桃から生まれたぶった郎
昔々ある所にお爺さんとお婆さんがいました
お爺さんは山にシバかれに行き、お婆さんは川に洗濯に行きました
お婆さんが川に着き、太陽を見上げ
「おはようございます!太陽さん!今日はイイお天気ね!」
「よぉ~!ババア!今日も洗濯かい?」
「ええ。そうよ!昨日お爺さんが夢精しちゃってね~。だからお爺さんのパンツを洗わないといけないのよ~!」
「そりゃあ大変だ!んで?ジジイは?」
「さっき、村の若い衆にシバかれに行ったわ!」
「オイオイ!大丈夫かい?腰に力が入らねんじゃねえか?あの歳で夢精じゃぁキツイだろ?」
「大丈夫よ!」
「そうかい!まあ俺もちっとばかしここからジジイを見とくよ!」
「ええ。お願いね~!」
お婆さんは太陽との立ち話ならぬ見上げ話を終えると洗濯を始めました
お婆さんがお爺さんの夢精パンツを川でゴシゴシっていると
上流の方からドンブラコ~ドンブラコ~あらよっと!ドンブラコ~ドンブラコ~あらよっと!の音楽とともに大きな桃が流れてきました
すかさずお婆さんは手を伸ばします
しかし、さすがに四十肩を等に通り越した肩ではそんなに腕が伸ばせません
なので女学校時代に所属していた陸上部の事を思い出し、走り幅跳びをして桃に飛びつこうとしました.......
.....しかし!失敗!!当たり前です
お婆さんは桃と一緒に流されていきます
それを見た太陽がすかさず若い衆にシバかれているお爺さんに叫びます
「オイ!夢精ジジイ!やべえぞ!ババアが川に落ちて流されてる!」
「なじゃと!」
お爺さんはダッシュで川に向かおうとします........
......しかし!昨日夢精をしたお爺さん!なので足と腰に力が入りません
それでもお爺さんは気合と根性で頑張って走っておばあさんを見つけます
お婆さんは桃と一緒に流されて行きます
さぁ困ったお爺さん
お婆さんとの距離は伸びていく一方です
川の流れが思ったより早かったのです!!
もうお爺さんも高齢なので体力が限界に近い
さてどうするか?
お爺さんは限界が来て倒れちゃいました
「お爺さん!お爺さん!目を開けてください!」
「.....ん?典子ちゃん?」
「誰ですか典子ちゃんって!爺さん誰ですか?典子って!」
「オオッ!婆さん無事じゃったか!」
お爺さんは飛び起きると、そこには大きな桃を抱えたお婆さんが笑顔でお爺さんを見てました
お婆さんは運良く桃と一緒に大きな岩に乗ることができたそうです
典子の事は深く問い詰めませんでした
「よかった!よかった!本当によかった!」
「ええ!本当に!お爺さんも無事でなによりでした!でも、顔がボコボコね!」
「もう、若い衆には勝てんの~それより、すまんのお~婆さんや!助けてあげられなくて~あと20年若ければのぉ~!」
「いいんですよお爺さん!期待してませんから!」
「....え?期待されてないの?」
「はい!まったく!正直後悔してますよ結婚したこと!」
「そんなニコニコ顔で言わなくても.....」
「そんな小せぇ事より、 見てください!この桃!」
「小せぇ事って.....しかし、確かにスゴイ桃じゃ!ヨシッ!持って帰ろう!」
「ええ!そうしましょう!」
そう言って二人で家に大きな桃を持ち帰りました
(´・ω・`)Σ(゜д゜lll)
お爺さんが桃に向かって斧を構えます
そして、思いっきり斧を振り落とすお爺さん
---スパンッ!---
っと切れると思ったら桃の半分で斧が止まってしまいました
「どうしました?」
「いやぁ俺にもよくわかんねェべさ!!」
そう言ってお爺さんは斧から手を離し、手を割れ目にいれ桃を開けました
すると.......
