♥ 2.居間 / 外出準備
──*──*──*── 居間
朝食にマオの手作りサンドイッチとブロッコリーのポタージュスープを食べたセロフィートは満足気だった。
フルーツサンドが余程気に入ったのか、マオが後片付けをしている間にセロフィートはフルーツサンドを大量に作った。
どうやら支払いに行く所へ持って行く為の細やかな手土産のつもりらしい。
手土産にセロフィートの手作りフルーツサンドが貰える人達は幸運だ。
セロフィートは居間にあるテーブルの上に置いた箱を手提げ袋の中に入れている最中だ。
箱の中には食べ易い大きさにカットされたフルーツサンドが入っている。
マオ
「 其にしたって沢山作ったよな〜〜。
持って歩くの大変じゃないのか? 」
セロフィート
「 マオが持ってくれるでしょう? 」
マオ
「 マジですか?!
オレが持つのかよ! 」
セロフィート
「 マオは腕力ありますし。
頼りにしてます♪ 」
マオ
「 〜〜〜〜っ(////)
わ、分かったよ!
仕方無いから持ってやるよ!(////)」
セロフィート
「 有り難う、マオ。
助かります 」
マオ
「 ──おっ…大船に乗ったつもりで任せろよな!(////)」
セロフィート
「 は〜〜〜い♪ 」
全ての箱を手提げ袋に入れ終えたセロフィートは、マオと共に3つの手提げ袋を廊下へ運んだ。
マオ
「 えぇと…手提げ袋には何箱入ってるんだ? 」
セロフィート
「 20箱です 」
マオ
「 ん〜〜じゃあ、全部で60箱か…。
そんなに渡す相手が居るのか? 」
セロフィート
「 サクラが40名居ますし 」
マオ
「 そうでした……。
1人に1万Qも支払うんだったよな?
其にセロの手作りフルーツサンドが付くなんて、贅沢過ぎる気がするんですけど!! 」
セロフィート
「 後払いにしてもらってますし。
御詫びと御礼を兼ねた細やかな気持ちです 」
マオ
「 其はいいんだけどさ…… 」
セロフィート
「 マオ、そろそろ出ましょう 」
マオ
「 そうだな。
今日は暑くなりそうだしな〜。
涼しい内に済ませちゃおう! 」
ルームシューズを脱ぎ、プライベートで履くブーツに履き替えたマオは、手提げ袋を2つ持った。
同じくブーツに履き替えたセロフィートは手提げ袋を1つ持つ。
マオ
「 マーフィの履かなくなったブーツのサイズは大丈夫か? 」
セロフィート
「 はい。
ちゃんと足に合ってます 」
マオ
「 なら良かった。
ちゃんと手入れしといて良かったよ。
セロが履くと高級ブーツに見えるよな!
まぁ、マーフィのブーツは何れも安物じゃないけど… 」
セロフィート
「 マオの手入れの仕方が上手だからです 」
マオ
「 そんな事ないよ(////)
マーフィはブーツの手入れには疎くて拘りなんてないけどさ、ラオインダが煩いんだよな〜。
ブーツの手入れの仕方から磨き方迄仕込まれちゃったよ… 」
セロフィート
「 ラオインダさんのお蔭ですね 」
マオ
「 アハハ、そうなるな! 」
ドアを開けて玄関を出たマオは、セロフィートが出たのを確認してからドア閉め、鍵を掛けた。
マオ
「 じゃあ、行こう! 」
マオとセロフィートは《 商店街 》を目指して《 住宅街 》の中を歩き出した。




