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吉田兼部の超短編−春

超短編 老翁の木曜日

作者: 吉田兼部

老舗といっても過言ではない。古いショッピングモールに、今日も閉じこもる。


人との触れ合いを求めているのか、いないのか。エスカレーターの下の休憩所で、並んだ画面を見るだけ。


それぞれのカラーテレビは、別々の番組を流す。中央では、ワイドショーが流れているが、専ら私は左上の将棋番組を見る。


走り回る子供なんて慣れている。気にも咎めない。騒がしい高校生なんて日常だ。ただ羨ましいだけ。


私だって、昔は若かったから。

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