なんと、桃の中には小さな赤ん坊が斧をこれでもか!ってな顔で真剣白羽取りをしていました
「お、お、お爺さん!」
「う、う~っむ!赤子じゃの!」
「ええ!でも、斧を止めてますよ!外さないと!早く!」
「そ、そうじゃの!」
お爺さんは斧を引っ張って取りました
そして赤ん坊を抱き上げようとした時
---ボコンッ!---
お爺さんの右頬に快心の左コークスクリューブローが飛んできました
「お、お爺さん!」
「い、イッタ~!!顔イッタ~!」
お爺さんとお婆さんはその桃から生まれた赤子に桃から生まれてきたので、桃から生まれた
『ぶった郎』
っと命名しました
(;_;)o(TヘTo)
ぶった郎はすくすくと育っていきました
最初に発した言葉は
「え!?なに!?マジ!?ここ、Wi-Fiねぇの!?はあ?マジかよ!?超田舎じゃん!?」
でした
お爺さんもお婆さんも何を言っているのかさっぱり三昧でした
ぶった郎は五歳になると村で一番強い男になり
十歳で藩で一番強くなり
十五歳で関西で最強と言われ
十六歳の時にとりあえず全国制覇をいっちまうか?っと考えていました
しかも、体もものすごく大きく、筋肉もりもり小僧でした
しかし、その矢先事でした
ある日、政府から一通の赤札が届きました
「お、お爺さん!こ、これは!も、もしかしたら!」
「う、うむ!た、多分、いや!絶対そうじゃな.....お~い!!ぶった郎!ちょっとこっちに来なさい!!」
中庭でベンチプレスをしているぶった郎に声をかけるお爺さん
ぶった郎はお爺さんとお婆さんがいる居間に汗だくで入ってきた
「ぶった郎、この手ぬぐいで汗を拭きなさい」
「サンキュー婆ちゃん!」
「さ、さんきゅう?もう嫌だわこの子ったら!ねえお爺さん?」
「そうだな!産休はないな!お前が来る前は夢精はしていたが今は立ちもしないわ!」
ぶった郎は手ぬぐいで汗を拭きながらお爺さんとお婆さんに話し始めました
「んで?どうしたんだよ?用事かい?」
「ふむ。実はな。政府から赤札が来たのじゃよ!」
「赤札?なんだいそれは?」
「ふむ。これはな、強い者しか受け取る事ができない紙でな、これを受け取った者は.....」
「者は?」
「鬼ヶ島へ行って、鬼を退治しに行かなければならいのじゃ!」
「鬼?そんなもんがいるのかい?この世の中には?」
「ふむ。関西はあんまし被害に遭わないからのお。だが、東の方はひどいみたいじゃあな」
「ふ~ん!」っと言いながらお婆さんからお茶を受け取るぶった郎
すると、お婆さんが言いました
「ぶった郎。無理する事はない。行きたくなかったら行かなくてもいいんじゃよ?」
それを聞いたお爺さんが勢いよく立ち上がり.....
「婆さん!しかし、政府に逆らう事は.....」
「爺さんや!ぶった郎は私達の大切な、大切な一人息子なんですよ!?もし、生きて帰ってこなかったら私は、私は......」
「ば、婆さん.....」
暗い雰囲気になってしまった二人をきび団子を頬張りながら見つめるぶった郎
きび団子をお茶で押し込むとぶった郎は言いました
「なあ、婆ちゃん爺ちゃん!みんな鬼には困ってるのかい?」
「そりゃあ、困ってる!困ってる!なあ爺さん?」
「ふむ。あいつ等は町で物を奪い人を殺したり悪さをして鬼ヶ島へと帰っていく!その繰り返し!そりゃあ酷い奴等だべ!」
「そいつは許せねえな~......」
腕を組み始めるぶった郎
「ぶった郎?ま、まさか!?鬼退治に行くんかい?」
「ああ!婆ちゃん!」
「で、でもなあ.......」
「婆ちゃん!俺がなんで毎日強い奴等を殴りまくってるかわかるかい?」
「いんやぁ。わかんねえ!」
「俺はな、力でこの国を制圧したいんじゃ!」
「ほえ?」
「そしてな、みんなが幸せになる国にしたいんじゃ!だから行く!俺は行くよ!」
そう言うとぶった郎は立ち上がりました
「大丈夫だよ!婆ちゃん!絶対に鬼を倒して帰ってくる!ご馳走作って待っててくれ!」
「わ、わかった!わかったよぉ!ぶった郎!」
泣き始めてしまうお婆さんでした
「ぶ、ぶった郎?ワシは?ワシは?」
なんとなく仲間外れにされている感を察したお爺さんがぶった郎に慌てて質問しました
「爺ちゃんは......そうだな!どうでもいいや!」
「へ?ば、ば、婆さんや!ぶった郎がワシにこんな事言ってますよ?」
「お爺さん!あんたはどうでもいいんです!」
「へ?」
「うん!爺ちゃん!どうでもいいわ爺ちゃんは!」
「ほえ?」
「そうだよねぇぶった郎!お爺さんはどうでもええなぁ」
「な、な、え?え?え?ちょっ.....婆さ.....ええっ!?」
こうしてぶった郎は鬼を退治しに行く事になりました
(;゜Д゜)!(・□・;)
翌朝、さっそくぶった郎は鬼ヶ島へと旅に出ようとしました
「ぶった郎!気をつけてな!そしてこれを持っていきなさい!」
「こんなに沢山のきび団子!!ありがとう!婆ちゃん!!必ず生きて帰ってくるよ!」
「うん!うん!」
「泣かないでおくれよ婆ちゃん!俺は世界一強いぶった郎だぜ?」
「そうじゃったなぁ、そうじゃったぁ!」
「じゃあ!行ってくるよ!婆ちゃん!」
お爺さんは二人の様子を見て、また仲間外れにされてる感を感じたのですかさず.....
