眠気とサタンと面倒ごと
遅くなりました。連載を本格的に開始します。
正日本国ー有川高校
「日本の軍は暴走し、親日国アメリカに手をだそうとしていたのです。アメリカてを出せば世界戦争は免れません。それを止めたのが英雄と呼ばれる岡田健司です。」
またつまらない授業が始まった。何時の時代でも歴史の授業とはこうも眠いものだろうか。
「岡田健司の持っていた剣はレウといい、魔剣ともいわれますのはしっていますよね?皆さん。」
お日様が暖かい。変わらない日常に感謝するしかない。
「岡田健司の剣レウは闇の力を持った。あの宝具です。宝具は世界を変えると言われた強い力を持っています。」
岡田健司か、、英雄とも呼ばれる彼はこの国の今では重役だとかニュースで言ってたな、、、
「この国が割れたのは英雄、岡田に反抗した軍と大罪人と呼ばれるある勇者の存在が大きい。忌々しいことながら大罪人、霧野琉人は聖弓と呼ばれる宝具を所持している。」
熱く語るのはいいがもう少し声量を下げて欲しいものだ。
「我々、正日本国は大罪人、霧野の率いる公日本国より多くの勇者の力を借りて、奴らを倒し元の日本を取り返さなければならない!!」
もう寝ようあ、きた、、、、
「勇者は異世界からの私たちへの聖なる使者!一度は世界を救ったことのあるものだ!」
zzzzzz
「しかし、勇者として帰ってきたものの国に力を貸さないものもいるそうだ。皆もそんなものにはならないこと。帰ってきた勇者ならしっかり国に申請をしなさい。 ところで、、優成!お前また寝ているのか」
がんっと教室に鈍い音が響く
「なんすか?先生痛いすよ。」
「痛いすよじゃないんだよ!全く。よしバツとして今の世界の情勢と勇者、宝具について調べて来週発表な!」
「めんどっ!」
「なんか言ったか?」
「なんでもないっす」
『優成お前何回寝てるんだよ』
「うっせーよ!!」
「なんか言ったか、、、?」
「なんでもないです!!」
まあ宝具や勇者に対しては当事者だから説明など容易いんだが、、、めんどい。
『俺がどうにかしようか?』
「別に自分でも言えるからいい。というか、急に話かけてくるなサタン。」コソッ
『アザゼルと呼べと言っているだろう?優成。』
全くこいつは人の気も知らない。こいつと宝具デュアルを手に入れてしまったせいでこんな辺境の学校にいるんだが。
次回とその次ぐらいで大体の中身を確定したい。