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♥「 セロ 」吟遊詩人の路銀を稼ぐ “ マル秘 ” 方法  作者: 雪*苺
【 吟遊大詩人の手品ショー ~ 手品でガッポリ大作戦!! ~ 】
8/25

♥ 1.噴水公園 8 / この花吹雪が目に入らぬかぁぁぁぁぁ!!!!


セロフィート

それではみなさん、ワタシのあいいっしょを3かいたたいてください。

  ゆびらせるかたは、たたいたあとゆびらしてください 」


 セロフィートがノリノリでりょうひろげてかんきゃくたちけると、かんきゃくたちのテンションはさいこうちょうたっした。


 かんきゃくたちによる “ アンコールコール ” がせいじょぞうふんすいまえかえされている。


 ぴるから、にんぜっちょうのアイドルたちさおかおをしてだしきながらってほどねっきょうぶりである。


 かんきゃくにんずうあきらかにえている。


 にかふんすいこうえんぎんゆうだいゆうじんじなショーをたいみんたちうめくされていた。


 セロフィートが1かいたたしぐをすると、かんきゃくたちたたく。


 ゆびらせるかんきゃくたちは、1かいゆびらした。


 いちれんながれが3かいつづいた。


マオ

「( な…ながいっ!!

   なんさいかぎって、3かいじゃないんだよっ!!

   なんかいつづけるだよ!!

   はやわらせろ〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!! )」


 うでつづけて、かみぶくろじょうにシャカシャカしつづけているマオのうでげんかいらしい。


 こころなかでマオは、セロフィートをめまくっていた。


 そんなマオのしんきょうろうともしないセロフィートはかんきゃくたちしかていない。


 ────そして、ようやさいの1かいだ。


 5かいゆびパッチンがわると、マオがずっとじょうつづけていたかみぶくろをセロフィートがよこからる。


 マオはようやく、ながつづいたシャカシャカからかいほうされた。


 マオはいまにもりそうなりょううでかたほうずつ、ほぐはじめた。


 かみぶくろったセロフィートはというと、げていたぶんしたからうえへクルクルともどすと、かみぶくろくちけた。


 かみぶくろくちいたたんかみぶくろからたいりょうはなびらいきおした。


 いっしゅるいはなひらではなく、さま(ざま)しゅるいはなびらかぜあおられてちゅうっている。


 ついさっきまでたしかに “ ゴミ ” しかはいってなかったはずかみぶくろから、こんなにもたいりょうはなびらはいはずがない。


 げんじつてきかんえても、ハンドクリームのようれていたりのかみぶくろなかようとしてもである。


 ここかぜり、ちゅううつくしいはなぶきしばらつづいた。


 ふんすいこうえんだれかれもがうつくしいはなぶきれていた。


 はなびらかみぶくろからしている。


 かみぶくろまる(テー)だい(ブル)うえかれているわけではなく、かんきゃくたちえるようにとセロフィートがりょうっている。


 かみぶくろしっかっているりょうふさがっているセロフィートには、かみぶくろなかたいりょうはなびられるなどのうであることだれがどうてもあきらかだ。


 いったいぜんたい、どのようほうほう使つかってかみぶくろなかたいりょうはなびらじゅうしているのだろうか??


 かみぶくろそこにもよこゆうにもあならしいものはいていない。


 じょしゅとしてこま使づかいにしているマオがいきょうりょくしゃかにひそんでるのだろうか??


 はなびらだけではなく、なかはいっていたはずのゴミはいったいえてしまったのだろう??


 そもそも、ゴミはえてしまったのだろうか??


マオ

「 ──すごっ…!!

 ( まではなびらつづけるんだよ?

   それに──まではなぶきつづくんだ?? )」


 マオはかおげて、いまだにちゅうっているはなぶきれる。


マオ

「( …………れいだ…。

   れいぎる……。

   かぜって…ほんものだよな??

   …………『 ほんものかぜ 』ってなんだよ… )」


セロフィート

それではへんで、おひらきにしましょう 」


 セロフィートはかんきゃくたちに、そうすとかんきゃくたちほんとうざんねんそうなかおでセロフィートをめる。


 かんきゃくぜんいんひとみは、だいきなしゅじゅんいまにもてられるすんぜんろうけんようかなしそうなひとみでセロフィートをげている。


マオ

「( セロのじなが…もっとたいのかな? )」


セロフィート

「 すみません、みなさん。

  そろそろいえもどらなければいけません。

  ですね、じょしゅさん 」


マオ

「 ……え?

  あ…あぁ……そうだな…。

  こうえんかたけもしないといけないしな… 」


セロフィート

こうえんかたけはじょしゅさんにおねがいします 」

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