「ぶった郎!気をつけるんじゃよ!」
っと言いました
しかし.....
「爺さん.....うっせえ!」
「ちょ、ええっ!なんで!?ば、婆さん?」
「ちょっと、お爺さんうるさいですよ!じゃあねぶった郎!!」
「ええっ!?婆さんも!?」
でっかい図体をしたぶった郎はこうして鬼ヶ島へと向かって歩き始めました
ぶった郎が道を鼻歌を歌いながら歩いていると
向こうの方から犬がやって来ました
「あんた!随分でかいワン!」
ぶった郎を見ると犬が話しかけてきました
「この腐れワンコが!口を慎め!」
ぶった郎はそう言うと近くにあった大木を一発で殴り倒しました
大木が倒れると同時に犬も驚きのあまり小便と大便を同時にもらしちゃいました
「貴様!このぶった郎にタメ口を聞いた挙句、俺の目の前で漏らすとは良い度胸だ!死を覚悟してると見ていいのか!」
ぶった郎の額に血管が浮き上がります
「す、す、すみませんでしたワン!数々のご無礼お許し下さいワン!」
すぐさま伏せのポーズを犬は取りました
それを見たぶった郎の怒りは徐々に収まってきます
そして、犬は思いました
(あれ?確かきび団子もらって、一緒に鬼退治に行くんじゃなかったけな?)
ぶった郎が鬼ヶ島へ鬼退治に行くと聞いた犬は犬が知っている限りの鬼の知識をぶった郎に話しました
「なに!?鬼ヶ島にはもの凄い数の鬼がいるだと!?」
「そ、そうですワン!だ、だから、な、仲間が必要だと思いますワン!」
「オイ!腐れ小便垂れウンコ垂れワンコ!貴様!俺が一人で行くと負けるとでも言うのか?」
「ち、ち、違いますワン!そ、そ、そんな事ないですワン!で、でも念の為にな、な、仲間を連れて行ったらどうでしょうと言うかですね.....ワン!」
「ほほう!仲間か....確かに俺はボス鬼だけ始末をしたい!雑魚鬼には興味がない!雑魚鬼処理班は確かに必要だな!」
「そ、そ、そうでしょダンナ!だ、だ、だったら.....わ、わ、私なんて戦力になるとお、思いますワン!」
「ああ!?てめぇ!コラッ!今なんて言った!?コラ~ッ!」
「キャィィィィィン!す、す、す、すみませんワン!で、でも、多分役に立つワン!」
「ほほう!そこまで言うか!」
「はいワン!」
(ヨシッ!なんとか一緒に鬼退治に行けそうだワン)
っと犬は思います
「なら!今から俺と決闘だ!」
(え?やっぱりなんか話が違うワン)
っと犬は思います
「では、始めよう!」
「無理ですワン!どうぞ先に行ってくださいワン!ご検討を祈ってますワン!」
っと犬は言って、ぶった郎をお送り出しました
(=・ω・)ノ?????
ぶった郎がお昼ご飯に猪の丸焼きを食べていると
空からキジが来て
「いい匂い!いい匂い!ちょっと分けておくれ!」
っと言ってきました
しかし、ぶった郎は.....
「喝!!!!!!!!!!!!!!!!!」
っと叫びました
あまりの衝撃波にキジは飛行が困難になり、ぶった郎の近くに落ちました
「貴様!!鳥!コラァッ!!何様のつもりだ!俺を誰だと思ってるんだ!コラァッ!?」
(あ、あれ?な、なんか話と違うな?)
っとキジは思いました
「す、すみませんでした!なんにも要りません!本当にすみませんでした!」
とりあえず土下座をして謝るキジ
しかしキジは謝りながらもこう思いました
(あれれれれ?お、おかしいな?俺、この人に団子もらって鬼退治行くんじゃなかったけ?あれ?)
「と、殿方様は旅をしてるとお見受けしました。ど、どこへ行こうとしてらっしゃるのでしょうか?」
「ああ!?鬼ヶ島だよ!なんか文句あんのか?」
「とととととと、とんでもございません!」
(行き先は鬼ヶ島か.....なら、この人と一緒に俺は鬼退治に行くんじゃないのか?てか、あれ?犬いねえし!え?犬は?設定ちがくねえ?)
「そ、そ、それにしても大きな猪でございますね?」
「ああ!?そこら辺の猪の大群の一番でかい奴をぶった倒したまでよ!なんか文句あんのか?」
「い、いえ!滅相もございません!」
(そこら辺の猪の大群って!まさか!?猪暴走族〈俺達は豚じゃねえ!〉のリーダー『豚足』さんかよ~!この丸焼き!エ~ッ!マジかよ!やべえよこの人!人間じゃねえよ!)
