♥ 1.帰路 3 / 掃除します
マオ
「 あ…彼のさ、セロ…… 」
セロフィート
「 どうしました?
マオ? 」
マオ
「 風呂掃除の事だけどさ… 」
セロフィート
「 心配です? 」
マオ
「 え?! 」
セロフィート
「 安心してください、マオ。
こう見えても、ある程度の掃除は心得てます 」
マオ
「 そうなのか?! 」
セロフィート
「 はい♪
伊達に独り身生活を満喫してません。
大船に乗ってください 」
マオ
「 セロ……。
全然生活力無さそうに見えるのに…。
家事とか出来たのかよ? 」
セロフィート
「 出来なければ、独り旅は大変です 」
マオ
「 そう…なんだ? 」
セロフィート
「 故郷では独り暮しでしたし、大抵の事は出来ます。
しないだけです 」
マオ
「 そ、そうなんだ??
しないだけ……かよ… 」
セロフィート
「 はい♪
安心して、ワタシに任せてください 」
マオ
「 ……うん。
分かったよ。
セロに任せるよ 」
セロフィート
「 はい♪ 」
セロフィートの笑顔を見たマオの胸は、ドックンと高鳴った。
マオ
「( ………………オレ…セロの事…信じられないみたいだ…。
不安しかないんだけどっ!! )」
マオは心の中で、頭を両手で抱えるのだった。




