刑にされ死んだけど・・・・ロボとして秀英さんが・・・・生き返らせてくれたの」


さ、さすがお父様だ・・・・でも今までの話を聞いてると

お母様は正羅さんが死んでしまった償いとしてやっていたように聞こえたが

どうやら生き返らせる事が出来たようだ

解決方法の一つ、正羅さんを生き返らせるという手がなくなってしまったが

この人も凄く申し訳なさそうにしてるからまだなんとかなるかもしれないが


「もう宝玉は誰にも止められない・・・・だから・・・・だから」


正羅さんの声はだんだんと小さくなり

怯えているような目で俺を見る

なんだ?俺は声を聞き出そうとして近づいた瞬間だった

銃声と共に俺の腹部が弾を貫いた

俺はなにが起きたのか分からず膝をついてしまう

なんとか後ろを振り向くとそこには御厨先輩が拳銃を持っていた


「なに・・・・してんすか・・・・先輩」


「スパイがいるので排除しようかと」


いつのまにか俺は四天王に囲まれ包囲状態

まさか・・・・先輩はここのスパイでもなんでも無い

本物の敵なのか・・・・!?俺を騙したのか?


「その通りです椿さん。全ては私のシナリオ通り。貴方は充分にいい働きをしてくれました」


御厨先輩は俺の首を掴んで持ち上げると

どんどん俺の力を吸い取ってくる

ゾーンが・・・・力が奪われていく・・・・苦しい

忠美さんはどうしたらいいか分からないという顔をしていて

湯婆さんも薔薇さんも無表情

恵美さんは銃を構えようとしてるが反抗したらこちらが不利になると考えているのか、動けないでいる

ははは、情けないな・・・・まんまと罠にはまっちまうなんて


「全部力を奪っては貴方と戦うときに物足りないのでこの程度にしておきましょう」


「いいの?トドメ刺さなくて」


「問題ありません薔薇さん。これも宝玉様の指示なので」


「貴方は・・・・一体なぜ・・・・ここまでして・・・・」


「私の目は色がわからない、と聞いていると思いますが。本格的には感情の色しか分からないのです」


「感情の色?」


「ここの組織は真っ黒で染まっていい色です。この世界を真っ黒に染めて私はいずれ色を取り戻す」


俺は地面に叩きつけられ上から魔力を感じる

きっと光焔火星を放つ気だろう

くっ・・・・このままだと不味い・・・・そんなこと思ってると

急に周りが爆発し始め煙で覆われる

誰かに拾われた感覚を覚えながら俺は気絶してしまった

茉莉が初登場した時に名前理由は茉莉花ではないと言いましたが

実際はマリーゴールドで花言葉は『裏切り』でした

茉莉花じゃないと言った時点でどの花かは分かったかもしれませんがねw

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