っとキジはそう思いながら冷汗がダラダラ出てきました
「そ、それでは。わ、私はこれで、失礼いたします。良いお旅をしてくださいまし!」
「おお!」
そう言ってキジは逃げるよに空に飛んで行きました
(;_;)(つд⊂)
ぶった郎の旅は続きます
しかし、もう夕暮れ時になってしまいました
いくら、関西最強と言われているぶった郎でも人間です
お腹も減りますし、眠くもなります
なので、ぶった郎は今日はここの森で野宿をしようと決めました
ぶった郎の今日の晩御飯はお昼に食べた猪の肉が残ったので、その肉を焼いて、飯ごう炊飯でご飯を炊きました
残った猪の肉をご飯に乗っけて、猪丼の出来上がりです
それをガッツリ食べて、ぶった郎はテントを張り寝る事にしました
深夜、ポツリ、ポツリと雨が降り出してきました
そしてぶった郎が寝ているテントの外から声が聞こえます
「こんばんわッキ~!起きてくれッキ~!」
っとテントの外で一匹の猿が叫んでいました
テントを開け、ぶった郎はまず猿にジャブ程度のモンゴリアンチョップを食らわしました
「い、い、痛いッキ~!急になにするッキ~!」
「ああっ!?オイオイ!コラコラ!この深夜に人の睡眠を邪魔し、挙句の果てに手を出されたら逆ギレか?今度はモンゴリアンチョップじゃあ済まさねえぞ?」
猿はぶった郎に対して死の恐怖を感じました
「わ、悪かったッキ~!謝るッキ~!」
「なんだ!?その謝り方は!?てめぇは何をこの自然界で学んできたんだ!?どうやらマジで自然の掟を教え込まないとダメらしいな!」
ぶった郎はポキポキと腕を鳴らしながら外に出てきました
「ひぃぃぃぃぃ!!す、すみませんでしたッキ~!」
ヤバイ!っと思った猿はすかさず反省のポーズをとりました
そして反省のポーズをしながら猿は思いました
(あれ?話と違うぞ?てか、犬とキジは?てか、きび団子貰うお礼に一緒に鬼退治に行く手筈じゃなかったッキか?あれ?おかしいッキ?)
( ´・ω・`)ノ~( ;∀;)
早朝
すっかりと雨は上り太陽が元気にニコニコ笑っています
結局、深夜に来た猿は
「さぁ!始めようか?」
っと言って、ぶった郎が上半身裸になったら逃げ出してしまいました
「まったく、ここの動物どもは根性がない!」
っとブツブツ言いながらぶった郎の旅は続きました
ズザ~ッ!ズザ~ッ!っと波の音
潮の香り
青い海
白い砂浜
そして、関西最強の大男が腕を組みながら海を見てました
さて困りました
仲間を見つける事ができなかったぶった郎
「さて、どうしたものか.....」
っと上を見ながらぶった郎は呟きました
そして、太陽と目が合いました
太陽は嫌な予感しかしません
「太陽!」
「なんだ!」
「一緒に鬼退....」
「嫌だ!」
「まだ言い終えてないぞ!てか、なぜだ?」
「俺が地球に行ったら、地球が燃えて消えちゃうから!」
「そうか、なるほど.....う~ん、では質問だ太陽!」
「なんだ?」
「鬼ヶ島には結構な数の鬼がいると聞いたのだが、本当か?」
「ああ。そうだよ!てか、なんで犬とキジと猿を仲間にしなかったんだよ?きび団子あげればいい話だったじゃないか!!」
「ふん!わかってないな太陽よ!あんなへなちょこ共に鬼が倒せると思っているのか?」
「物語では倒せるんだよ!」
「そんな決まったレールを黙って走るぶった郎ではないわ!!」
「意味わからねえな!そうだ!なら、マタガスバクハツに行くのはどうだ?」
「マタガスバクハツ?なんだそこは?」
「マタガスバクハツってのは島だよ!島!」
「なるほど!島か!」
「その島には自然界最強の動物達が住んでいる!そこで仲間を見つけろよ!」
「なるほど!それは面白い!良い準備運動ができそうな上に、雑魚処理班も見つけられる!一石二鳥だな!んで?その島にはどうやって行くんだ?船か?」
「船じゃあ無理だ!なんせ波が強すぎるからな!」
「では、どうやって?」
「泳ぎだ!」
「なるほど!わかった!方向は!」
「今、お前が向いてる方に真っ直ぐだ!」
「ヨシッ!では行くか!」
っと言って、ぶった郎はバタフライでマタガスバクハツへと向かいました
o(^▽^)o┌(┌^o^)┐
七時間後ぶった郎はマタガスバクハツへと着きました
ジャングル!ぶった郎の目の前にはジャングルが広がっています
ぶった郎は適当な所からジャングルに入りました
ジャングルの中は道がありません
草木を手刀でぶった斬りながらぶった郎は歩いていきます
すると目の前に百獣の王が現れました
「私の名はライオン!貴様、ここが最強の野生動物達しかこれない場所だと知って来たのか?それとも知らずに来たのか?後者だった場合は回れ右して帰るとよい!しかし!!前者だった場合は.....」
ライオンがそう言うと木の影から何匹も、何匹も、何匹もライオンが姿を現しました
「ヌハハハハハハハ!!!面白い!面白いぞここは!オイ猫!子猫!俺は準備運動&雑魚処理班を集めにここに来たのだ!ヌハハハハハッ!さあ!来い!」
「この!人間の分際でぇぇぇ!!ガオッ~!!!!」
ライオンがぶった郎目掛けて走ってきます
木の影から見ている他のライオン達は笑いながら「馬鹿な奴だな!ウシシシッ!」っとぶった郎をバカにしています
しかし、ライオンがぶった郎の首元を噛み付こうとした瞬間
「恥を知れ~い!!」
っと叫んで草木を切り刻んたように手刀でライオンの首を飛ばしました
他のライオン達は顔がポカンッ!っとしています
まったく今の状況を飲み込めません
「え?やられた?」
「だって首転がってんぞ?見ろよ!」
「嘘だろ?え?だって.....え?マジ?」
「オイ!次お前行けよ!」
「嫌だよ!ならお前いけよ!」
「バカ!無理だよ!」
他のライオン達は木の陰に隠れながらヒソヒソ話しています
すると一頭のライオンが.....
