♥ 1.帰路 2 / 男は~いろい~ろ♪
マオ
「 あ〜〜〜…折角だし、風呂に入るか?
直ぐ沸かせば、17時には入れるからさ 」
セロフィート
「 有り難う、マオ。
マオは入ります? 」
マオ
「 オレ?
沸かすなら入るよ。
時間は遅くなるけどな 」
セロフィート
「 折角ですし、一緒に入りません? 」
マオ
「 へ? 」
セロフィート
「 お風呂です。
浴室も浴槽も広いですし。
2人で入っても余裕ありますし。
どうです? 」
マオ
「 ば…馬鹿言うなっての(////)
確かに浴室も浴槽も広いよ。
何せ大人が4人が余裕で入れる様に考えて作ったらしいからな〜〜。
だからってな、一緒には入らないぞ! 」
セロフィート
「 マーフィとは入るのに…ワタシとは入ってくれません? 」
マオ
「 誤解される様な紛らわしい言い方すんなっ!(////)
マーフィと入ってたのは9歳迄だからな!
其以降は1人で入ってたからっ!!
其にだ、大人はな、風呂に1人で入るもんなんだ! 」
セロフィート
「 1度で良いです。
“ 洗いっこ ” してみたいです。
ワタシの我が儘に付き合ってくれません? 」
マオ
「 誰が付き合うか!(////)
“ 洗いっこ ” なんて子供のする事だぞ!!(////)」
セロフィート
「 ………………残念です… 」
マオ
「 ……………………セロはさ…恥ずかしくないのかよ? 」
セロフィート
「 はい?
恥ずかしい…です? 」
マオ
「 そうだよ!
他人に自分の裸を見られるんだぞ。
恥ずかしいだろ!! 」
セロフィート
「 はて?
そういうものです? 」
マオ
「 『 そういうもの 』って……。
彼のさ…セロは思わないのかよ? 」
セロフィート
「 誰かと入った事ありませんし 」
マオ
「 そ…そうなんだ?
ふ、ふ〜ん…そっか(////)
…………じゃ、じゃあ…分かんないかも…だよな?(////)」
セロフィート
「 マオは恥ずかしいです? 」
マオ
「 当たり前だろ!
言っとくけどな “ 男同士なんだから平気だろ ” ってのはなしだからな!
世の中には色んな男が居るんだよ。
女装好きな男とか、化粧好きな男とか、可愛い物好きな男とか、男が好きな男とか、幼女が好きな男とか、老婆が好きな男とか…居るんだよ。
だからさ、男同士で風呂に入る事に抵抗を持つ男だって……多くはないけど確かに居るんだよ 」
セロフィート
「 ははぁ…。
マオは其の少数の中に入ると… 」
マオ
「 そゆことだ。
だから、オレはセロとも入らないし、洗いっこもしないんだ! 」
セロフィート
「 …………残念です 」
マオ
「 …………しょうがないだろ?
抵抗あるんだから。
無理して克服する気もないしな 」
セロフィート
「 努力しません? 」
マオ
「 しないよ!
誰がするか!
誰が付き合うか!(////)
嫌なもんは嫌なんだよ。
オレは全力で、入浴に関しては逃げる!! 」
セロフィート
「 困った子です 」
マオ
「 ちょっ……そんな “ 仕方のない子ですね… ” みたいな目で見んな! 」
セロフィート
「 はいはい 」
マオ
「 ──たく…。
セロが風呂に入ってる間にオレは夕食を作ってるから、ゆっくり入ってろよな 」
セロフィート
「 分かりました。
では浴室の掃除と浴槽の水張はワタシがします 」
マオ
「 へ?
いや、いいよ!
セロは、そんなのしなくていいから!
オレがするから居間で休んで待ってろよ 」
セロフィート
「 二手に分かれて準備した方が早いです 」
マオ
「 そりゃ…そうだけど… 」
セロフィート
「 ワタシが浴室と浴槽を担当すれば、マオは火付けに専念出来ます。
違います? 」
マオ
「 違わないけど…… 」
セロフィート
「 其ならワタシにも手伝わせてください。
マオ、どうか遠慮しないでください 」
マオ
「 セロ…… 」
セロフィート
「 お願いします。
マオ 」
マオ
「 ……わ、分かったよ(////)
そんなにしたいのかよ……。
其処迄言うなら頼むよ…。
有り難な、セロ(////)」
セロフィート
「 はい♪
任せてください 」
マオ
「 お、おう…。
( …………どうしよ…。
雰囲気に流れてセロに頼んじゃったけど~~~!!
大丈夫なのかよ??
セロの奴…風呂掃除なんて出来んのか??
抑…風呂掃除をした事あるのか??
不安だなぁ…。
本人はヤル気満々みたいだけどさ…… )」
丸台を持ち歩きながらマオは不安を抱いていた。
浴室の掃除を任されたセロフィートは嬉しそうだ。
マオ
「( この…目の前のセロが……、両腕を袖捲りして、両足も袖捲りして、スポンジを持って浴室の掃除をすんのかよ…。
…………そんな姿…見たくないし、想像したくないよな…。
超絶美男子が掃除なんて…やっぱ…… )」
マオは頭を左右に振るとセロフィートを見上げた。




