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夢王たちの宴■第9回 ジェイは、今の夢世界のタワーシップを離れ、ゴルゴダシティに行かなければという心の中の声がある。

夢王たちの宴ードラッグ戦争の痕でー■第9回

作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所

http://www.yamada-kikaku.com/


「チューター、私はゴルゴダ=シティに行かなければ、ならないのだ」

ジェイはチューターに言う。


 なぜ、「ゴルゴダ=シティ」なのか、ジェイにもわからなかった。


「ゴルゴダ=シティですか」

 チューターは。驚いたようだった。


「そうだ。そこで払を待っている運命があるらしい」


「というと」


「それが、私にもはっきりとわからないのだ。私の心の中にその答

があるらしい」


 ジェイは答える。


 チューターはしばらく黙っている。


そして、ゆっくりとジェイに告げた。


「他の夢世界へ、このタワーシッブを侵入させる事はタワーシップの消滅を意味するのです」


〃コード586 


解読不可能。基本コードニ反シマス。


タワーシップヲ他ノ夢世界へ侵入サセルコトハ、タワーシップノ自己防禦機能ヲ作動

サセル″


クリ返ス コード586ヲ実行セヨ


コード586 解読不可能“


この空間の光が、総て、そこに集中している場所、「クリスタルパレス」。

その中の一室。


全旨の少年がいた。


彼が、念動力でキーボードをうっているのだ。


後ろでは、誰かが曲をひいている。


「マスター、私の命令に。従え」


「解答不能」


『マスター、私の。いいか、言う事を聞くんだ。いいか、私が創造者なのだ』


『解答ヲ拒否シマス』


『マスター、私が、、お前を作ったのだぞ』


『私ノ、「タワーシップ」ハ、ソレ自体、完結シタ世界デス。

何人モ、ソレヲ破壊スル権利ヲ、有シマセン。

マタ、アナタノ、命令ハ、論理的デハアリマセン。


ジェイ・ボラードノ、意識ヲ、「ゴルゴダシティ」ヘ持テコムコトハ、

タワーシッブノ世界ノ、破壊ヲ意味シマス、

サラニ、ヨリ激シイ混乱ヲ、引キオコシマス』


「かまわない。私が命令しているのだ。私には創造者としての権利

がある。マスター、弘の言う通りにしろ、さもないと』


『ドウスルト、、イウノデス」マスターは尋ねる。


(続く)

夢王たちの宴ードラッグ戦争の痕でー■第9回

キング・オブ・ドリーム-あるいは創造者の夢■

作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所

●how to draw manga ●manga-training

http://www.yamada-kikaku.com/


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