「オイ!リーダー呼ぼうぜ!」
っと言いました
他のライオン達はもうそれしかないと思ったので
ライオン達のリーダー『サーベルタイガー』を呼びに行く事にしました
ライオン達がいなくなったのでぶった郎はまたジャングルを進み始めます
すると......
「待てぃ!そこに止まれぃ!」
っと声が聞こえました
ぶった郎は止まります
するとジャングルの奥の方からライオン達を従えてサーベルタイガーが現れました
ライオンとはケタ違いな大きさです
「お主だな?私の部下を一太刀で倒したと言うのは」
「ああ?あの猫か?てか、お前なに?」
「私はサーベルタイガー!!お主は?」
「ぶった郎!」
「なぜここへ来た?」
「鬼退治前の準備運動と雑魚処理班の編成に来たんだが.....」
「ほほう!鬼退治とな?それと、雑魚処理班とな?」
「ああ。鬼の数がどうにも桁違いに多いらしい!俺はボスにしか興味がないからな!!」
「ほほう!なるほど!なるほど!雑魚処理班になったものを雑魚鬼の相手をさせるのだな?」
「ザッツ・ライト!」
「ざ?え?」
「そうだ!お前このキャット達のボスか?」
「キャ?え?い、いかにも!」
「よし!なら俺がお前に勝ったら雑魚処理班になれ!」
「ほほう!面白い事を言う!いいだろう!」
すると、ぶった郎は笑みを浮かべながら
「喝!!!!!!!」
っと叫んで地面にタッチしました
その行動を見てライオン達は
「カカカカカッ!なにしてんだ?こいつ?」
「なんだ?え?喝?キャハハハハハッ!馬鹿だな!」
「さっきのもまぐれじゃねえ?」
っと笑いながらぶった郎をバカにし始めました
しかし、その瞬間
ジャングルの木が全て倒れました
「エエッ!!!!!!!」
ライオン達は笑いは止まり、口をあんぐり開けて驚きます
中にはお腹を見せて服従のポーズを見せるライオンもちらほら......
そして真顔のサーベルタイガーがぶった郎に向かって一歩ずつ歩み寄ります
そして、ぶった郎の前に立つサーベルライオン
「ほほう!貴様!」
っと言って、そして!
くるりっ!っとお腹を見せ服従のポーズをとったサーベルタイガー
「エエっ!!!!!」
それを見たライオン達はさらに驚きます
そして他のライオン達もみんな服従のポーズを取りました
サーベルタイガーがぶった郎の仲間になりました
(´・ω・`)ヽ(*´∀`)ノ
倒れている木のジャングルを進むライオンに乗ったぶった郎
その横を歩くサーベルタイガー
その後ろには無数のライオン達
「ん?あれはなんだ?」
っと言いながら指を差すぶった郎
指差す方には大きな洞穴がありました
「ま、まずいですなあれは.....」
っと言うサーベルタイガー
「なぜだ?」
「いや、あれはジャイアントゴリラの巣です」
「ゴリラか.....ヨシッ!雑魚処理班にしよう!」
ぶった郎はそう言ってライオンから飛び降りました
ぶった郎が洞穴の前に立ちました
すると、暗闇の中から一匹のジャイアントゴリラが出てきました
その一匹の後ろからまたゾロゾロと無数のジャイアントゴリラも出てきました
あっという間に無数のジャイアントゴリラに囲まれてしまったぶった郎
「なんの用だ?」
最初に出てきたジャイアントゴリラがぶった郎に問いました
「一番強い奴を出せ!」
「はぁ?オイッ!聞いたかみんな?バカがいるぞ!」
「ハハハハハッ!」っと他のジャイアントゴリラ達も笑い始めます
「まぁ!人間!とりあえず握手だ!握手!な?」
っと握手をしようとするジャイアントゴリラ
「そうだな.....」
そう言って手を出すぶった郎
(ククククッ!馬鹿な人間だな!ゴリラと握手なんてしたら腕が潰れるぞ?)
