前へ目次 30/30 最終 戦いは終わった。 王都は救われた。 だが――物語は終わらない。 王女、ミリア、リナ、カレン、セレナ。 それぞれが、それぞれの理由でユウトの隣にいる。 誰かに与えられた関係ではない。 自分で選んだ繋がり。 ユウトは空を見上げる。 「……やっとだな」 最初の自分とは、まるで違う。 だがそれでいい。 「行くか」 その一言に、全員が応える。 これが―― “本物の勇者”の物語。 完結。 そして彼らの旅はまだ続く..............