他のジャイアントゴリラ達も笑いを堪えています
---ガシッ!---
っと握手をする一人と一匹
しかし
「ギャ~ッ!!!!!腕!!!腕!!!放して!お願い!放して!!!」
ジャイアントゴリラが叫びます
「ギャッ~~~~~!!!!!!!!!!!!無理無理!!お願い!!!放して!」
周りにいる他のジャイアントゴリラ達も今の状況が飲み込めません
「なんだ?オイ?貴様から握手を進めてきてそのザマは?ああ!?」
ニヤニヤしながら言うぶった郎
「お、お、お願いします!う、腕が~!!」
「人間に進化しそこねたクズ共が!放して欲しいのか?」
っとぶった郎は片手でジャイアントゴリラをサーベルタイガー達の方へと投げました
---ドスンッ---
腕を痛がりながらジャイアントゴリラはサーベルタイガー達を見ます
「なあ、あいつは一体?」
「さあな?一つ言えるのはあの御方がここに来た時点で俺達のこの島の強さの順位が自然に一つずつ落ちたって事だな」
「範馬の血でもながれているのか奴は.....」
「ハンマ?」
「え?知らない?」
「知らない!」
「バキ知らないの?」
「知らない!」
「ウッホ~ン(嘘~ん)!!」
っと言ってジャイアントゴリラは気絶しました
他のジャイアントゴリラ達はビビり始めます
野生動物の勘がこいつは危ない!っと言っています
すると.....
---ドッシン!ドッシン!---
っと洞穴から他のジャイアントゴリラ達の倍はあるジャイアントゴリラが姿を現しました
「何してんだ!貴様等!!」
「ぼ、ボス~!!助けてください!こいつ!ヤバイんです!!」
「ああ?んだ?そのチビは?」
他のジャイアントゴリラはボスのジャイアントゴリラの為に道を作りました
そして、ドッシン!ドッシン!歩きながらぶった郎の前に立ちはだかりました
「なんだ?てめえは?もしかしてこいつ等のボスか?」
「いかにも!俺様の名前はキングジャイアントゴリラだ!!!!」
「そうか!ならば問おう!!貴様!雑魚処理班になる気はあるか?」
「雑魚処理班?」
ぶった郎は自分の状況をキングジャイアントゴリラに説明しました
「なるほど.....いいだろう!だが、俺様を倒したらだ!」
「ふん!一番簡単な答えだ!」
っと言ってぶった郎は.....
---ガシッ!---
ぶった郎はキングジャイアントゴリラの足を片手で掴むと
---ポイッ!---
っと洞穴の方へ投げました
「ボスッ~!!」
投げられるキングジャイアントゴリラを見ながら叫ぶジャイアントゴリラ達
---ズッコ~ン!!---
っと大きな音を立ててキングジャイアントゴリラ首は岩に埋め込まれました
そして.....
「ダガマにバリます!(なかまになります)」
っと岩の中から言いました
そして、キングジャイアントゴリラがぶった郎の仲間になりました
ヾ(*´∀`*)ノo(^▽^)o
ぶった郎一行はさらに木が全て倒れているジャングルを進みます
ライオンに乗るぶった郎
右にサーベルタイガー
左にキングジャイアントゴリラ
そして、その後ろにはライオンとジャイアントゴリラの群れが続きます
ぶった郎一行がジャングルを抜けました
目の前には荒野が広がっていました
「マズイ!殿!ジャングルを抜けちゃマズイ!」
っとすかさずサーベルタイガーが言います
「確かに!ヤバイっすよ!」
キングジャイアントゴリラも言います
「なぜだ?」
っとぶった郎が鼻をほじりながら言います
「それは.....」
っと二匹揃って言おうとしたら.....
---バサンッ!バサンッ!---
(しまった~!!)
(遅かった~!!)
っとサーベルタイガーとキングジャイアントゴリラは思いました
ぶった郎の目の前に大きな大きなプテラノドンがやってきました
「誰じゃい!お前は~?」
「俺はぶった郎!てめぇは?」
「俺か~??俺はこのガスバクハツの上空の王!古代種!プテラノドン!!お前~!?何しにここに来た~?」
ぶった郎はここに来た理由を適当にカ~ッぺ!カ~ッぺ!っとたんを吐きながら説明しました
「なるほど~.....なら俺も倒すのか~??あ~??」
っとプテラノドンがぶった郎に言います
「ヌハハハハハハッ!!愚問!」
「ほ~う!!なら来い!」
っと言ったと同時にバサッバサッ!!っと翼を広げ飛ぼうとするプテラノドン
しかし、ぶった郎はライオンからすぐさま降り、ジャマイカ人の短距離選手よりも早くダッシュをしてプテラノドンに向かって走って行きます
そして
---ガシッ!---
っとプテラノドンの足を掴んで
---ベッチン!ベッチン!---
っと地面にプテラノドンを叩きつけ始めました
前と後ろにベッチン!ベッチン!
右と左にベッチン!ベッチン!
北東と南西にベッチン!ベッチン!
西北と東南にベッチン!ベッチン!
北東と西南にベッチン!ベッチン!
とりあえず色々な方向にベッチン!ベッチン!
その光景を見たサーベルタイガーとキングジャイアントゴリラとその子分達は
(この御方には敵うはずね~!!)
っと揃えて思いました
叩きつけが終わり
ピクピクしているプテラノドン
そして
「ジャ....コ...ジョリハンになる(雑魚処理班になる)」
っと言いました
そして、パタリッ!っと気絶してしまいました
プテラノドンがぶった郎の仲間になりました
ヽ(*´∀`)ノヽ(´▽`)/
サーベルタイガー、キングジャイアントゴリラ、そして、プテラノドンが仲間になりました
しかし、一つ問題が.....
鬼ヶ島までどうやって行こう?
ぶった郎は泳げます、サーベルタイガーは.....ギリギリOKだそうです!
キングジャイアントゴリラは無理
プテラノドンは飛んで行けます
さて、困りました
「どうしますか?」
サーベルタイガーが海を眺めているぶった郎に恐る恐る聞きます
「う~ん.....ヨシッ!船を作ろう!」
「え?」
「え?」
「え?」
三匹の雑魚処理班は?マークを頭の上に浮かべます
「心配はない!俺が船を担いで波が弱いところまで泳ぐ!」
(いや、さすがにこの人でもそれは.....)
っと思う三匹の雑魚処理班
しかし、リーダーがこう言うので作るしかありません
なので、それぞれの部下を集め船を作り始めました
---二時間後---
砂浜にそびえ立つ大きな船
サーベルタイガーの部下のライオン達
キングジャイアントゴリラの部下、ジャイアントゴリラ達
そして、プテラノドンの部下、ミニプテラノドンドン達の汗と涙の結晶
『ゴーイング・エイドリアン号』
の完成です
船は物凄く大きく人間一人、動物二匹、古代生物一匹にはデカ過ぎる程大きな船です
海賊漫画に出てくる船とは比ではありません
雑魚処理班三匹が満足気に船を見ていると、ぶった郎がその船をおんぶし始めました
「エエッ!?」
雑魚処理班三匹も驚きを隠せません
船を軽々おんぶして海に入って行きます
「何してんだ?早く乗れよ!」
三匹とも驚いて声が出なかったので頷いて船に乗ります
そして、ぶった郎は
「出航!」
っと叫んで船を背中に担ぎながらバタ足で泳ぎ始めました
(この人マジで人間じゃねえ)
そう思うことしかできない雑魚処理班なのでした
Σ(゜д゜lll)(゜д゜)
---鬼ヶ島---
鬼ヶ島の中心にそびえ立つお城
『福は内節分城』
お城の中には一匹の一際大きな赤鬼が大きな王座に座っています
この鬼ヶ島のボス
名は
『鳩』
鳩の手には大きな金棒
その金棒の名は
『枝豆』
鳩は相棒の枝豆を見ながら常に思っていました
(なんでこんな名前を父上と母上は付けたのだろうか?)
「鳩様~!鳩様~!!」
場内に響く下っ端鬼の声
「何事だ!?」
勢いよく立ち上がる鳩
「大きな船が一船、鬼ヶ島へ向かってきています」
「なに!?フッ!フハハハハハハッ!とうとう来たか桃た....」
「違います!」
「え?桃から生まれた桃た.....」
「違います!」
「へ?じゃあ誰?」
「ぶった郎です!」
「だ、誰?それ?」
「に、日本国で関西最強と言われている者です!」
(あれ?なんか聞いたのと違うな?あれ?え?あれ~?)
ちょっとテンパる鬼のボス鳩
「そ、そう.....じゃあ、お前等でなんとかしてよ!俺、桃から生まれた奴としかやらないからさ!」
「いえ、そ、それが.....」
「なに?」
「ぶった郎も桃から生まれたそうです!」
「え?あ.....そう....」
(マジでどうなってんの?意味がわかんないぞ?)
またテンパる鬼のボス鳩
「どう致しましょう?」
「う~ん.....目的聞いてから手を打とうか?俺は上から鬼双眼鏡で様子見とくから!なんかあったら無線で知らせて!」
「わかりました!では!」
「う、うん!が、頑張って!」
そう言うと下っ端鬼は行ってしまいました
意味がわからないまま階段を上る鳩
すると.....
---プルルルルルッ!---
無線が鳴り始めました
すぐさまスイッチを入れる鳩
「どうしたの?」
「は、鳩様!ヤバイです!危険レベル鬼強です!」
「は?ま、マジ?」
「至急来てください!私達の手では.....ウワァァァァァ!!!」
---ブッツン!---
切れる無線
呆然とする鳩
とりあえず走って展望台に行き外の様子を見に行きました
鬼双眼鏡で見る光景は鬼最悪な光景でした
「オイオイ!なんで絶滅種が二匹いるんだ?てか、あのゴリラでかすぎだろ?てか、犬とキジと猿じゃないの?反則だろあれ?赤鬼メンコ(レッドカード)レベルだろ?」
もの凄くテンパる鳩
しかし、もっと驚くのはデコピン一つで鬼を次々吹っ飛ばし、福は内節分城へ真っ直ぐ向かってくる一人の人間
「あいつ、マジなに?え?絶対桃から生まれてないでしょ?てか、あれも反則だろ!!あの仲間とあの強さ!」
しかし、鳩は鬼達のボス
立場上、迎え撃たなないといけません
しかたなく下に戻り、ぶった郎を待つ事にしました
「たのも~!!」の掛け声と同時にドアが開けられます
「何者だ!貴様~!!」
とりあえず大声でぶった郎に叫ぶ鳩
しかし、内心はテンパっています
「俺の名は桃から生まれた関西最強のぶった郎!鬼のボス!名はあるのか!あるのなら名乗れ!」
「ワシの名は鳩!」
「ブフッ!そ、ブフッ!そ、そうか鳩か!」
笑いを堪えるぶった郎
それを見てなんか悲しくなる鳩
しかし、立場上堂々としてないといけません
「笑ったな?貴様!よろしい!死を覚悟してると見ていいのだな?この金棒「枝豆」でぶっ倒してくれるわ~!」
「え、枝、ブフッ!よ、ヨシッ!ブフッ!こ、来い!」
また笑ってしまったぶった郎
それを見てさらに悲しくなる鳩
しかし、立場上戦わないといけません
「死ね~!!」
枝豆をぶった郎に向かって振り下ろす鳩
しかしぶった郎はそれを小指で止め
「じゃかし~!!!!!!」
っと叫ぶと金棒枝豆が砕け散りました
ぶった郎は音波だけで、枝豆を壊したのです
鳩は白目になり、自然と鼻水が垂れてきます
(絶対、他の太郎が来たら、良い勝負できたのに.....)
っと鳩は思います
「覚悟はいいな?」
「はい」
「よ~し!」
っとぶった郎は言い、鳩のおデコにデコピンをしました
そして、鳩の頭が吹っ飛びました
福は内節分城のバルコニーから外の様子を眺めるぶった郎
外には雑魚処理班の三匹がぶった郎を見ています
その周りに雑魚処理班が倒した雑魚鬼達が伸びています
それを見たぶった郎は笑います
そのぶった郎の様子を見た雑魚処理班三匹は
(あ~!やっと帰れる!やっとこの鬼以上に鬼な人とおさらばできる!)
そう思いました
しかし、ぶった郎は
「聞けい!!!!!今から日本を征服しに行く!!!」
「.....エエッ!!!!!」
っという事で今から日本政府を倒しに行く事に決めました
ヽ(´▽`)/(´・ω・`)
---国会議事堂---
国会議事堂では協議が行われていました
「え~....それでは!.....女性はシリコンでみなボイン、男性は毎日筋トレ&ステロイドでムキムキ法案は否決になりました!」
---パチパチ!---
拍手が響き渡る中、議事堂のドアが勢いよく開けられます
すべての議員が拍手を止め、ドアを開けた1人の男を見ます
「何事だ!今は大事な議会中だぞ!」
一人の議員が叫びます
「すみません!ベーア首相!!ぶった郎が.....」
勢いよく立ち上がるベーア首相
「なに?まさか?鬼を?」
「はい!しかしながら、今度は日本を征服すると言って、今、武士達をドカドカぶっ倒しております!!」
「エエエエッ~!!!!!」
騒然となる議事堂内
「どうしますか?」
「と、捕えろ!なんとしても捕らえろ!!」
「しかし!」
「しかしなんだ!!」
「仲間に.....」
「仲間に?」
「えっと.....それが.....」
「早く言いなさい!!!」
「はい!サーベルタイガー、プテラノドン、キングジャイアントゴリラ他、ライオン数百匹、ミニプテラノドンドン数百匹、ジャイアントゴリラ数百匹です!」
(オワタ)
っと首相はそう思いました
ぶった郎が日本を征服する様子を上から見ている太陽
(アカンッ!コレッ!アカンで!このままだったらこの化者に地球征服される!)
っと思った太陽は地球を飲み込みました
地球にいる全ての生き物が灰になり、地球も灰になりました
数億年後
なんかの奇跡によって第二の地球が同じ場所にでき、また新しく生命が誕生していきました
私達が今住んでいる地球は実は、第二の地球かもしれませんね.....
---めでたし、めでたし---